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転生したら龍でした。成龍したので自分の城を作ります。  作者: ルケア


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148話 戦争終われよ、国土は地下以外に要らぬ

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 建築作業は楽しいぞ。成果が目に見えるからな。例え同じような建物だったとしてもだ。ガンガンと建てていくからな。やる気は十分である。


 難民の数は大分落ち着いてきてはいる。ジルバルク王国からはもう来ていないはずである。まあ接する町が少ないというのもあるのだが、そこからはもう来ていないはずである。


 アンベマリノ王国とブロンリック王国の方からはまだちらほらとやってきてはいる。そろそろスラム民を移民させないといけない時期だとは思うのだがな。何をやっているのだろうか。


 戦争は終わったのにも関わらず、移民がやってきている状況はあまりよろしくない。減るのは当然である。無くならないと不味いはずなのだ。何故に無くならんのか。


 片方の国だけならば、内政の偏りがあるのであろうなと結論付けるのだが、両国ともに来ているからな。まだ余波が残っているのか、それとも別の原因があるのか。私には解らんところである。


 クレールに情報収集を行ってもらってはいるのだがな。別に重税をまだ敷いているわけでは無いとの話だしな。何が原因でこちらに来ているのか解らんのだ。まあ受け入れはするのだがな。


 戦争の余波であればそろそろ打ち止めのはずである。何年も引きずるような内政をするなとは言ってやりたいが、外の国の内政事情までは解らぬ。私ではどうにもならん。


 ラフィエット王国はそもそもまだ戦争中である。もうそろそろ終わるとは思うがな。元の国境線まで下がってしまったからな。


 補給が無いと兵士は戦えないのである。兵士を責めてはいかんよ。兵站部隊に文句を言わないといけない事態である。


 兵站部隊は貴族が率いている場合が往々にしてあるのだが、今回も貴族様が出張っているようだ。戦勲を付けたかったのであろうな。無駄になってしまったが。


 後は負けないために頑張るしかないのである。ただ、一度下がった士気を上げるのは大変な事なのだ。まず間違いなく金がかかる。


 金で釣るか、何度か宴会の様なものを開かねば士気など上がらない。自分たちで始めた戦争だからな。国土を守る戦争であればまだやりようがあるのだが、侵略戦争で反攻されたとあっては士気も上がるまい。


 まあ順当にいけばこの辺で手打ちである。多額の賠償金も払わねばならないが。当然であろう? 侵略戦争を仕掛けた側が負けているのだからな。


 俺たちが領土を切り取るよ? 嫌なら賠償金を払ってね。って交渉されるだけである。よろしいならば戦争継続だとはならんであろうからな。


 後で、領土を切り取られた挙句、さらに賠償金を支払わされるか、国境を元の位置まで戻す代わりに賠償金を増額されるかの2択であるからな。ここから巻き返すという未来はほぼほぼないのである。


 相手国もどこまでやるかだが、相手国も相当疲弊しているはずである。ラフィエット王国とは比較にならんだろうが、大変な事には変わりない。


 停戦できるのであればとっととしたいというのが相手側の考えであろう。私は停戦すると思うし、シャノンも停戦するだろうとの読みだ。これ以上は時間の無駄になる可能性が高いからな。


 まあ、こういうのは計画段階で甘かったラフィエット王国側が悪いのである。南部で侵攻していればまた違ったのであろうが、北部でやってしまったからな。


 同じ轍を踏む方が悪いのだ。過去に例があったのだから此度も同じ事が繰り返される可能性を考慮に入れておくべきであったのだ。まあ過ぎたことなのだがな。


 そもそも内政をしっかりしていれば、こんなことにまではならなかったのであろうし、もっと南部からの兵站をしっかりとしておけば、こんなことにはならなかったのだ。


 そのうちまた忘れるのであろうが。世代が変わってしまうと一気に何から何まで変わってしまうからな。その時に記憶も吹っ飛ぶのである。


 情報を残しておけばいいのだろうが、そういったことをするのかどうかわからぬからな。有能なものであればそもそも戦訓を忘れぬであろうし、無能であればそもそも書類などは読まない可能性も高いのだ。記録に残した方が良いのはその通りだがな。


 何をするにしても最低限度やっておかねばならぬという事はあるであろうさ。世襲の貴族社会に向くのかはわからぬがな。


 だからと言って共和国が必ずしも良いとは限らない。魔界の様に協議が長すぎて機を逸する可能性もあるのだからな。大悪魔が多くなり過ぎた弊害だな。


 どの国家体系も一長一短なのだよ。王国が良いのか共和国が良いのか民主主義国が良いのか連邦制が良いのか。共存できるものもあるが、できぬものもあるからな。


 我が国も龍皇国という位置づけだからな。王国と変わらぬよ。基本的にはトップダウン方式である。共産国家でもあるわけだが。


 将来的にはどうしていくのが良いかというのもあるのだがな。このままでもいい気がするのだが。共産国家はうまくやれば貧富の差は少なくなるからな。みんなが少し貧しいかみんなが少し裕福かの2択になるわけだが。


 格差は殆ど起きないはずだ。多少はあれど、農業で食っていくのには変わりは無いからな。まあ技術の発展が見込みにくいという欠点もあるのだが。


 別に技術を発展させようとまでは思っていないからな。必要があれば魔界から買えばいいのである。自国で何もかもをという事にはならんのだよ。


 技術の発展は魔界に任せるのである。我が国は皆が皆、平等に生きられればそれでよいのである。特に野望とかは無いからな。国土も地下以外に持とうとは考えてもいない。


 それで十分なのだ。城下町が出来ればよかったのだからな。なるべくなら大きな城下の方が良いというだけで。国もそれなりの規模があれば十分なのだ。


 まだまだ大きくはするがな。なるべく大きい方が良いではないか。城下として恰好が付くくらいは大きくする予定だ。今のところどのくらいの規模になるのか全く分からぬがな。

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