Eclipse 凛花篇
凛花の小学生の頃のお話
キーンコーンカンコーン
学校の終了と共に小学生たちは走り回る。
無垢な故に活発なのだろう。だがせれ故に残酷である。
「痛い、痛いよ止めてよ」女の子が泣いていた。
「おまえの眉毛が濃いからだろ」そういって男の子は、いじめていた。
「やめなよ!!」古寺凛花はいじめを止めようとした!
「うるせーよくそ女!」男の子は凛花に殴りかかった。
「凛花はつよいもん、こんなのでなかないもん」凛花は我慢した。
「せんせーにいうなよくそおんなおぼえとけ、。」男の子は凛花に我慢されたことがいやでにげだした。
「大丈夫だよ?」凛花は女子に優しく声をかけた。
女の子は「ありがとう。」泣きながら、凛花にそう言った。
そうしてその日は終わりを迎えた。
次の日からいじめの標的は凛花になっていた。
前日助けた子も申し訳なさそうに、「ごめんね」といいいじめに参加する。1週間は耐えた。
家についたとたんに泣き崩れた。
そうすると兄の理央が、「何があったんだ?」そう言った。
凛花は事情を話した。凛花は驚いた。兄がこんなにおこっているのを見たことがなかったからだ。
次の日
いつもどうりにいじめが続く、いつも通りだと凛花は諦めていたその時
バーン
教室のドアが勢いよく開いた
「俺の妹をいじめてんのは、てめーらだな?」 理央がそう言うと
理央の、同級生の、6年生の五人と共に、凛花のいる三年生の教室に入る
「俺の妹に手を出すってのがどういうことか、教えてやるよ?猿どもが」
6年生6人と 3年生10人以上の乱闘の末、先生が止めに入り、事情を話し、長い一日が終わった。
「ごめんな?大事な妹のためだからってやりすぎちまったかな?」理央がいう
「んーん!にいにありがと」泣きながら凛花は言うと
理央が凛花の涙を拭い、「ほんとにかわいい自慢の妹だ」
そして凛花と理央は帰路に付く。次の日からいじめはなくなった。