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魔王様は足止めたい  作者: たっつん
魔王リリス
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会議1 現状確認

まずは話し合いをということで私、海王、ズメイ、ロンギの4人が海王の仕事部屋で囲んでいる。

「じゃあ第一回、大魔王リリスをどうにかしよう会議を始めよう」

「会議名はどうにかならんのか」

海王さんの苦言が聞こえたけど無視だ無視。

「早速ズメイさんから魔王城であったことを聞きたいんだけど…」

「うぬぅ…」

どういったらいいものか考えている。

正直説明とか苦手そうだし。

「細かくはいいよ、質問だけに集中して答えて」

「それであれば問題ない!」

急に自信満々になるね。


「まず、アーサーちゃんたちの安否なんだけど…」

「待ったでござる!!」

ロンギさんが声をあげた。

ものすごく震えている。

「あ、あ、あの、魔王氏?アーサーちゃんが…どうしたと…?」

あ、やばい、言ってなかった。

海王さんも「あっ」という顔をしている。

「…ごめん、さらわれちゃった」

「なんですと!?」

机をバンと叩き、立ち上がる。

「どうして拙者は…。魔王氏はなぜその場に置いてきたのでござるか!?」

「あ…ごめん…」

正直それについては何も言えない。

「こうしてはいられない、今すぐ突撃しに…!」

「落ち着けロンギよ。そう慌てても仕方ないだろう」

出口に向かおうとするロンギを海王が止めに入る。

「タゴサク氏は悔しくないのでござるか!?」

確かにフィギュアとか作るほどにしては落ち着いてるね。

「怒り狂っているに決まっているだろう!今すぐにでも向かいたい!だが我々二人の特攻では勝てないのだ!」

あ、違う、静かに怒ってる人だった。

「9割がアーサーのために協力していると言っても過言ではない」

前回『同士』とか言ってくれて感動したの撤回したくなってきたよ。

「とにかく拙者は…!」

「落ち着けロンギよ」

ズメイさんが間に入る。

「兄者…」

「これから皆で助ければよいではないか。我々も悔しいのだ」

「兄者が言うのであれば…。作戦会議を続けようでござる」

燃えているのが目に見えるようだ、よかった。


「話を戻すよ。ズメイさん、あそこで戦っていたメンバーはアーサーちゃん含め生きてるんだよね」

「うむ、保障しよう!ミドリが判断し、我が復活した!」

「じゃあ眷属になってないってこと?」

「むろん!」

ミドリさんが判断したなら間違いないね、よかった。

「じゃあ私が再突入したとして彼らは戦力になる?」

「…難しい、リリスというやつが許さぬはず」

ん?どういうことだろう。

「あの子が何か言っていたの?」

「3日待つと。アーサーを賭けて残っている全員でかかってこいと言っていた」

そういうことか。

「ありがとう、大体わかったよ」

「魔王よ、今のでわかったのか?」

海王が尋ね、私以外の全員が首をかしげている。

「うん、多分魔王という肩書を持っている私の存在が気に食わないんだと思う」

「どういうことだ?」

一呼吸考え、頭の中を整理する。

「第一印象だけどあの子は魔王ということに固執しているように感じた。魔王城を乗っ取り、全てを眷属にして従わせる。旧魔王である私を正々堂々倒して君臨したいんじゃないかな?だから大事と思われるアーサーちゃんをさらった」

「なるほど」「殺してもいいと?」「うむ…?」

海王、ロンギ、ズメイとそれぞれ反応する。

「それに魔王城にあったあの旗は見た?『大』魔王って書いてあったよね。魔王より上に立ちたいという私へのメッセージだよ。何も考えてないように見えるけど私に対してかなり敵対心を持っている」

「そうか」「殺しましょう」「???」

「だから3日という言葉に信頼性が生まれる。絶対に大丈夫ってわけじゃないけどちゃんと猶予がある。リミットをそこにして準備に当てたいんだけどどうだろう?」

「適切だろう」「殺そう」「わからぬが…3日後突撃だな!」

さっきから三者三様がすぎるんだけど。


問題はあの子はだれでどこから出てきたのかっていうのだけど正直今考えてもわからない。

一旦後回しにしよう。

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