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えちゅーど!  作者: 四方木 友予
序章
1/14

えちゅーど!の、エチュード。

 仮に、人生を一枚の絵に表現すると、あたしの今までは、どんなふうに描かれるのだろう。いろんな出来事があったから、あの時は黄色、でもこの時は群青とか、バラバラな色合いが綺麗なマーブル模様になっているのかな。

 体育館の大きな窓越しに、風にのった桜の花びらが、ふわりと空へ舞っていくのが見えた。きっと今、あたしの絵に水色とさくら色が足されたはず。

 中学最後の校歌を歌いながら、ふと、そんなことを考えていたものだから、涙なんて流れなかった。隣にいた友達が泣いているのを見て笑ったくらい、あたしは卒業を悲しいとは感じられなかった。

 ここからは校区なんて飛び越えて、それぞれが選んだ道に進む。確かに友達と別れるのは辛いけど、それよりもこれから始まる未来への期待の方が大きかった。

 今まで描かれたあたしの人生は、これからもちょっとずつ、見た目を変えていくのは言うまでもない。でも、ここで一度、描く絵を変えるつもりで、心機一転しようと思う。

 制服も新しく変わることだしね。


閲覧ありがとうございます。

作者Twitterで一日一ツイートつづり、再編集した作品を、ほぼ一週間ごとに掲載予定です。

(お中元、お歳暮シーズン、および毎月第4週は多忙の為、姿をくらますことがあります。ご了承ください)


これから先を読まれる方、念のため、ご注意を。

●実際の美術部は、真面目に活動している学校は真面目にされています。あくまでもフィクションですので!●


今まで原稿用紙10枚分の短編しか書ききったことがありません。

長編、初挑戦! 気ままに続けて書いていけたらと思います。

よろしくお願いします。

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