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転生したら龍でした。成龍したので自分の城を作ります。  作者: ルケア


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321話 外貨獲得は順調、大型農業用魔道具の導入

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 ふむ、また10年程経ったか。時間の経つのは早いな。特に何事もないとな。イベントが沢山あれば時間は遅く進むのである。体感は短く感じることもあるだろうがな。


 外はいたって平和である。何かがあるわけでも無し。戦争が無いのが一番の事項であるな。好戦的な国も大人しくしているのである。今だけなのかもしれないがな。


 戦争が無いことは良いことだな。簡単に戦争を起こされても困るのだよ。商人の動きが止まってしまうからな。別にどちらでも良いのだがな。できうる限り止まらん方が良いのだよ。


 外貨の獲得の手段としか思っておらん。それも必要だかよく解らん外貨だがな。使いどころが無いのだよ。地界の通貨などはまず使わんからな。貰うばかりである。


 今熱いのはガラスの製品だ。大商人1人につき1つしか売ってはおらんが、大金にも関わらず、即金で買っていく。それほどまでに珍しい物として認知されたようである。狙い通りだな。


 今はまだ数は出せんが、そのうち数量を増やしていくのである。多少は我慢の時なのだよ。そのうちガラス細工の方も出していくからな。細工の方はもっと値段を吊り上げるとクレールが言っていたが、いくら毟り取る気なのだろうな。


 その他も順調に売れていっている。砂糖もまだまだ売れているし、蜜も出ていっている。石鹸はそこまでだが、石鹸は別に構わんのである。風呂屋で割と多く使うのだよ。洗濯にも使えるしな。


 石鹸は便利だとは思うのだがな。そこまで売れんのだ。高いのは高いが、今更安くするのもな。大分ぼったくり価格であるのは拭えんが。原価を知らなければそんなもんである。


 砂糖も売れていっているのだよ。まだ飽和しないのかとも思うのだがな。流石にもうそろそろ飽和するであろう。そうでなければ貴族が砂糖漬けの毎日を送っていることになる。


 流石にそこまでは砂糖を使わんだろう。料理に使うのにも限界はある。その限界ラインはそろそろだろうと思うのだがな。売れるから売るのだがな。砂糖はそんなに使うのだろうか。


 後は宝石細工だな。こっちも堅調に売れているのだが、これも飽和しないのかと思う訳である。まあ気持ちは解らんでもないがな。新しいものが欲しいのはその通りであろうしな。


 人が変われば好みも変わる。どの宝飾品が好みか。商人も幾らか抱え込んでおかねばならんからな。売れる売れないは持っていってみないと解らんのだよ。


 宝飾品が売れるのはまあ解るのである。誰に売れるのかも大体わかるのである。ガラス細工もそろそろ増産したいのだがな。スピネルが出なければいいのだが、出てしまっているからな。


 出てしまっている物は仕方がない。魔界に輸出をするのである。地界の宝飾品に使うのはもったいないのである。地界の宝石は錬金術で作ったもので十分である。


 錬金術師も増えているからな。かなり増えたのである。100人は超えたのではないか? それだけいても仕事が沢山なのだろうが。仕方が無いな。便利屋みたいなものだからな。


 さて、内政であるが、順調も順調である。変わってきたのは農業関係位だな。漸くだが、大型の農業魔道具が届き始めたのである。これがあるだけで効率は全然変わってくるのである。


 現に農地の広さが5割は増した。まだ来て直ぐの段階でである。まだまだ導入する予定でいるのである。まだまだ農地は増えるのだよ。土地自体は余っているのである。


 そうなのだよ。今までは土地を余らせていたのだよ。全体の6割を農地に当て込んでいるのだが、そのうちの3割くらいしか使っていなかったのである。使えなかったというべきか。


 鍬では限界があるのだよ。小型の耕運機があるとは言え、みんなに行きわたるほどの数は無く。あくまでも中古品を買いあさっていたのだよ。それが一気に大型の魔道具の導入である。


 農地が増えない訳がない。ガンガンと増やしていっているぞ。魔道具も随時投入していく予定である。魔界の分は確保できたのである。後は我が国の分を作ってもらうだけである。


 怖いのは事故だな。小型の魔道具でさえ事故があったのだ。大型の魔道具となると事故が増えるだろうな。そればかりは仕方が無いのである。事故を無くすことはできないのである。


 出来るだけ事故をしないように徹底して教え込むのだが、使い慣れてきた頃が、一番の事故率を誇るのがこういうものである。何とか教育はするが、限界があるのである。


 それに人の話を聞かない人間が一定数居るのである。近づくなと言っても近づく馬鹿は絶対に出てしまう。それはどうにもしようが無いのだよ。


 そんな訳で農業の効率はぐんと上がった。今後は余っている面積を無しにするほどに農業を行っていくのである。刈り取り用の魔道具も追加で購入するのである。麦や綿花ならばそれで刈り取りが可能だからな。芋も掘れる魔道具があれば良いのだがな。


 芋は今のところは手作業である。結構な面積を作っているが、手作業なのだよ。困ったことに魔界でも手作業だという。ならばどうしようも無いのである。


 野菜の収穫も基本的には手作業である。ベリアルもそうだな。根っこを使わなければ刈り取り機でがっつりと刈ってしまえば良いのだが、ベリアル醤を作るからな。仕方が無いのである。


 皆、何事も楽をしようと考えるものである。出来ないのであれば仕方が無いのだよ。アンドロイドがあるわけでも無し。高度なAIがあるわけでもない。仕方のないことなのだよ。


 今後の発展に期待である。我が国でも導入したいし、実験農場が欲しいのであれば貸し出すのである。色々とやりたいのは解るからな。考えてくれる人には感謝しかないのである。


 私では思いつかない物も沢山あるからな。今急いでほしいものは、芋の自動収穫機である。作れるのであれば作ってくれ。ベリアルは半分諦めているが、芋くらいは何とかならんかと思うのである。

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