Eclipse 上
本編より3か月前の話です
北海道札幌市にて。キーンコーンカンコーン始業のベルが鳴る。
だるそうな生徒。やる気に溢れた生徒。
「きりーつれーいちゃくせーき」
授業は始まる。
「この問題、川門!!答えてみろ!!」
教室は静まる
「川門相馬!!!」
「はい!!!おはようございます」相馬は答える
教室は笑いに溢れる
「あとで職員室な??」
「はい。すんません。。」相馬は答える
「あいつ調子のってね??」
「きめーそろそろしめるか?」
目立ったことをすると眼をつけられる。
キーンコーンカンコーン
そして、授業が終わる。
相馬が職員室に行き注意を受け、帰ろうとすると、
「おい、てめー、こっちこいよ。」
殴られてすむならそれがいいかと、何も対抗せずに殴られた。
痛みは我慢できた、ただそれが最悪の決断だった。
翌日友人だった人も、好きといってきた女の子も全員。不良サイドに寝返っていた。
机には大量の落書き。靴はトイレ。
「強いものには巻かれろってことか。くそくらえ。」相馬は呟く。
相馬の心により傷をつけたのは、相馬とつあっていた彼女は、いじめの現況とも言える不良に乗り換えたのだ。
「あーどいつもこいつもめんどくせえ。」相馬は人の弱さに絶望した。
「相馬くーんお前の仲間みんないなくなったなぁ??お前学校やめればぁ??」不良が笑いながら言った
「うるせえなぁ。いちいち回りくどいんだよ。」そう呟くと相馬は、殴った。
「これでお前退学な?」不良はにやけずらでそういった
「は?」相馬は現状を理解できずに呆然とする
翌日。相馬は再び職員室によばれた。
「君は何をしたのかわかっているのかい?」
「俺はたしかに人を殴りましたでも理由が。」相馬が必死に伝えようとする
「理由はどうあれ君は退学だ。」
「なぜですか?せめて理由を。」相馬は必死に説明を求めた。
教師は聞く耳を持たずに一方的に話を終わらせた。
あとで知ったことだが、不良の父は大手の企業の経営者だった。それを知った彼女は寝返り、多額の寄付をもらっていた学校側は相馬を切り捨てたのであった。
相馬は金というものを憎んだ。人を憎んだ。悔しくて涙を流した。
でも誰にも届かない。深く暗い絶望がよぎる。