353話 借金があった様である、留学は無しにしたいところだな
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建てているな。建てているのである。まあいつも通りだ。私としてはどちらでも良いのだが、早いことは良いことである。早いに越したことは無いのである。
内政は順調だぞ。錬金術師も足りているしな。数が揃うようになってきているのである。錬金術師は多い方が良い。何でも屋だからな。何をやらせても良いのである。
本当に何でも出来るのだよ。出来ないことを探す方が大変なのである。流石に魔道具は作れないとは思うが、割と万能なのである。
何でも屋というよりは、素材屋と言った方が正しいのかもしれんがな。錬金術は素材を素材に変えることに特化していると言っても良いのかもしれない。
流石に金属は作れないであろうがな。……作れないよな? その辺は知らんのである。金属が作れれば色々と違うのだがな。無いものを作るのは流石に無理であろう?
鉄くらいであれば作れる可能性があるが。血液には鉄分が含まれているのである。血を大量に集めれば鉄が出来るのか? 何故か出来る気がするな。
別に鉄は要らんのだがな。ミスリルやオリハルコンは欲しいとは思うが、鉄は既に沢山あるのである。もう当分買わなくても良い位はあるのである。
銅も銀も金も余り気味と言えばその通りなのだがな。白金とミスリルとオリハルコンは足りているのか少し怪しい所ではあるのだがな。
白金の方はもう少し入手したいところではあるのだがな。宝飾品に使うからな。ミスリルと合金にするのもそうなのだが、宝飾品によく使うのである。
銀も金も使うのだが、白金は特にだな。価値が高いというのはその通りだからな。手頃なものは銀を使うのだが、銅は魔道具くらいにしか使わんな。
銅で宝飾品を作ることは無いのである。銅は映えないのである。色味が地味なのだよ。それにすぐに色が変わるのである。銀よりも変わりやすいからな。
金はもう少し使うのである。白金のベースに鏤めたりもしているのである。金は流石に映える。金だからな。見た目では白金以上である。
ちなみに私の城の装飾品は白金である。理由は知らん。おまかせでしていたらそうなった。よく解らんが、上品に見えるためだそうだ。よく解らんがな。
ただまあ何となくだが、言わんとしていることは解らんでもないのだが。銅だと少々安っぽいだろう? そんなイメージがあるのだがな。
銀でも良いのだが、メンテナンスが大変になるのである。手入れに手間がかかるのはよろしくない。人件費がかかるのはよろしくない。悪魔な訳だが。
金だと成金のイメージが付きまとう上に、煌びやか過ぎて居心地が悪い。全ての装飾を金にするのはやり過ぎな気がするのである。
白金だとどうなるのかという事なのだが、手入れはしなくてはならんな。銀よりは楽だが。磨きの作業もそこまで必要ないな。偶にで良いのである。
金よりは趣味が良い様に見えるのである。見えるだけで高いのだがな。……私は知らなかったのだが、借金で作っていたようである。クレールが勝手にしていたことなのだがな。
ふと思った時に聞いてみたのだよ。そういえば内装の費用は足りたのかと。全然足りてはいなかったそうだ。私には借金があったそうなのだよ。
将来的に回収する見込みだったのだそうだ。なんでも飛竜を狩って貰えれば足りると思っていたそうだ。まあそうだろうな。足りるだろうが、そうか。
知らず知らずの内に借金を作っていたのだそうだ。悪魔的にはそれで良いのかと言ったのだが、嘘は付いていないですよとの事。確かに嘘は付いていないがな。
まあ細かいことは気にするなという事だな。知らないうちに返していたのである。返済が終わっているのであればとやかく言うまい。終わっていなければすぐにでも飛竜を狩ってこなければならない所だったのだがな。
借金は嫌いである。響きが悪いのである。クレールは投資のつもりだったと言っているがな。投資と言えば聞こえはいいかもしれないが、私にしてみればただの借金である。
借金はな。言い方を変えても嫌である。ローンが返せないのである。奨学金という名の借金を背負う事になるのである。自由になるのはいつの日か。今は自由の身ではあるが。
学業に金がかかるのは解るのである。解るのであるが、将来を担う若者に借金を背負わせてまで必要なのかという所である。教育は無償でも良いだろうに。
利益を出したい私立は別だぞ。流石にそこまで金を出せとは言わんのである。公共でやる分については無償でも良いだろうに。国内の人間に対してはな。
留学はまた別だろう。国外の人間を教育するのに何故金を出さないといけないのか。金を貰う立場であろうに。その辺は考えても良いだろうがな。
まあ我が国で留学生を受け入れることは無いだろうがな。良くて初等教育までである。中等教育以上になってくると魔道具に関しても知識を与える羽目になるのである。
留学は無しだ。受け入れても碌な事にならんのだよ。危険な芽は摘んでおくに限るな。まあまずは国として承認されなければならないがな。
基本的には敵対する可能性のある国に対して教育をすることは無いのである。そんな申し出などは無いとは思うがな。あっても困るだけなのである。無いという事にしておいてくれ。
人間のごたごたに巻き込むのは止めて欲しいのである。なるべくならば関わりたくは無いのである。巻き込んでくれるなよ。そんなことは無いとは思うが。
もう少し、文明人をしているのであれば、戦争なんぞは起こさんだろう。適度に戦争をする国が文明的であるのかというのには疑問が残る。私的には無しだな。文明人を名乗るのであれば、争いごとは最低限にして欲しいものである。




