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転生したら龍でした。成龍したので自分の城を作ります。  作者: ルケア


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341話 魔道具工房が始まる、商人には魔道具は売らんぞ

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 漸くだが、魔道具工房が動き出したぞ。技術は魔界の物だがな。ある程度は仕方なかろう。魔界の方が進んでいるのだからな。この10年で追いつけという方が無理である。


 しっかりと技術者を呼んで教えて貰ったのである。とりあえずは空気中の魔力を取り込む装置と魔導コンロの作り方、動力の作り方を教わったのである。それ以上の物は開発していかなければならない。


 仕方がなかろう。それ以上を教えて貰うには色々と時間の制約もあったし、核心的な技術を教えて貰う訳にはいかないからな。一先ずはこれで十分である。


 魔道具が作れるという事は、魔導コンロを一々買わなくても良いという事である。住宅には必須の物だからな。それを自前で作れるというのは大きなことである。


 性能や安定性に合格を貰ったからな。これで一先ずは大丈夫だろう。が、購入はしないといけないのだろうな。保守や点検もしないといけないからな。使えなくなりましたという事もあるのである。


 買ったものが未来永劫使えるとは思っていないのだよ。実際に年に数百では利かない程にメンテナンスを申し込まれているのである。今は役所で対応しているが、それを魔道具工房に一任できるだけでも全然違うのだよ。


 暫くは外注が減りはするが、無くならんだろうがな。魔道具師の人数がそれほど居ないのである。数は増やしたいところではあるんだが、中々な。中等教育を終わったものでないといけないのである。


 中等教育で魔道具を作る基礎の基礎を教えるんだからな。当然と言えば当然なんだが。なんにしても人材がまだまだ足らん。本格的に始動するには時間がかかるのである。


 漸く動き出したという事は評価の対象にはなるが、それでもまだまだなのである。今後の活躍に期待をするのである。とりあえず100年間は試験運用と考えても良いのである。


 そのころになれば、大型の農業魔道具のメンテナンスも出来て居よう。その位の技術力は着けて欲しいものである。難しいかもしれんが、頑張って欲しい所なのだよ。


 強制的に魔道具師にしてしまえば良いのだろうが、そういう訳にはいかんからな。一応は自由意志で働く先を選んでもらっているのである。中等教育を施したからと言って、必ず魔道具師に成れとは言えんのだよ。そんな事をしては駄目だろう?


 一応独裁ではあるのだが、自由意志で働いて貰わねば困るのだよ。人形では困るのである。何かと考えて動いてもらいたいものである。そこまで強制はしないのである。


 ただ、錬金術師には錬金術師になってくれとお願いはするのである。あれには才能が必要だからな。錬金術師は仕方がないのである。なり手にはなって貰わないと困ってしまうのである。


 その分待遇は悪くないはずなのである。仕方がなかろう? 錬金術師になれる者は決まっているのだからな。限られた人間しか出来んのだよ。それは悪魔も同じではあるが。


 そんな訳でだな。中等教育も動き出してはいるし、魔道具工房も動き出したのである。まずは既存の魔道具の保守からお願いしたいところである。


 自力で作るのもやって欲しいがまずは保守だな。それくらいの件数は魔道具に不具合が出ているのである。当然だろう。何百年使っていると思っているのか。その位使っていれば壊れるのも当然の事なのだよ。永遠の物など無いのだからな。


 さて、中の事はこんな所だな。大きな変化はあったが、始まるにはしばらくの時間が必要なのである。それにこれらを外の商人に渡すことは無いのである。


 外の商人に渡すわけが無かろう? 当然だが、自国内だけで使用するのである。外に出すなどはしないのである。絶対に売れるのだろうが、技術の漏洩が始まるのである。


 そんなもの、解体されてリバースエンジニアリングされるのが目に見えているのである。外には技術は漏らさんよ。当然ながら魔道具を売ることは無いのである。


 我が国が欲しいものは増えたがな。オリハルコンが欲しいのである。どうしてもオリハルコンは必要なのだよ。魔道具故致し方ない所ではあるんだが、オリハルコンの消費が激しくなるだろうな。


 幸いにも、ラフィエット王国の商人とリゴドリベロ王国の商人とアンベマリノ王国の商人が持ってきてくれているからな。足りないという事は無いだろうが、オリハルコンは思った以上に使うぞ。


 買取価格は弄りたくないところではあるが、最悪外よりも高く買わないといけなくなるだろうな。それは仕方のないことではあるが。オリハルコンが必ず必要だからな。


 買いたいとは匂わすが、必要だとは匂わさん様にしなくてはならないのが難しいがな。オリハルコンで何かを作れるという事は秘匿しておきたい所ではあるからな。


 ただ、商人からもオリハルコンの必要性を感じる様な噂は聞かんのである。ブロンリック王国が上手く情報統制をしているのか、どうなのかは解らんところなのだが、漏れて来ては居ない。


 こういうものは直ぐにバレると思ったのだがな。意外とバレないものなのか? 諜報が甘すぎる気がするのだが、気のせいでは無いと思うのだが。もっとガンガンとスパイを送り込んでも良い筈なのだが。兵器の匂いをさせていないのか?


 ジルバルク王国を落としたカラクリを調べるのは必須の事だとは思うのだがな。生産を限定しているわけでもないだろうしな。限定しているのならもう暫くはジルバルク王国が生きていただろう。


 解らんな。商人だけが情報を持っていない可能性もある以上は、判断がつかん。スパイ活動は行っていると見ても良いだろう。既に漏れ出ていると考えた方が良さそうではある。


 まあ我が国には関係が無いことではあるのだがな。外の状況に寄っては色々と考えないといけないところがあるからな。なるべくなら状況が動かん方が楽でいいのだがな。

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