コールセンターで嫌われる方法
コールセンターで嫌われる方法。
通信系、携帯系、住宅系、修理系と様々なコールセンターや問い合わせ窓口を経験してきたオバサンが、嫌われるお問い合わせをつらつらと書き記します。
まず、お電話ありがとうございます。から始まるコールセンター。
ありがとうと思っているオペレーター、コミュニケーターはいません。
殆ど、いません。
そんな言葉は飾りです。
ですのでやってはいけない事を、記します。
お客様は神様です。というお客様、あなたは人間です。
自分で神様とか言っちゃう時点で、まともな対応はして貰えません。
そんな人はクレーマーです。
あと上司に変われと言い出すお客様、昨今はパソコンで受電してますから簡単に転送できません。折り返し電話も同じです。時間や日にちがかかります。
担当が違うのです。
さっきの人に繋いで!も同じです。全国展開していると、どこの県のコールセンターに繋がってるか分かりません。
もしかすると海外で受電しているかもしれません。
同じ理由で、住所確認で市町村から言うのは控えましょう。確認で県名を省略しないようにしましょう。
横浜だろうと神戸だろうと、県名からお願いします。
ただ、郵便番号を聞かれた場合は別です。コールセンターの誘導に従いましょう。
本人確認せずに個人情報や登録情報、外延情報が聞き出せると思わないようにしましょう。
オペレーターが、個人情報保護法の罰則規定で6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金に処せられることがあります。
俺のこと、私のことが信用できないのか!は禁句です。
信用するために本人確認をするのです。
知らない人のために犯罪者にはなれません。
子供の使い過ぎ、課金し過ぎで企業に文句を言うのはやめましょう。
まずは家族で話し合ってください。
子供が使っていないと主張しても、誰かが使っているんです。
企業が不当請求したら、お知らせしてきちんと返金されます。
位置情報は個人情報です。親だろうと別の人間なので開示できません。
小さなお子様の場合は特例があることもあります、相談してみましょう。
連絡が取れないのは家族の問題です。必要であれば警察へ相談してください。
公的機関からの正式な開示要求は可能です。
元妻、元夫は他人です。離婚する前に本人確認が必要な手続きは済ませましょう。
怒鳴ったり、叫んだりは論外です。深呼吸しましょう。
問い合わせにはノルマがあります。早めに切り上げましょう。
フリーコールだからといって何度もかけるのはやめましょう。
頻繁すぎると業務妨害の罪に問われます。
卑猥ないたずらもやめましょう。オペレーターは、どうせ聞いていません。
質問はまとめましょう。
いつ、どこで、何が、どうなったのか、どうして欲しいのかを端的に伝えましょう。
訪問修理等を依頼する場合、希望の日時は余裕を持って複数日の候補を伝えましょう。
自分の希望通りにならなくても怒らないようにしましょう。
怒鳴る。喚く。理不尽な要求をする。嫌味で高飛車な話し方をする。
補償や補填、無償を望んでいる場合、上記をするとほぼアウトです。気をつけましょう。
文字での問い合わせにも思いやりを持ちましょう。
挨拶や感想は、喜ばれます。
乱暴な内容だと真摯に対応して貰えない可能性があります。気をつけましょう。
電話やメールの向こうも人間です。
自分の態度が、反射してくる鏡だと思いましょう。
思いやりを持てば、思いやりが帰ってきます。