表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/26

失踪①

 竹丘が失踪した。


 H&Hの帰りに分かれて約一週間、竹丘は本部に顔を出さないし、連絡も取れない。


 公安には毎年何十人もの新人が入職する。その半分以上がバックレてやめる。


 新人とはいえ大人の判断だ。とがめることはしない。


 それにとがめて戻ってきたとしても、どうせ大した働きをしないからだ。


 ただ竹丘は新人ではない。もうベテランの域だ。さすがに心配だ。


 事件に巻き込まれる可能性は十分にある職業だ。後ろから刺されたり、拉致されたりということはあり得る。


 だがしかし、自分の意志で去ったという可能性も消せない。


 H&Hでの竹丘の様子はいつもと違った。何かイラついているようで、冷静ではなかった。


 本人にしかわからない何かがあったのだろう。


 相方がいなくても仕事はある。一人でも進めなくてはいけない。


 戻ってきたら飯をおごってもらおう。


 竹丘を捜しつつ「人間世界」の捜査を行おう。


 とりあえず竹丘の家に行ってみるか。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ