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転生したら龍でした。成龍したので自分の城を作ります。  作者: ルケア


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210話 多分そう言う事、人間は龍には勝てんのではないか?

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 ほう、またゴブリンの反応が消えたぞ。飛竜山脈付近の反応だな。良い感じではある。冒険者が戻ってきている。というよりかは冒険者に魔物を殺させていると言った方が正しいかもしれんな。まずは掃除から始めねばな。


 入植競争も今年で5年目程か? 徐々にではあるが進んでいるな。一番早いのはブロンリック王国だが。まあ当然であろうな。動員できる人口が違うのだからな。


 もう1か国も頑張ってはいるのだがな。北側を取りに行く速度はブロンリック王国に1歩遅れてといった感じか。なかなか侮れん。伏兵が迫ってきているぞ。


 対するアンベマリノ王国は漸くと飛び地とをつなげたといった所か。こちらも十分に早いのだが、外側を取りに行く余裕があるのかといった所だな。


 ラフィエット王国は参加できていない。参加資格はあるのだが、頭の固い連中が悪いのである。暫くは様子見という事にしておこう。


 土地が余っているというのは良いことである。開拓ができるぞ。開拓を進めよ。そうすれば国土は広がるのである。……もっと内政の余地のある土地は沢山あると思うのだがな。


 それはそれ、これはこれである。ブロンリック王国にしても、まだまだ自国で開拓できる土地は沢山あるのだよ。村と村の間を街道にする意味は無いのだよ。


 林は残しておかねば木材が枯渇して大変なことになるが、それ以外の土地は開拓できるのだよ。何故に余らせているのかが解らん状態なのだ。何故だろうな。


 邪魔になる林は切ってしまって良いと思うのだがな。木材資源を確保できるだけの土地さえ確保していれば良いのである。何故に使わんのだろうな。


 まあ解らんでもないといった所か。恐らくだが、戦争をすることを見越して村の位置や町の位置を決めているのだろうと思う。


 街道が狭いほど侵攻は遅くなるであろう? 整備されている開けた土地は侵攻しやすい土地でしかない。それを避けているのだとは思う。


 なんとも人間らしい理由だとは思うがな。それだから人口が増えんのだよ。人口は増やした方が良いのである。増えれば増えるほどに良いのである。


 戦争にしたってそうだ。数は力なのだよ。質も大事ではあるのだが、まずは数だな。質を高めるのはそれからでも遅くは無いのだよ。


 人間は戦えば戦うほどに強くなる。それは模擬戦でも当てはまる。フローラに担当してもらっている冒険者育成所でもそれは顕著に表れてきている。


 1年目の冒険者見習いよりも2年目の冒険者見習い、2年目の冒険者見習いよりも3年目の冒険者見習いの方が強いのである。


 それは普通の事なのではないかとは思うかもしれない。技術の問題なのではないか、そう思うかもしれない。が、それだけでは説明がつかない程には強くなっているのだよ。


 身体能力が上がっているのだ。……歳のせいもあるだろうが、強くなっているのは確かなのだよ。それに冒険者に成った者たちも段々と強くなっていっている。


 戦闘で得られる経験値によって人間は強くなるのである。個人差はある。それは仕方のないことなのだよ。だが、確実に強くはなっているのである。


 だが、解ったこともある。人間は龍を相手にするには寿命が短すぎる。私に傷をつけられる様になるには相当な密度での鍛錬が必要になってくるだろう。


 というよりも咆哮を耐えられるまでにどのくらいの鍛錬が必要なのか分かったものではない。スタートラインはそこなのだよ。


 40年間ひたすらに死地に追いやり続けて足りるかどうかではないか? そのくらいの差があるとは見ている。咆哮は純粋な魔力をぶつけているだけだからな。


 咆哮の魔力に耐えられるには何十年かかるか。そこが問題だな。そうなると龍の相手ができる人間なんぞいないという結論に辿り着くのだがな。


 悪魔でさえ大悪魔の中の皇帝級が出張ってこなくてはいけないのだからな。そのくらいまで高めなければならないとなると人間の寿命では無理なのではないかと思うわけだな。


 まあ、私は人間と戦おうなどとは思ったことも無いのだがな。攻めてきたときは別だが、攻めようとは思ったこともない。攻めても後で守りが面倒になるだけである。


 正直に言えば、地下だけで十分なのだよ。外の領地などは要らん。守りに行かなくてはならんではないか。それに外に住みたいと思う人間がどれだけいるのかに掛かってくる。


 外は魔道具などは無いからな。便利なものが軒並み無いのだよ。そういった生活になりたいのかと言われると解らんとしか言いようが無いな。


 1度や2度、体験するのであれば良いのかもしれんがな。毎日の事になるとどうだろうか。私は面倒なのはごめんである。それでも建築はするのだがな。


 面倒をしなくても良いからな。私はそういう存在である。不思議な生き物なのだよ。龍というものはな。称号が何かをしているのであろうが、何をしているのかさっぱりである。


 龍とは生き物を辞めた存在なのかもしれんな。まあ死ぬのは死ぬが。殺されればな。だが、飢えることもしなければ、これ以上に強くなることも無いのである。


 魔物でも、人間や悪魔、天使とも違うのである。龍とは何なのだろうな。それを統括している龍王とは何なのであろうな。解らんが、それを考えても無駄なのだよ。解らんだけだからな。解れば何かあるわけでもないしな。


 まあ気ままに生きていくさ。私はそういう存在なのだよ。龍というシステムは何を目的で作られたのであろうな。解らんことだらけである。


 まあ解らんことは仕方が無いのだ。考えても無駄である。私は研究者でもなければ探究者でもないのだよ。今後の事は未来の私が決める事。


 今の私はとりあえず建築を進めるのである。それしかないのだよ。暇を潰せる方法がな。まあ暇よりは良い。それで問題ないのだよ。

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