230話 外は中々に激戦だぞ、領土獲得にだがな
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建築はいいぞ。色んな事を学べるからな。まあ大半は住宅な訳だがな。それでもいずれ使うのだよ。必要になってから建てていては遅いのである。増える見込みで作っておくのだよ。
まあ地下は何も問題が無いのである。内政は順調だからな。順調でないと困るわけだが。今のところは困っていないのである。特に言わなければならないことは無いな。
となると外の状況である。そとはまあ忙しそうではある。クレールによると凡そ開拓が容易なところは入植が済んだという話である。外も順調であるな。
それに伴い、ブロンリック王国とジュベクローゼ王国の国境線が繋がったそうだ。大分奥まで入ったな。アンベマリノ王国との国境もあるからその地点に3国が交わる点が出来たという事だな。
という事はだな。アンベマリノ王国の拡張はこれでお終いという訳だな。ブロンリック王国とジュベクローゼ王国の国境に閉ざされたからな。アンベマリノ王国は領土を広げては居なかったが。内側の領土を埋めていただけである。
ブロンリック王国とジュベクローゼ王国の領土獲得競争は6:4でブロンリック王国が有利だそうだ。予想を上回る勢いでジュベクローゼ王国が伸びてきているな。中々に面白い国境になるかもしれん。
残りは開拓困難地域のみが残っている状態だ。そこがラフィエット王国との国境線だな。どちらがどれだけ取るのかであるが、勢い的にはどちらとも収まる気配は無いそうだ。
であれば、そのまままっすぐ国境線が引かれるという事になるのだが、そうするとジュベクローゼ王国とラフィエット王国が山脈以外で接することとなる。
これがどういう結果になるというのかだな。ジュベクローゼ王国がどのような国なのかは解らんが、ラフィエット王国は戦争早い国な様な気がしてならない。争いが起こらんと良いがな。
まあ流石に出会った瞬間に戦争とはならんだろう。外交がこじれなければな。穏便に済ませて欲しいものだ。どうなるのかは解らんが、1つ、懸念事項が増えた気がする。
そして、開拓困難地域だが、ブロンリック王国がラフィエット王国と国境を接するところまで開拓を終わらせた。まあまだ開拓だけなのだがな。それでもこっち側も国境は確定した。
ブロンリック王国としては大変ではあるな。同時に2か国と国境を新たに接したのだから。今まではジルバルク王国とアンベマリノ王国との国境しか無かったからな。
国境が伸びるという事は、それだけ防衛に割かなければならない人員も増えるという事でもある。領土が増えた。それは喜ばしいことではあるが、防衛するところも増えたのである。
軍拡が必要だな。装備も必要だな。元アンベマリノ王国が持っていた鉱山はアンベマリノ王国が吸収したからな。今取り合っている土地は基本的に農業しか出来ない土地である。
農業が出来れば十分なのだがな。ただ、資源の入手先が中々に肝となってくるからな。鉱山は抑えたかったのではないかと思う訳だ。まあ土地だけでも美味しいとは思うがな。
何よりも飛竜山脈の麓は抑えたのだからな。後は冒険者次第ではあるが、飛竜の装備で軍隊を固めるかどうかであるな。そこまでの飛竜を狩れるのかという問題はあるが。
長い目で見れば飛竜山脈の麓の確保は有りだと思う。後はいい冒険者を育てるだけだからな。別に軍隊で攻略しても良いのだぞ? 飛竜は軍隊よりも少数精鋭で狩る方が良いとは思うがな。
ただまあ、軍の訓練場所の確保にもなったであろう。飛竜山脈はうってつけだぞ。今までも使っていたのかもしれんが、広範囲でできる様になったのだからな。……軍が我が国に入ってくることは無かったと思うのだがな。目的が違うからか?
まあ何でも良いがな。ともかく飛竜山脈の麓は全て開拓はし終えた。後は町としての機能を回復させていく作業に入らなければならない。それがともかく大変な作業だという事は解っている。
まずは周辺の村を充実させていかねばならん。何もかも足りていないが、まずは食糧だ。食糧が無ければ、町の人口が維持できない。最優先は村づくりであろうな。
簡単に開拓したければ、冬に燃やすのが一番良いのである。焼き畑と兼ねるのだよ。そうすれば肥えた土地を広範囲で獲得できるのである。問題は木材を燃やす事なのだがな。
木材は建材としても使うからな。まず燃やすという選択肢は取れないであろう。私のように土から建材を確保できるのであれば有効な手ではあるのだがな。
ともかく、村を置く所を広げて開拓し、家を建てて、畑を作っていかねばならんだろうな。ここまでは割と順調に来ているのだ。これからも順調であるような気がするのだが。
さしあたっての問題はジュベクローゼ王国がどのように動くかだな。ラフィエット王国との国境線を先に確定しに行くのか、ブロンリックとの領土獲得競争を激化させに行くのか。どちらの選択肢も採れるからな。
ブロンリック王国は国境を前に押し出すだけなので難しいことは考えなくとも済むのだが、ジュベクローゼ王国の動きが読めん。私であればラフィエット王国との国境線を確保しに行くがな。
国交を結べる国は多い方が良いのである。何よりもジュベクローゼ王国は沿岸国である。塩の確保が出来る訳だな。塩の入手経路が増える方がラフィエット王国にとっても都合が良かろうよ。
現在は、ラフィエット王国は塩をジルバルク王国1か国からの輸入に頼っているのである。沿岸国はもう1か国あるのだが、それがリゴドリベロ王国なのだよ。戦争相手国なのだ。
ブロンリック王国もそうなるが、ジュベクローゼ王国とも接すれば、塩の流通がジルバルク王国に依存することは無くなる。その方がラフィエット王国としても都合が良かろう。
まあ全てを見えている場所からものを言っているだけなのだがな。私に言わせれば、ラフィエット王国がリゴドリベロ王国に喧嘩を売った意味が解らんのだからな。内陸国が沿岸国に喧嘩を売るというのは、塩の輸入を止められることを意味するのだがな。
まあそんな訳でな。多少地図が変わりそうなのだよ。アンベマリノ王国が縮小、ブロンリック王国とジュベクローゼ王国が拡張するのである。今後どうなるのかは全くわからんが、とりあえず、平和であって欲しいものだな。




