ファテオラ
2話目を作らせていただけました。
今回は設定の説明が多く読みづらいところが多いと思いますが、初心者だしと大目に見て貰えると幸いです。
「お、お前は味方なのか?」
俺は聞いた。
「当たり前じゃん!私はセリド・ディクティス、セリドって呼んでね!」
意味がわからない。でもさっきの"何か"に関係しているのは俺でもわかる。
「んじゃあ、セリドさん?さっきの"何か"について知ってるの?」
「"何か"ってファテオラのこと?ファテオラなら簡単に言えば人間の負の感情から生まれるモンスターみたいなもの!」
それからセリドは俺にファテオラについて色々教えてくれた。
・ファテオラは負の感情の主の姿で生まれる。
・負の感情が強いほど上位のファテオラが産まれる。
逆に負の感情が弱いと会話すら出来ないファテオラ
が生まれる。
・単体で行動してるものもいれば、集団で行動している
ファテオラもいる。
・さっきのファテオラが言っていたサーロス・エブリマ
というのはあるファテオラの軍団の王であり。この世
で1番強いファテオラらしい。
ここで俺は一つ気になった点があった。
「おい、セリド。じゃあなんでさっき俺の前にいたファテオラはあんな化け物の姿してたんだ?」
「あー、あれはね。多分サーロス・エブリマに作り出されたファテオラだからだと思うよ。」
「作り出した?そんなことできるのか?」
「いや、普通のファテオラはそんなことできないよ。
そもそもファテオラにはランクがあって、ランク別にこ んなんじの特徴があるの」
ランク/できること
1/会話もできない。力の強さは小学生レベル
2/会話が何とか成立する。力は成人男性くらい。
3/普通に会話ができる。ゴリラと同等程の強さ
4/魔法が使える。戦車3台で勝てるかどうか。
5/上級魔法が使える。人間ではまず勝てない。
「とまぁこんな感じで5つのランクに分類されているんだけど、サーロス・エブリマはランク5なんかで収まりきらないほど強いの。それ故上級魔法を軽く使えるからファテオラを生み出すことが出来るの。」
もう話のスケールが大きすぎるし理解が追いつかない。
ん、まてよ。さっきのファテオラが言ってたこと…
「おい、セリド。じゃあなんて俺はそんなすげぇやつに狙われてんよ!ねぇ!」
セリドはよくぞ聞いてくれた!とばかりのドヤ顔で答えた。
「知るわけないじゃん。」
「、、、、、、は?」
「なんで私がファテオラの狙いなんて知ってなきゃいけないのよ!ゆうきくんは人の心読めって言われたらよめるの?ねえ!」
「いや、読めないけどさあ。なんか知ってそうな雰囲気だったじゃん。」
セリドがいろいろ教えてくれたが謎が深まるばかりすぎる。もう頭がパンクしそうだ。
「今日はもう帰る。」
「うん!わかった!気をつけて帰ってね!」
「ありがと。」
はぁ。ほんとどういうことなんだ?いきなり俺がめちゃ強いファテオラに狙われて、魔法少女に助けられて、魔法少女に色々教えて貰って、、、、
ん?魔法少女ってなんだ?
関心な所聞き忘れたァ、、
あいつは一体なんだったんた?
次会ったら聞くか。
「ただいまー」
ていっても、誰もうちにいないしな、
ガチャ
リビングのドアを開けた。
「あ、おかえり!」
あ、もうほんとに意味がわからない。
「なんでセリドがうちにいるの。」
次の話も読んでいただけると嬉しいです。