150話 漸く停戦、難民の管理は大変
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難民の数は急激に減ったな。建築が捗るな。なぜかは知らんが、追い立てられると急に効率が落ちるような気がする。気がするだけかもしれないのだが。
なんにしても、ラフィエット王国が停戦したのが大きいな。国境は結局元のまま。多額の賠償金を取られての敗戦だがな。
何人かの貴族の首が飛んだそうだ。物理的にな。まあ仕方が無かろうよ。兵站を疎かにした末路だ。何をするにも兵站の確保が一番重要な事である。
兵站を攻撃されるのが、長期的に見れば一番の攻撃だからな。食べねば兵は動けんのだよ。食事の確保が何よりも優先される。近場に頼ったやつが悪いのである。
兵は基本的に金と飯を食うのである。だからこそ、専業の兵士は少なく、徴兵で補う事が多いのだがな。まあそれも兵站的には悪手になりえるのだが。
根本的に言えば戦争はしてはいけないのだ。基本した側、仕掛けた側が負ける事の方が多いのだ。仕掛けられるように動くのだから当然だな。
戦争を本当にしたいやつらは自分の兵を動かすのではなく、相手の兵を動かすのだよ。自分たちは仕掛けられた側だという事を宣伝するためにな。
仕掛けるのと、仕掛けさせるのとでは全然違うのだ。仕掛けさせる方が難しいが、確実に勝つのであれば仕掛けさせる方がよい。まあ負ける場合もあるがな。
相手を追い詰めすぎるとだめなのだ。良い頃合いで仕掛けさせねばならん。後先が無い状態までもっていくと、手痛い反撃を食らうものなのだ。
まあ戦争なんぞはせん方が良いに決まっているのだがな。戦争をするときは、大陸の規模が人口を支えられなくなった時の口減らしでのみ有効だな。人間はまだまだ開拓の余地のある土地が残っているのだがな。
どんどんと開拓をすればよいのである。戦争はそれからしても遅くは無いというか、そうしてからしろと言ってやりたいな。
戦争は基本的に悪手なのだよ。民を抱え得られなくなったら最後の手段として戦争をするのだ。初めから戦争ありきで考える方が間違いなのである。
まあ無事にすべての戦線が停戦になってよかった。しばらくはラフィエット王国側から難民がやってくるだろうが、それもしばらくすれば納まる。我が国にも余裕ができるな。
余裕があることは良いことだ。結果それでよいのだからな。人口も緩やかに増えてくれれば良いのだよ。急激に増えると何かと調整が大変なのだ。
主にブリジットとカトリーヌが大変なのだがな。役所と農民の管理が一番大変なのだ。その他も大変だが、うちではその2箇所が一番大変だな。
役所では戸籍の管理が大変なのだ。1から戸籍を作るのだからな。誰と誰を紐づけてとやる作業が何よりも大変なのだ。後々の人口管理などはやりやすいのだがな。
農民の管理では、やることなす事違い過ぎるのだからなかなかに大変なのだぞ? まず魔太陽の仕様から説明しなければならないだろうからな。
水も肥料もある程度までは自動で面倒を見てくれるし、追肥もしなければならない食べ物があるし、そもそも刈り取り機などの魔道具など使ったことが無いだろうからな。
それにマジックバッグでの収穫や、脱穀機の使用方法など、上げだしたらきりがないほどに農業が違う。同じところと言えば、鍬で耕す事くらいか。これもそのうち魔道具化しようとは思っているのだがな。
そんな訳で、いろいろと違うところが多いのだ。多すぎると言っても過言ではない。恐らくは全く別物であろうよ。普通は刈り取りができる範囲までしか耕さないだろうからな。
それに年に3回麦が取れるというのもおかしな話だ。種植えから収穫までが凡そ100日無い位だからな。一度、畑を燃やすからな。その時間も考慮すると100日を少し超える程度で麦が育つのだ。
野菜も作っているし、芋も作っている。時期があまり関係ないのだ。季節感などが全く感じられぬ。
そもそも朝と夜が解らんという事態が意味不明であろうからな。明るくなったら仕事をする。暗くなったら仕事を止めるというサイクル自体がぶっ壊れているからな。
まあ大概だとは思うがな。何でもかんでも文明の利器を使ってやっているんだからな。技術は使うものである。飾るものではないのだよ。
使えるものは使えばよいと思う訳である。隠したところで仕方がないのだ。まあ魔界の技術を地界の人間たちが真似ろとまでは言わんが。追いつかんだろうからな。
流石に技術格差が付き過ぎである。魔太陽なんて一体全体どうやっているのか解らんからな。天井に何かしたのはしたのだが、何かまでは解っていない。
使えるのであれば問題なかろうよ。問題があれば何かしら悪魔に影響が出て居よう。だからと言って人間に何も害が無いとまでは言わんが。
しばらく使っているが、問題ないのだから大丈夫であろう。時折メンテナンスはしているようではあるが、よく解らん。問題なければそれでいいのだ。
難民たちの管理は大変なのだよ。まず生活習慣を覚えさせることからだからな。トイレの問題もよく起こる。その辺でするなと言っているのにも関わらずする奴がいるのだからな。
疫病に流行ってもらっても困るのだ。困るのは人間なのだが、何ともならん奴らがいるのはいるのだ。それはしょうがない。慣れてくるまではそのままなのだ。
現行犯で捕まえられれば良いのだがな。そんな訳にも行くまい。出くわす方がまれなのだから。まあ役所の職員の仕事が増えるだけだ。スライムを持っての巡回を密にするだけだな。
問題は何もないとはいかんのだ。こればかりはなんともならん。問題は起こる。どうしてもな。なるべく少ない方が良いのだがな。




