180話 農業は強い、国の基盤をなんだと考えるのか
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終わりが見えてきたな。良い調子だ。このまま一気に終わらせたい。外壁は違うのだよ。飽きがすごい。まあなんでも良いが、とっとと終わらすに限るな。
何はともあれ内政である。多少の難民も抱えながらの内政である。じわじわとやるしかないのだがな。進みは牛歩である。まあ仕方が無かろうよ。時間がかかるのは当然のことだ。
何をするにも時間がかかるのだよ。早いのは農業くらいなものだからな。農業は早いぞ。年に3回も収穫ができるのだからな。麦の生産で国を持たせているはずだからな。
産業としての農業は強いぞ。基本的に需要が満たされないからこその産物だがな。需要が無尽蔵にあるというのは強い。何でもできる気がするからな。
魔界に売れるものは麦と芋だけだからな。酒の材料である。それしか売れん。それ以外は競合する者たちがいるからな。魔界の農家を潰したいわけでは無いからな。
まあ我が国で取れる作物などは、魔界の何万分の1だからな。……それで済むのか? 済まないな。確実にもっとだな。魔界の人口を舐めてはいかん。長寿な上に徐々に増えているのだからな。
結局は農業なのだよ。農業無くしては国というか、世界が成り立たん。天使は知らん。あやつらの生活はどうなっているのかは知らんからな。
農業は国の基礎。食料というリソースが無ければ人口などは増えんのだからな。それを解っていない国が外にあるが、何というべきか。馬鹿野郎と言ってやりたいな。
農業を、農村を馬鹿にするのは駄目だろう。衣食住、最低限の基盤の一つである。食が成り立たなければ人口も増えん。それを解っていない人間が多すぎる。
農村を放棄するなどもってのほかである。誰が生活の基盤を支えていると思っているのだ。農家であるぞ? 貴族ではないのである。まあ漁民もその1つではあるのだがな。
アンベマリノ王国は先細りであろうな。農業を、一次産業を甘く見過ぎている。そのうち自分たちの食べ物でさえ危なくなるのではないか?
何を隠そう、若者が絶賛離脱中である。農村から徴兵されて防衛施設を作っているのは良いが、ブロンリック王国に逃げ延びている者も多くいる。
それにもめげずに徴兵するものだから我が国に難民がやってくるのだ。若い男手が無くなった農村なんぞ先細りしかないからな。
跡継ぎが産まれんことには何もなるまい。村の衰退の後に、廃村になる未来が見えるな。何十年後の事を考えると、衰退にしか向かわない政策をしているのだからな。
我が国でできる事は無い。精々難民を受け入れるだけだな。人口が増えるのは良いのだが、老人に女子供と偏りが激しすぎるのである。
それを解消するために一夫多妻にしようとしたのだからな。上手くいってくれると良いのだがな。魔界ではありだそうだ。基本は一夫一妻なのだがな。
裕福であったり、強い者だったりは何人か娶ることもあるとの事だな。まあ殆ど無いらしいが。何かと喧嘩になるそうだ。女同士のな。
まあ解らんでもない。喧嘩にはなるであろうな。2人3人仲よくとはいかんだろう。特に跡継ぎを決める必要があるところなどは特にな。
自分の子供の方が可愛いのは当然のことである。できるならば自分の子供をとなるのが普通だろう。そんな訳で、魔界でもできるにはできるが、あまりいないらしい。
人間ではどうなるであろうな。幸いにも跡継ぎ問題は発生しない。共同農地だからな。まあ農家になるかどうかも解らんが。農家が一番多いのは置いておくとしてだ。
最低限の技能があればできるのが農業だからな。文字を覚える必要もなければ、金勘定も適当でも何とかなってしまう。最重要だが最低限でできるのが農家なのだ。
魔道具の運転などは得意な者に任せれば良いのである。得意不得意はあるのだからな。それでも乗れた方が良いのは確かなのだがな。
野菜などは管理が割と面倒になってきてはいるがな。カトリーヌだけでは手が回らなかったが、3人も担当者が居れば何とかなるであろう。詳しいところまでは知らぬが。
なんにせよ農家は大事なのである。特殊な技能なども必要ないのだ。ある程度のやる気と根気さえあればできてしまう。だからこそ、ないがしろにされがちなのだがな。
農業も技術職だという事を覚えなければならぬ。農家とて職人なのだよ。例え簡単そうな麦の栽培とはいえ、気を使う事の5つや6つあるのだよ。
簡単そうに見えてそうではないのだよ。楽でもないしな。体を使う職業である。けれども彼らもまた職人なのだ。分野は多岐にわたるがな。
野菜一つ、芋一つとっても違うからな。覚えることは多いぞ。それを専門にした方が良いのかもしれんがな。どうやっているのかは知らんが。
簡単そうに思えて奥が深いのだよ。農業と言う奴もな。突き詰めようとするとどうにも難しいものなのだよ。簡単ではないのだ。私には無理だからな。
覚えようと思えば覚えられるだろうがな。私とて何もできんわけでは無いのだよ。しかし現状では無理だ。何がとも言えんからな。まあ私には必要のない技術だろうとは思うがな。
農業を馬鹿にするものは、後で痛い目を見るのだよ。そのうち解るであろう。農村に支えられていたという事が。国の基盤なのだよ。農業はな。
責めるべきは貴族であって農民ではないのだよ。彼らは今まで頑張ってきたのである。それでも無理だからこそ、難民になってしまうのだ。
農村がさびれて、どうなるのであろうな。国の基盤が崩壊しているのではないか? 何をどうするのかは解らんが。私は知らん。どうにでもなれば良い。
もう暫くしてから解るであろう。なんともならんだろうさ。なんともならんものを私が考えても仕方がない。アンベマリノ王国には厳しい時代が来るのだろうがな。




