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キマイラに捧ぐ  作者: 春戸稲郎
四月の物語
1/31

証言者

新人賞に投稿し、落選した作品です。

感想をお待ちしております。

 キマイラに捧ぐ


 


 まず前提として、これからわたしが話すのは、〈西江賀(にしえが)慶作(けいさく)〉というひとりの少年の物語であることを、ご理解ください。

 わたしはただの語り部です。詳細を知る唯一の証言者です。

 ……話を聞きたいとおっしゃったのはあなた方で、わたしから語れるのは〈彼〉の物語だけです。

 …………結構。続けさせていただきます。

 彼……慶作くんの出生から少し遡って、彼の両親の出会いと結婚、そして離婚から話を始めてもよいのでしょうが、聞くにも語るにも冗長なので省きます。

 彼の人生最良の時間が始まる日から物語りましょう。



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