小説の書きかた、十人十色
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私は他人がどのように小説を書いているかがとても気になるタイプである。
使ってるソフトやアプリは? 書くとき音楽とか聞く? など……そういうことが書いてあるエッセイなんかを好んで探して読んだりすることもある。
もっとたくさんの人の執筆事情が知りたいが……人に求めるときはまず自分から、であろう。ギブアンドテイク、ギブして欲しいならテイクからは基本である。
というわけで今回は、私が小説をどう書いているかを書こうと思う。
ただ先に言っておくと……この令和の時代、読みやすく、そして閲覧回数が増やせるように一話は短く章ごとに分けるべし! そして毎日投稿すべし! ……と、数多のサイトで言われているが、私は逆張りでもしとるんかというくらいに一話が一万字くらいの小説を一から二週間おきに投稿しているので全く参考にはならないだろう。
その一、ポメラでひたすら書く。
私はキングジムさんのポメラを愛用しているので、それを使ってまずはとにかく書く。
このときは多少言葉の使い方などが間違っていても気にしないし、どうしても書けないところは空けていたりしても良い。
そして大体YouTubeで音楽をかける。書いてる話に雰囲気の合う曲などがあった場合、それをループ再生したりもする。
その二、Wordに移す。
書き終わったら、ポメラのデータをWordに転送する。
ポメラを見たことがある人ならわかるだろうが、ポメラは画面が小さいので小説全体のバランスを見るのに向いていない。
なのでWordに移して、細かいところを見ていく。
この段階で内容がガッツリ変わることも珍しく無い。
その三、印刷する
以前何かで知ったのだが、画面で見るよりも紙の上で見た方が誤字脱字に気がつきやすいらしい。
そこで印刷をして確認しながら、赤いボールペンを使ってどんどん直していく。
それが終わったら、直したのを参考にまたWordで修正していく。
その四、ルビを振る。
私の小説は誰でも読みやすくあって欲しいという気持ちから全漢字にルビを振っている。
ただ全部にちまちまルビを付けているわけでは無く、Excelの機能を使って一気にルビを振る。
しかし……このルビ結構間違いも多いので、今度はなろうの執筆画面へ移ってそれを修正していく。
何故か長い文章は自動でルビを振ってくれないので、そこはちまちま自分でルビを振っている……Excelさんどうして。
ちなみに私の小説には諄弌、という名前の登場人物がいるのだが……この人は漢字が難しくて百パーセント正しくルビは振れないので全て手動である。
さてさてこれで投稿して、やっと完成! なのである。
皆さんの書き方と比べてどうだっただろうか?
書き方それぞれ、十人十色。そこがまた面白い。
是非、皆さんの小説の作り方も教えて欲しいものである。
ただ、これは小説の作り方であり……この日記は何にも考えずに大体二十分くらいで書いている。