第9話 地面の秘宝の地図
第9話 地面の秘宝の地図
「ナイスアイディアね、私も、聡也も行くある。」
「まぁ、シャンプーのいうことなら、しょうがない、行くか。」
と、聡也が言った後、僕らの町、いや、炎の里に帰った。
「ただいま、ばあさん。聡也が、青空の秘宝を見つけてくれたよ。」
と、僕は声を張り上げて言った。・・・が、ばあさんはいなかった。それから僕は、いつもばあさんがいる、机に行った。その上に、封筒が置いてあった。そこには、手書きで書かれていた分を僕は、読み上げた。
『稜へ
私は、もう年です。稜が青空の秘宝を見つける食べに出て数分後、私は心臓ほっさで倒れてしまいました。なので、入院することになります。青空の秘宝は、光の秘宝のとなりにおいてください。次は、地面の秘宝です。地図は、おじいさんの仕事場においてあります。がんばってね。
おばあちゃんより』
「稜、青空の秘宝持ってきたある。これ稜、おいてくるある。」
と、シャンプーが青空の秘宝を持ってきてくれた。
「ありがとう。次の秘宝は、地面の秘宝だから、皆に伝えといて。」
と、僕は言ったら、青空の秘宝をもらった。
「分かったある。再見≪再見とは、中国で、さよならのこと≫。」
と、言われて、シャンプーはみんなの所に戻った。
「まって、稜。私も行く。」
後ろから千穂がついてきた。
「どうしたの千穂?」
僕は、千穂に聞いた。
「別に、皆の所いるとおかしくなりそう。」
「そ、そうなんだ。」
僕と千穂は、青空の秘宝を、光の秘宝のとなりに置いた。
「よし、じゃあ地図を取りに行こう。」
「私も行く!」
それから僕と千穂は、2階にある死んだ祖父さんの部屋に行った。
「ここね。」
千穂が、気分のいい声で言った。
「ああ、ここだよ。なんか、なつかしいなぁ。」
「この部屋、思い出の部屋なの?」
「うん、僕、幼稚園生の時に、よくかくれんぼするときに、この部屋をつかったんだ。いつも、祖父さんが鬼をやってくれた。楽しかったなー。すぐ見つかったけどね。」
僕は、少しだけ悲しい気持ちと、楽しかったな、と心で思った。
「ちょっと昔話はそこまで、中に入って地面の秘宝の地図を取りに行こうよ。」
と、千穂が楽しげに言った。
「そうだね、行こう。」
それで僕らは部屋の中に入った。
「あ、あった。これだよね、稜、ほらここに地面の秘宝って書いてある。」
千穂が地面の秘宝の地図を見つけて、僕に見せてくれた。
「そうだ!きっとこれだ。いや、絶対これだ!」
僕は、テンションMaxで、言った。