第六話 1対13の戦いそして森の支配者降臨
いやぁ、前回バスタ君がゴブリンに囲まれて終わりましたね。さてどう切り抜けるのか。
では、ごゆっくーり。
おい、これは非常にマズイぞ。
1対1の戦いならまだしも敵が多すぎる。ゴブリンはとても連携が上手なのはどのゲームでも決まっている。だってほらもうグループに分かれて行動しているし、もう三方位から狙われてる。やばいな流石に範囲魔法で吹き飛ばすしかない。
今の魔力の残りが、、、
バスタ・ソフィー
魔力:286/270
さっきスライム相手に氷の槍を一発撃ったからな。一回で16も魔力使うのか、、
爆発系統の魔法を使うか?だが威力が強い分一回でどれだけの魔力を消費するのか検討もつかないぞ。
でも囲まれている状況じゃこれが一番効率がいい。
ヤバイそろそろ動き出しそうだ。俺もそろそろ覚悟を決めないとな、、、
〜〜ゴブリンサイド〜〜
「ヒャヒャヒャ。おいあんなところにガキが一匹いるぞ。」「あぁ、今日の飯はこれで決まりだな。」
なんだあのガキ動かねぇぞ。ビビったのか。それはこちらも都合がいい。仲間をグループ分けにして三方位から襲わせるようにあらかじめ話をしていたからな。
そろそろだ。「動くぞ。」と俺が言うと、ん?アイツの地面から魔法陣が現れやがった。
「吹きとベェーー」
あのガキがなんか吠えてる。
まさか魔法の詠唱か?
「オイッッ、下がれっっー。」
飛びかかっている奴らは方向転換ができるわけがない。その魔法陣は俺と仲間全員を巻き込んで爆発した。
〜〜バスタサイド〜〜
しまった付近の木が吹き飛んでいる。
だが魔法が決まってよかった。あとすこし魔法陣の展開が遅れていたら死んでいた。
バスタ・ソフィー
魔力:286/19
あぶねえ、もしこれでゴブリンが生きてたら俺は殺されてたな。
これが恐怖か。覚えておこう。
《レベルアップしました》
脳に無機質な声が流れる。
ん。今レベルが上がったって言ったのか?
《ステータスを開示します》
バスタ・ソフィー
レベル8
体力:396
魔力:506
攻撃力(魔攻):568
守備力(魔防):423
俊敏力:607
あ、スキルは表示してくれないのか。
レベルアップのおかげでステータスがだいぶ上がったな。魔力も全回復してるし。レベルが上がったら魔力が回復するのか覚えておこう。だが体力が意外と少ないな。
さて、ゴブリンの死体をどうしようか。13体もいることだし奪取スキルでステータスをもらおう。
体力:396→1500
魔力:506→1500
攻撃力(魔攻):568→1500
守備力(魔防):423→1500
俊敏力:607→1500
ステータスを1500まで奪わせてもらった。というか奪っている途中にゴブリンたちが光の粒子になって消えたのでここで止めることになった。
だが、これでステータスも高くなったからこれで一旦村に帰ろう。
だいぶ森の深いところに入ってきたみたいだ。帰りの道がどっちか分からない、、、。
「仕方無い。近くの木の上にでも登るか。」
あったあった。村を見つけた。
以外と離れているな。さて帰ろう、と思った瞬間俺の登っている木が縦に真っ二つになった。
「は?おい、なんだこれ。」すかさず横の木に飛び移る。木が真っ二つになる瞬間何かが俺のサーチスキルに引っかかった。後ろを振り向くとそこに俺の身長五倍くらいの鳥がそこにいた。
プラチナバード
レベル62
体力:29123
魔力:10235
攻撃力(魔攻):40621
守備力(魔防):34621
俊敏力:80256
スキル
浮遊 風魔法(10) 身体増強 身風一体
空間魔法 全言語 スキル付与 森の主
ヤバイ、ヤバすぎる。さっきのゴブリンなんかと比べ物にならないぐらいの強さだ。ステータスが離れすぎているし、そもそもスキルがやばい。
身風一体:風と一体化し俊敏力に三倍のブーストを施す。
全言語:全ての言葉を理解し話すことができる。
スキル付与:自分のスキルを一つだけ自分以外に与えることができる。
森の主:この森の支配者である証。〜の主というスキルを保持すると、人化できる。
この鳥、森の支配者かよ。しかも俊敏8万もあるのに三倍とか、24万じゃねーか。
人化できるのか。
全言語があるから会話はできるのか?
考えれば考えるほど質問が出てくる。
《おい、そこの人間。私の森で何をしている。》
声を聞いた瞬間、体中から汗が噴き出る。返す言葉も慎重にいかないと俺の命が無い、、、。
「この森でゴブリンを狩っていました。」返す言葉これであっているよな?
《そうか、なら別に問題無い。早々に立ち去れ。》
えぇー、スキル付与で何かくれないのかよ。
「えぇー、スキル付与で何かくれないのかよ。」
あ、心の中でおもったことをそのまま言ってしまっ
た。しかもタメ語で、いやそれよりマズイことがあるそれは、、、
《ほう、何故貴様が私のスキルを知っている。》
やってしまった。とりあえず言い訳を考えないと俺が殺される。
「それはほら家にある本で読んだんだよ。しかもあなたの名前はプラチナバードですよね?」
これでいいはず。
《ほう、プラチナバードという名はこの世界の本にも載っていないのにその名まで知っているのか。貴様、鑑定スキルを持っているな?》
ヒィィィ。
あ、そうか名前は好きに偽れば何とでもなるのか。例えばこの鳥がゴールドバードと自分で呼んでるとしよう。なのにいきなり本名で呼ばれた挙句スキルまで知られてたら鑑定持ちってバレるわな。
ここはおとなしく白状しておこう。
「はい、鑑定を持っています。」
さて、どう出る?
《そうか、、小僧、殺さぬから一回勝負をしよう》
いや、どうゆう状況?
次回が気になりますね言葉の使い方がおかしいところがあるかもしれません。
リアルの都合があって執筆を一旦中止します。
すいません。
そのときは何卒ご容赦を、
出来るだけ早く投稿します。