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87話

               7

 長老の胸には、大きな玉が埋め込まれたかのように半分程顔を出していた。


「や・・・やっぱりそうか・・・。」

 ジミーは力なく、長老の押さえていた腕を放した。

 長老は、すぐに浴衣の胸元を直して、玉を皆の目線から隠そうとする。


「ご・・・ごめんなさい。あたしたち、ずうっと付き添っていたのに・・・。」

 涙ぐんで瑞葉が謝罪する。桔梗も同時に頭を下げる。


「いやあ、仕方がないよ。

 こちらからの連絡が遅れたことも悪いんだし・・・。


 どちらにしても、既に憑りつかれた後の事だから、どうしようもなかったしね。

 多分長老さんは、少し回復したように見えた、2週間ほど前に亡くなっていたのだろう。

 ところが、時間をおかずに鬼が憑りついたので、死んだのは判らなかった。


 同時に、善鬼はちょっとした理由で覚醒していないから、何の行動もとらずに看護され続けていたのだろうと考えられるね。」

 ジミーは誰のせいでもないとばかりに、小さく首を振った。


「それで・・・、これからどうすればいいのでしょう?」

 突然の訃報に、瑞葉の父がジミーに問いかける。


「とりあえず今言えることは、長老さんは既にお亡くなりになっているという事です。

 玉に憑りつかれてしまった長老さんをどうするのか・・・、ちょっと仙台の所長と相談してみますね。」

 ジミーはそう言いながら、大広間の無線機に向かった。


(っちまえよ・・・。)

「えっ?」

 ハルが周りをきょろきょろと見回す。


(いい加減、俺様からの呼びかけに慣れてくれよ。

 戦いのときなんか、一瞬気を反らしただけでも吹っ飛ばされる場合があるからな。


 それよりも、玉が覚醒していないならなおさら都合がいい。

 たたっ切って、長老さんは成仏させてやれ。)

 ハルの頭の中に、声が響き渡る。


「ジミー先生、剣の精のおじさんは長老さんを切る様に言っています。」

「ひえっ!き・・・切るー!」

 ハルの言葉に、桔梗が強く反応して長老の体をかばうように、抱き付いた。


「切ると言っても、この剣で憑りついた玉から切り離すだけです。

 既に死んでいるので、こうしなければ長老さんの魂が成仏できないそうです。」

 ハルが心配しないよう、桔梗たちに説明する。


「剣の精は長老を切る様に指示しているようですけど、どうします?どうぞ。」

 仙台市の所長に無線機で事情を説明していたジミーが、マイクに向かって問いかける。


「いや、ちょっと待ってガガガ・・・。

 鬼に乗り移られた長老さんを切って善鬼の玉を取り出したとしても、今では玉を保管しておく術がないことがガガガ・・っている。


 ハル君が常時持っている、鬼封じの剣で封印してしまえばいいのだが、それではガガガ・4玉が現れた時に戦う事が出来なくなる。

 ガガガ・・様の宝物蔵も頼りにならないと分かったからには、かえって憑りつかれた状態でいた方が、新たに乗り移る先を探さなくて済むから、都合がいい。ガガガ


 今、善鬼は覚醒していないから、何ら活動を起こそうとはしていないのガガガ・・?

 だったらこちらにとっては有利だ。

 封印の塔で保護していれば、他の鬼たちが取り返しに来るガガガ・・。


 そこを一網打尽にする方が手っ取り早いだろうガガガ・・・。」

 所長の返事は意外なものだった。


「だって・・・、聞こえた?

 どうしよう・・・。」

 ハルは誰にでもなく、中空に向かって問いかけた。


(ふうむ・・・、悪い案じゃあないな。

 いいだろう、こいつを塔に封印して、他の鬼たちの餌にしよう。)

 剣の精も所長の提案に、納得した感じだ。


「餌って・・・、そんなひどい言い方しなくっても・・・。」

 一人ハルだけが、唇を尖らせる。


「じゃあ、長老さんはこちらで預からせていただきます、良いですね。」

 ジミーが瑞葉の父に対して問いかける。


「は・・・はい。村の皆には私から説明をしておきます。

 でも、長老の遺体がなければ弔いをするにも・・・。」

 瑞葉の父は少し困ったような表情を見せる。


「そうですね。今までの状況から察すると、既に長老さんは亡くなっていると考えるのが良いと思います。しかし、ご遺体も遺灰もないですし、この騒動が収まるまで葬式などは待っていただいた方がよろしいでしょう。


 全ての鬼たちを封じた後にでも、正式に弔ってあげればいいのではないでしょうか・・・。」

 ジミーは問いかけに対して、神妙に答えた。


「そうですね、分りました。

 くれぐれもよろしくお願いいたします。

 それはそうと、どうやってこの村から連れ出しますか?」

 もう一度、瑞葉の父が尋ねてきた。


「散歩などして歩けるという事なので、ちょっと大変とは思いますが、一緒に歩いて付いて来てもらおうと思っています。

 力持ちの魔物を連れてきて運ぶにも、かなりな距離がありますし、何より手配するのに日数がかかります。


 今から連絡しても明後日にはなるでしょう。

 その間に何かあっては村の方たちにもご迷惑がかかるでしょうし、大変ですから急いで運び出す必要性があります。」

 ジミーは尚も、真剣な面持ちで答える。


「そうですか、では我々も途中までお見送りがてら付いて行きましょう。

 寝ている最中にどこか行ってしまわないよう、夜間も見張って居なければならないでしょうから、交代で見張れるよう私も含めて数人が同行いたします。」


「そうですか、ありがとうございます。」

 どうやら瑞葉の父は、子供連れでどうやって手のかかる、意識のない老人を連れて行くのか心配していたようだ。

 ありがたい提案に、ジミーは素直に頭を下げた。


 そうして、5人の村人たちと共に瞬間移動地点の山の稜線まで歩いて移動することになった。

 長老は、玉に触れられることを嫌う以外には、暴れることもなく素直に従ってくれるようだ。

 

「じゃあ、今日も授業を始めるぞ。」

 夜になってキャンプをはり、長老の見張りを村人にお願いしてから、ジミーはおもむろにリュックから教科書を取り出した。

 ハルとミリンダがジミーの前に集合する。


「へえ、出前学校だ。いつもこんな形で、授業しているの?いいわね。」

 すると、朽ちかけた倒木の幹に腰かけて、ファッション雑誌を眺めていた瑞葉が近づいてきた。


 ミリンダが、時々差し入れで持ってきてくれていた前文明の遺物だ。

 何度も読み返しているようで、既にボロボロの状態だが、お気に入りの記事が掲載されているのか、手放せないのであろう。


「ハル君たちは中学生で、おいらは先生という訳さ。

 事件を解決する為に、色々な所を飛び回るから、その時は課外授業を行うのさ。」

 ジミーが珍しいものでも見る様に、じろじろとハルたちが持つ教科書や黒板などを見ている瑞葉に説明する。


「ふうん、いいわねえ。あたしたちなんか、学校なんか行ったことないもの・・・。

 校舎なんてかしこまった建物はいらないから、こんな形でも授業を受けられたらよかったなあ。」

 瑞葉が、少しうらやましそうに呟く。


「うん?そう言えば、村では君と桔梗さんの二人だけが若者のようだけど、学校などの教育はどうやっていたんだい?」

 そういわれて、今更ながらジミーが問いかける。


「学校?あの村にそんなものある訳ないでしょ。

 畑仕事の合間に、父さんや母さんたちに簡単な計算とか習ったり、長老さんには漢字などの文字や伝えられてきた、この国の歴史なんかを習ったわ。


 村の人たちはみんなそうやって、其々の知識をみんなに教え合って、勉強して来たらしいわ。

 だから、この雑誌なんかも読めるし、それほど不自由も感じることはないけど、学校ってことに少し興味が湧いて、聞いてみただけよ。」

 ファッション誌片手の瑞葉が少しさみしそうに答える。傍らには、桔梗も来て一緒に頷いている。


「それなら、ちょっと前までの僕たちの村と同じですね。

 僕もおじいさんに計算や文字など教わったり、近所の人に歴史など教わったりしていただけでした。

 そんな村に仙台市からジミー先生たちが来て、学校を作ってくれたんです。」

 ハルが元気な笑顔で話しかける。


「そういえば・・・、失礼だけど瑞葉さんや桔梗さんはいくつなんだい?」

「あたし?あたしは今年18歳よ。桔梗は2つ下の16歳。」

 ジミーの問いかけに瑞葉が答える。桔梗は、その言葉に頷くだけだ。


「ほう、高校生くらいの年齢かあ。失礼だけど、太っていた時は年齢不詳だったからね。

 今は、随分若く見えると思っていたら・・・・そうかあ・・・。


 釧路にある学校では、今の所ハル君たちが最上級生で中学1年までのクラスしかないが、仙台市なら高校もある。

 どうだろう、今からでも学校へ通って見ないか?

 仙台市へ移り住めば、高校生になれるよ。


 勿論、余りにレベル差があると困るから、簡単な試験はあるけど、悪くても中学生くらいからならやり直せると思うね。」

 ジミーが突然思いついたように提案をする。


「うーん・・・、でも父さんたちを置いて他所へは行けないわ・・・、残念だけど・・・。」

 瑞葉の最後の言葉は、小さくて聞き取れないくらいであった。


「まあ、すぐに結論を出す必要性はないよ。

 学校は逃げて行かないしね。

 何時でも行きたくなったら連絡してくれ。

 おいらから、所長には話しを通しておくから、その時は所長に直接連絡すればいい。」


「うん、ありがとう。」

 ジミーの言葉に、瑞葉も桔梗も大きく頷いた。



 長老の歩みはそれほど速くはないので時間がかかったが、それでも3日半ほどで移動ポイントに到着した。


「ありがとうございます。お手数をおかけしました。」

 ジミーが付き添ってくれた村人たちに、深々と頭を下げる。


「いいえ、とんでもありません。

 わが村の長老の事ですし、当然です。

 それよりも、ここまででよろしいのですか?


 なんでしたら、瑞葉と桔梗を長老の看護の為にお付けしますが。」

 瑞葉の父が、二人を横目で見ながら話しかけてきた。


「いえ、封印の塔には既に医療スタッフがいますので、看護に関しては問題ありません。

 それに、鬼たちを待ち受ける為、危険を伴いますので、ここからは我々だけの方がいいでしょう。」


「そうですか・・・。では、瑞葉たちの教育の件に関しましては、この件が片付き次第改めて相談させていただきたいと存じますので、その節はよろしくお願いいたします。」


 どうやら、昨晩の会話を聞いていたのであろう。

 うれしい言葉に、ジミーは勿論、瑞葉や桔梗の顔も和らいだ。


「では、また連絡します。」


 そう言い残して、ミリンダがジミーを、ハルが長老を連れて瞬間移動した。

 いくつかの中継地点を経由したが、封印の塔までは瞬間移動可能だ。

 数分後には、ハルたちは見上げるほどの高さの、石造りの塔の真下に居た。


「どうするの、これから。」

 ミリンダが問いかける。


「うーん、そうだねえ。」

 ジミーが長老の背中を押して誘導しながら、塔の中へと歩いて行く。

 長老は、階段も問題なく昇ることができる様子だ。


 2階3階4階と、何もない階を通り過ぎて上って行くと、5階になってようやく、大広間にベッドなどしつらえてあって、数人の人が忙しく動いているようすが伺えた。

 3人の運び込まれた重病患者を看護している階だ。


 大きなバッテリーや、小型の発電機などが運び込まれ、様々な医療設備が稼働している。

 ジミーはその様子を眺めながら、尚も階段を上がって行く。

 最上階の大広間には、数人の人影が見えた。


「長老さんね。いま、ここにベッドを準備したところよ。

 鬼に乗り移られたのであれば、病気の看護の必要はないでしょうし、他の患者さんの迷惑にならないように別にする必要性があるから。


 長老さんを保護した後で、この塔の入口を封印しておく?念のために・・・。」

 大広間の中央に居たミッテランが、ジミーたちの姿を見つけて、声をかけてきた。


「いえ、所長に言わせると、いくら強力に封印しても、神であれば破れるだろうという事です。

 竜神様の宝物蔵の結界が、破られた様に。

 そうであれば、四方八方に封印を施しては逆効果だそうです。


 隙間があれば、封印を破る手間を掛けずにそこを通るでしょうから、一部を開けておいた方が、相手の通り道を予想して、そこを警戒しておけばいいから、楽になるそうです。

 ですから、入口からここまでの経路は封印をせずに、五階の大広間へ通じる通路だけを封印してください。


 五階の患者さんは、守らなければならないですからね。

 実を言うと、この塔へ運び入れることを拒む患者さんが居ることに関しても、想定内だったそうです。

 居残った患者さんを見張ることで、鬼たちの動きを把握できますからね。


 まあ、残った患者さんが鬼たちに乗り移られることを想定しているというのは、大変申し訳ない事なのですが、きちんと事情を説明した上で、本人が納得して自宅に残られた訳ですからね。


 全員が、この封印の塔へ移ることを承知された場合は、当面は安全になるだろうけど、警護する期間も長引くだろうし、何より乗り移る先を切り替えられた場合に感知できないので、どうしようかと悩んでいたくらいだって、所長が言っていました。


 まあ、そうは言っても対象が死んでからしか乗り移ろうとしないようなので、成り立つ作戦ですからね。

 生きているうちから乗り移られる危険性があるのであれば、どんなことをしても守らなければならないですから。」

 ジミーは、既に所長と念入りに交わした作戦を説明した。


「そう、分ったわ。じゃあ、早速封印してくるわね。」

 そう言いながら、ミッテランは階下へと降りて行った。

 長老は、付き添いの魔物たちによって、大広間中央のベッドへと寝かしつけられたようだ。


「竜神様の所の玉が無くなった時期から考えると、その玉が人に乗り移ろうとするのは、早くても2ヶ月ほど先だ。

 既に5鬼揃っているので、今回の場合は周りの人を巻き込む必要性はないだろうから、すぐに行動すると考えても、それまでは安全と考えておこう。


 とりあえず、決戦の時まで基本的な警備は他のスタッフに任せて、基本的においらたちは村へ戻ることにする。

 授業の遅れを、最小限にしたいからね。


 といっても、2ヶ月間は大丈夫というのは、あくまでも過去のデータから考察した推定だ。

 万一の場合に備えて、交代でここに詰めることにする。」

 ジミーが、みんなの顔を見回しながら提案する。


「交代で?」

 それを聞いたミリンダは、少しうれしそうだ。


「そう、3班に分けようと思う。

 トン吉さんたち魔物に関しては、こんな事態なので村の農作業は免除で、これからもずっとこの塔で警備してもらうつもりだ。


 九州からの移民の人たちが加わって、教育がてら村の田んぼや畑の耕作をしているから、今の所手は足りているらしいしね。

 交代するのは、おいらたち学校がある人間たちだけだ。


 まず、おいらとハル君。

 次がミリンダちゃんとホースゥさん。

 そのまた次がミッテランさんとゴローさん。


 この3組が1日交替で24時間、この塔で警備に当たる。


 勿論、土日の休みの日には全員で塔に詰める予定だ。

 休日が無くなってしまうが、人類の存亡がかかっていると言っても過言ではない戦いだ、勘弁してほしい。」

 ジミーはそう言いながら、皆の顔を見回す。


「あたしたちは、全然かまわないわよ、ねえ。」

 ミリンダは上機嫌で、ハルたちの方へと振り返る。


「でも・・・、学校の勉強が・・・。」

 対するハルは浮かない顔だ。


「大丈夫、その点は考慮してある。

 仙台市で運用したテレビ放送網が、現在使われていないのは知っているだろう?

 あれは、衛星を使って釧路ともつながっているんだが、こちら側からでも中継は可能だ。


 どうせ使わないシステムだからと、所長にお願いして機材を運んできた。

 元々、釧路で情報発信する目的で準備していた機材だが、あの時は全く使われなかったからね。」

 ジミーが示すフロアの1角には、テレビカメラ含めた放送機材が準備されていた。


「これと同じ設備が、中学校の教室にもセットされている。

 衛星を使ったテレビ放送で、しかも双方向のやり取りができる。


 封印の塔と学校。数百キロの距離を隔てながらも、普通と変わらない、授業が出来るだろう。」

 ジミーは放送機材を撫ぜながら、うんうんと頷き満足げだ。


「更に!土日は、ここで1日過ごすわけだが、そうであればと、アマンダ先生含め他の先生たちが、休み返上でこの塔へ来てくれることになった。

 まあ比較的安全な、鬼たちの襲撃がないと推定される2ヶ月間だけだけどね。


 その為、苦手科目や遅れている部分をここで一気に盛り返すつもりだ。」

 ジミーの声が段々と力強さを増してきた。

 相当な、熱の入れようだ。恐らく、ここまでの根回しを、陰で必死で行っていたのだろう


「やったあー!」

 ハルが飛び上がって喜ぶ。


「へえ、だったら、僕の苦手な算数の勉強を個別指導してもらおうかな・・・。」

 ゴローも満足そうだ。


「テレビ放送で中学校の勉強をする。やっぱり日本の技術はすごいです・・・。」

 ホースゥも、ジミーの説明に酔いしれていた。


「げげぇっ!で・・・でも・・・、やっぱりお休みも必要なのでは・・・?

 あまり無理して詰め込みすぎると、その反動が・・・。」

 ミリンダが必死で、そんなみんなの目を覚まそうとするが、みんなの耳には届いていない様子だ。


「じゃあ、まず本日の当番は、おいらとハル君。

 明日はミリンダちゃんとホースゥさんにお願いする。

 宿泊用のベッドなども既に手配済みだから安心してくれ。


 勿論、早速明日からテレビ授業開始だ。

 楽しみにしててくれ。

 では、解散。」

 ジミーとハルを残して、ミリンダ達が階段の方へと向かう。


 心なしか、ミリンダの足取りは重そうだ。

 途中、5階のフロアを見ると、入口がオレンジ色に輝いている。

 ミッテランにより結界が張られた様子だ。

 その場に居たミッテランと共に、ミリンダたちは階段を下りて行き、封印の塔を後にした。



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