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転生したら龍でした。成龍したので自分の城を作ります。  作者: ルケア


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293話 オリハルコンの利用を考え始める、また戦争が始まる

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 建てているが。公園の敷地が少し狭くなったような気がしないでもないが、仕方が無いな。空いたところを公園にしているからな。子供が遊ぶところは確保するのである。


 そんな事で商人の話だな。何か面白い話は無いかと毎度毎度商人から情報収集を行っているのだが、ブロンリック王国で面白い動きが出てきているようだな。


 ついにオリハルコンを使って何かできないかと考え始めたようだな。漸くかと思ったわけだが。何やらオリハルコンを集めているようである。何を作るのかは大体決まっているのだが。


 武器を作ろうとしているのである。……魔道具では無いそうだ。若干残念だが、オリハルコンで武器は無謀ではないかと思うのだがな。大鎚であれば少量混ぜるだけでもかなりの威力を発揮するだろうが、かなり重くなるが、大丈夫なのだろうか。


 というのも、ブロンリック王国の仮想敵国が完全にジルバルク王国に向いてしまったのである。今の所、他とは戦争をしていないのと、ジルバルク王国が強くなると面倒だからだな。


 ただでさえ、装備の面では負けているのである。戦略的に考えると、攻める際の武器が欲しいわけなのだが、それが、オリハルコンを使った大鎚という事だな。


 オリハルコンはとてつもなく重い。何と混ぜようが重いのは重いのである。ではその重さを武器として何かできないかと考えているようである。


 今のところは大鎚をどうにかして重いが、取り回しの良いサイズにならないかと言うのを検討しているところである。まあ可能性としては有りだとは思うが、大鎚は鉄でもいいとは思うのだがな。


 というか、武器は別に鉄でも良いのである。最悪は丸太でも良いのである。衝撃さえ与えられれば死ぬのだからな。だから破城追の様な物があれば良いと思うのだがな。


 大人5人ほどで振り回す様な破城追があれば、流石に死ぬと思われる。攻めにも使えるであろうし、色んな事にも使えるのである。拠点攻めにも使えるしな。


 数で押せば何とかなる気がしている。別にオリハルコンを使う必要は全く無いとは思うが、それが魔道具化してくれれば面白いのだがな。オリハルコンなのだから魔道具になって欲しい所である。


 対ジルバルクで一番のネックが装備だからな。そこを攻略できるような魔道具があれば良いのだが、投げた相手に強い衝撃を与える様な魔道具が開発されないだろうか。それならば使える様な気がするのであるが、どうだろうなあ。


 投擲物は良いと思うのだがな。投げるには楽に、当たった時の威力が凄まじい様に何かしら出来ん物か。対白金ミスリル合金であるのだから衝撃系統の魔道具武器であれば良いのだからな。


 後は音か。音の攻撃も効きそうではある。耳がやられては体のバランスが崩れるからな。鎧がある分、重いのだから、バランスを崩すという点で音による攻撃もいいかもしれん。


 別に可聴域の音でなくても良いのだからな。三半規管を攻撃するような何かがあれば十分に戦えるのである。そんな魔道具が作れるのかどうかは解らんが。


 だが、漸くとオリハルコンを活用しようとし始めたわけだな。良い傾向である。そのまま魔道具開発に進めば良いのだがな。まだまだ無理だろうとは思うが、切っ掛けは出来たと思っていい。


 まずは何かをしようとしなければ始まらんからな。どんな結論に辿り着くのかは解らんが、楽しみが増えたのである。魔道具に繋がらなくともそれはそれである。聞いているだけで楽しいからな。


 最初に手掛けるのはオリハルコンの採掘場所である、5か所。……いや、ベリエファーブルは無視して良いのだが、その辺りだと思っていたからな。ブロンリック王国とは予想外である。


『カルネラ様、お時間をよろしいでしょうか?』


『クレールか。定期報告だな。何かあったか?』


『そうですね。ベリエファーブル王国が動き始めました。近々アンベマリノ王国を攻めると思われます。1年以内には攻めると思います』


『またか。あそこは変わらんな。どうすればそういう結論に辿り着くのか。そして、また賠償金を取られるのであろう? そこまでが流れだな』


『そうですね。アンベマリノ王国も弱いわけではありませんし、そうなるかと』


『全く持って意味が解らんな。攻める意味は全くと言って良いほど無いだろうに』


『結局はお金なんじゃないですか? 学習能力が欠如していますが』


『ううむ。負ける未来しか見えんのである。国力が違いすぎるのである。アンベマリノ王国側も初めは押されるかもしれんが、そのうち巻き返されるのである』


『でしょうね。小さくなったとはいえ、ベリエファーブル王国の倍はありますし、何とでもなるのではないかと思いますね。賠償金を取られてまた何か揉めるのでは無いですか?』


『であろうな。そして暫くしたらジュベクローゼ王国に攻め入るのであろう? そこまでの行動が読めてしまうぞ。今度はジュベクローゼ王国も本気で亡ぼしにかかるのではないか?』


『その可能性は大いにあり得るでしょうね。流石にアンベマリノ王国との共同戦線を張るでしょうが。1国で潰すのには労力が掛かり過ぎますからね』


『であろうな。小国が潰れるのは勝手なのだが、何とかならんものかな』


『何ともならないからこういう状況なんだろうと思いますよ』


 大馬鹿者がまた戦争を始めるようである。一度死なないと解らんのではないか? 死んでも治らん場合が多々あるとは思うがな。馬鹿は死んでも治らんとも言うしな。


 まあ遠くの事である。我が国には被害は無いだろうからな。その辺は別に心配をしておらん。遠くでやる分には勝手にやっていてくれればよい。別にアンベマリノ王国が亡ぼしても良いのだぞ?


 戦力的には不可能では無い筈だな。多大な労力がかかるのだがな。それに見合ったものが得られるのかと言えば、得られんからな。迷惑をかけてくる国が減るのはメリットだが。


 何にしても、また戦争である。少しは大人しくしておれんのか。もう少し、利口であればな。あの国は大馬鹿者しか居ないからな。はてさて、どうなることやらだ。

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