143話 肉を増やす指示をした、停戦したよ
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建てては建ててを繰り返している。既に難民が増える方が早くなってしまった。空き物件が沢山あるのでしばらくは大丈夫であろうが、こんな調子では予定が狂うではないか。
人口は増える一方である。既に8万人の大台は乗り越えて5000人程多くなっている。去年と比べて5000人程増えている。去年が8万人に満たない位だったことを考えても来過ぎである。
まあそれくらいで揺るぐような内政はしていない。内政の方は順調である。特に大きな問題は起きていない。小さい問題は沢山あるのだがな。
その辺は眷属たちに権限を委譲してあるので、そっちで何とかしてもらっている。ブリジットはよく愚痴を言いに来るが、流して終わりである。言いたいことは解っているつもりなので言わせてはいるがな。
内政で言うと、マルグリットに陸鳥と兎を増やすように指示をしたくらいか。肉は増やしておいた方が良いという判断である。宝石の分にも確保しないといけないのだ。焼き物でも必要なのだから増産は悪いことではない。
本当にそのくらいだな。後々問題になりそうなこともないし、順調である。多少人口が増えた所で問題は起こらないようになってはいる。対処可能な範囲でしか問題は起こしていない。
処刑は一度、行ったがな。傷害行為を何度も行う者がいたので処刑した。久しぶりの処刑だったので盛り上がりはしたがな。
厳しいのかもしれぬが、問題行動を起こす人間は要らぬのだ。追放なども考えはしたのだが、生き残られてここに何があるのかを言いふらされても困るからな。
まだ国があるという事は黙っていたい。大々的に喧伝する際はもっと規模が大きくなってからだな。今はまだ黙っていた方がよいと思われる。勝手な考えだがな。
そうだな。どのくらいになれば国として喧伝してもよいだろうか。あまり大々的にやるのも違うと思うのだがな。雌龍には見つかってほしくないからな。手伝ってくれる龍ならいいのだが、そんな奇特な龍はいまい。私くらいであろう。
内政は何事もなく順調である。もう少し動きがあってもよいのではないかとも思うわけだが、何事もなく発展してくれるのであればよいではないか。なるようになれである。
問題は外だな。奴らは何を考えているのかあまりよく解らん。もう少し利口であれば良いのだがな。そうはいかんらしいからな。
アンベマリノ王国とブロンリック王国は停戦した。双方ともに痛み分けである。領土はアンベマリノ王国が多少切り取ったが故に戦勝ムードであるが、内政基盤は崩壊してしまっているからな。
難民の数は減らないであろうな。後数年は難民が来るであろう。それ程に農村は疲弊してしまっている。疲弊させたのは両国なのだがな。
スラムの民を動員してどうにかするのであろうが、スラム民もどこまで回復しているのかだな。およそ30年でどれだけのスラムが膨れ上がったのか。それ次第である。
両国ともに、内政が崩壊しているからな。今回は国境線が決まっている分、変な事にはならないであろうが、国境線がまた入り組んでしまった。まっすぐに引き直したい。そう思うのも仕方がないとは思わんか?
なんにせよ、停戦したのは喜ばしいことである。戦線が全く動いていなかったからな。やるだけ無駄だったような気がしないでもない。もう少し考えれば何とかなったのだろうがな。
さて、戦争が終わったアンベマリノ王国とブロンリック王国は良いとして、問題の大きいのは、ラフィエット王国である。こっちは正直ひどすぎて何を言えばいいのか解らんようになっている。
戦線は押せ押せムード一色である。村を40ほど飲み込んだのではないか? かなりの数を飲み込んでいる。犠牲は多大なものがあるのだが。
兵士の犠牲もかなりひどいそうだ。攻め立てていた当初の3分の1ほどを失っているそうだ。近々止まるであろうとはシャノンの言だ。相手国も各方面から動員をかけてきているようだからな。
まあそれ以前に補給でどうにかなるのであろうが。ラフィエット王国北部の内政は死んでしまっている。これは回復には時間を要するぞ。
問題が多すぎるのだ。補給線を伸ばしたくないのは解る。だがな、伸ばさなければやってられないというのも解らんのか?
近場は既に壊滅状態。今後、戦後にどのように立て直すのかが課題になりそうである。それまでに戦線が持てばよいが。恐らく近々崩壊するであろう。
ジルバルク王国は何とか安定した。内政派の意見が通りやすくなった。好戦派よりも内政派の方が力が強いまである。ただな、内政派と言っても開拓を行うわけでは無いらしい。
現状の町や都市の内政の強化であって、開拓して村を増やそうとは思っていないらしい。まあ開拓させるスラムの人間が少なくなってしまったというのもあるのだがな。
スラム民が金を得て、町人になったからな。仕事も何もないのに、税金だけ取られる町人にな。金を得る手段が無ければまたスラムに戻るだけである。結構な金額を手にしたのだがな。金の使い方が解らんだろうからな。
手に職を付けねば何ともならん。すぐには無理であろうからな。金がある内に仕事が見つかればよいが。そううまくいく人間だけでは無いだろうからな。
まあこちらからは難民が来なくてよかった。こっちに工作してもそれほど来なかったとは思うがな。貴族社会は荒れたが、国民的にはそこまで荒れていないからな。
農村も無事であるし、こちらからの難民は心配しなくてもいい。心配なのはラフィエット王国だけだな。なんともならんからな。
なんにしても、難民が増えることはなさそうである。現状維持の可能性もあるが、これ以上増える事態にはならんだろうと思う次第だ。
来れば受け入れるしかないのだがな。受け入れは大丈夫である。流石にあふれるような事態にはならんはずだ。大丈夫のはずだ。
もう少し内政をきちんとすれば問題なんぞ起きんだろうに。戦争ばかりするのが悪いのだ。内政と開拓を行えば問題ないはずなのだがな。
平和が一番だというのに。どうにも平和には終わってくれないようだからな。荒れた後には何も残らんというのに。難儀なことだ。




