172話 細工師の仕事を増やすのは待ったがかかった、外の国の話
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どんどんと作られて行ってはいるが、まだまだだな。繋がる気配もないからな。まあ当然だとは思うが。後数年は必要だからな。
外壁が出来れば、今度は内側の外壁に穴をあける作業が待っている。なるべく通路は多い方が良いからな。これも割と手間なのだよ。
まあ手間を惜しんでなんぞいられないのだがな。とりあえずは作るのだ。作った後で考えても遅くは無いのである。行き当たりばったりとも言うがな。
だが、ともかくやらねば話にならんのだ。だからやるだけなのだがな。何事もやらねば始まらんのだよ。とりあえずやってみて後から修正すれば良いのである。
内政の方は順調だぞ。細工師の仕事を増やそうかとは思ったのだが、イザベルから待ったがかかってしまった。まあ何という事は無いのだがな。
方向性の違いで分けたのだから、その仕事を鍛冶師から細工師に移すのは止めた方が良いという事である。まあ言いたいことも解るので素直に聞くことにしたのだが。
それに細工師の仕事は減っていないそうだ。宝石が減ったのだから細工師の仕事が減るという訳では無いらしい。
何でも、金属加工の方に力を入れているのだそうだ。宝石以外の所に力を入れるという事だな。シンプルなものからより複雑な物へとシフトしているようである。
それ用の宝石もちゃんと用意してもらっているそうだ。大ぶりの宝石を作ってもらうようにシフトしているそうだ。小ぶりな物よりも贅沢に見えるらしい。
宝石系統の知識が全くないからな。大きい方が良いのはなんとなく解るが、どれほど違いがあるのかといった所だな。私にはまったく解らんのだがな。
奇麗であるとは思う。美しいとは思う。だがそれだけだからな。宝石に価値があるというのは解るのだが、宝石の価値までは解らんのだよ。
まあ案は潰れたが、特に困っていないのであれば良しである。錬金術師への注文が少し変わったくらいだそうだ。問題が無いのであれば良いのである。
中は特に変わったことは無いぞ。ダンジョンの方も盛況ではあるが、問題らしい問題は特に起こっていない。冒険者も商人も沢山来ているのである。
ディメンジョンラビットの比率が落ちたことを商人が嘆いている位なものだ。比率はどうしても下がらざるを得ない。あれだけの冒険者を受け入れているのだからな。
大半が、99%以上が悪魔だが。人間の冒険者もいるにはいるが、少数である。冒険者用の養成学校でも年に2パーティーが卒業すれば良い方である。
危険なところに行かなくとも職はあるのだからな。わざわざ命の危険を冒してまで冒険者をやりたいと言うものは少数である。居ることは居るがな。
そんなことで冒険者は悪魔が主流である。犠牲者は出て居ない。出るような場所ではないのだがな。出るようなら何かしら対処をしなければならないだろうが。
まあ内政は問題ないのである。問題は外だな。外が機能しないことにはなんともならんのだ。なんともならんからどうしようもないのだがな。
ジルバルク王国は一番マシである。マシではあるのだが、現在軍拡中である。兵士の訓練中だな。これが終われば戦争だろうなとはシャノンの弁である。
後1,2年で終わるのではないかと言われているそうだ。仕掛ける国はまだわかっていないそうだが、ラフィエット王国が仕掛けた国が有力だそうだ。
ブロンリック王国に攻め入るのであれば多少は難民が発生する場合があるだろうが、もう1か国ならば問題ないだろう。恐らくだがな。
ブロンリック王国は超が付くほどの内政重視である。内部派閥も内政派が主流になっており、まだ国境の村に支援や人員を送っているそうだ。
開拓民を向かわせる案が出て居るくらいには内政に力を入れる貴族が多いのである。好戦派もいまではないと思っているようである。
国を挙げて内政を推し進めているのだから復興が早い。人員の用意から物資の流れを把握する商人まで何から何まで国の支援が入っている。
あそこまで支援されれば、復興は時間の問題であろう。急激に農村が復活しているようである。まあ犠牲もあるのだがな。
スラム民と冒険者の数が減っている。当然ではあるがな。そこから人員を出しているのだから当然ではあるのだが、雑用をやる人間が居なくなってしまっている。
その雑用をやるのは兵士の仕事だ。冒険者の数が回復してくるまでは兵士が雑務をこなすしかないのである。
雑務と言っても魔物の討伐や薬草の採取であるが。その他の本当の雑務は冒険者ギルドに受けないように依頼を出しているそうだ。
総動員体制で内政を推し進めている。流石にこうなると復興が早い。いろんなところに皺寄せはいくのだろうが、まずは内部を立て直すという強い意志が見て取れた。
ラフィエット王国はブロンリック王国ほどではない。基本的に好戦派が戦後復興をしているだけである。他の派閥からの手伝いは特に無い。
好戦派だけが復興をしている分遅くはなるが、それでも何十という貴族が関わっているのである。放置よりはよほどいい。
まあ少ないなりに何とかやってはいる。側だけは、国境付近だけは何とか復興している。ジルバルク王国との塩の販路だけは確保しているが。
基本的に見てくれだけは作っている。まあ本当に外側だけなのだがな。内側は無理だ。他の派閥が手伝わない限りはこれ以上復興していかない。
好戦派も領地を渡すから復興してくれと言えば良いのだがな。それが言えないのだからプライドか何かが邪魔しているのであろうな。
そんな感じだ。ラフィエット王国の復興はそこまで早くはないが、回復はしていっている。遅いがそれが国の方針なのだ。仕方が無かろうよ。
まあこの3国は問題があまりない3国だがな。問題はアンベマリノ王国だな。あそこはどうするのであろうか。詳しくは情報を探らせるが。
何もしていないのだから話にならんな。クレールに少し深いところまで探らせるか。一体何が起こっているのかが解らんからな。
問題しかないのだがな。問題を放置しているのだから始末に負えんのだがな。何かしら対処をすればよいものを。何がとは言わん。ほぼ全てが足りていないのだからな。




