00. ハジマリノモノガタリ
一番最初に主人公が出てこないという異様なスタートです
書き直したかったんです ごめんなさい
すぐ沢山出します(多分)
時は昔、この世界には鬼や悪霊が蔓延っている。
そんな世界に産まれたただの忌み子の物語である。
その忌み子は他の忌み子の中では力が強い方らしい。
なんの因果でこんな事になってしまったのか。
力が足りない、力が。
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ある家に忌み子はあまりにも強すぎる力のせいで家族から嫌われていた。
ただ一人を除いては....。
その子は忌み子の一番上の兄にあたる存在だ。
名を愛六風馬という。
風馬は体が弱く、病気体質で長くは生きられないと医者に診断されていた。
そんな風馬はお父様にあるお願いをした。
「僕にあの子のお世話をさせてください」
忌み子の世話を自分ですると言い出したのだ。
それはお父様にとって、願ったり叶ったりなお願いであった。
「いいだろう。必用な物があれば言え。用意してやる」
忌み子の世話になんでも用意すると言ったのだ。
そのおかげもあり、忌み子はマシな生活を送っていた。
※
赤い鬼の子。
その忌み子がそう呼ばれ始めたのはいつからだったか。
それは....。
....。
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