第5話 作戦会議と固い友情?
第5話 作戦会議と固い友情?
「ねぇ、千穂、らむ、次は青空の石だよ。青空の石を見付けるには、
『日時計の石の上に座るべし、世界を守りたいという絆を持つべし、そうすれば青空の石は、舞い降りて、』
その後の青空の秘宝を手にするには、
『青空の石を持って行け、山のてっぺんで、大きな声で、歌うべし 歌は、青空の石を手にすればながれる。そうすれば、青空の秘宝はあらわれし』って書いてあるけど、まずは、日時計の場所と言えば、隣区のすべての森においてあるから、かなり遠いけど頑張ろう。世界のみんなのために。」
「そうね、世界のみんなのために。」
「千穂ちゃん、稜、聡也大丈夫かな?」
「確かに、あなり重傷だったからな。でも、あいつを信じてがんばろう。」
「誰を信じるって?」
と、後ろの方で聞き覚えのある声がした。
「おい、大丈夫なのか聡也?もう傷は大丈夫なのか?」
「ふっ俺を誰だと思ってるんだよ」
と、聡也が言うもんだから、僕と、らむと、千穂で一緒に行った。
「さとや」
「おれは、もうガキじゃねえ。俺は大人だ。」
また聡也が、変なことを言うもうだから、みんなで相談した。
「ねぇ聡也って同い年だよなぁ・・・」
「えぇ、聡也も私たちも10歳よ・・・」
「10歳ってまだガキっていうか・・・」
「子どもだよね。」
と、皆でこそこそ話した。
「こら!!聞こえてるぞ、っていうか、早く地図渡せよ。」
「あ、あぁ今回は、青空の秘宝だ。今回も頑張ろうな。」
と、僕が聡也に握手をしようと手を出した。
パシッ
聡也が僕の手をたたいた。
「ふっ、俺はそんなに友情がないんだよ。俺は、1人で探すんだ。」
「ちょっと、あんた、どんだけいじっぱりなんだよ。ねぇ千穂ちゃん。」
「えぇそうよ、せっかく稜が優しくしてくれたのにさ。」
と、言っていたら聡也はだまってどこかに行ってしまった。
「あいつは、もうほっとこうぜ、明日また出発だ。」
「OK-」
それからみんなは、自分の家に帰って、夕食を食べて、寝た。
―――次の日の朝―――
ピピピピッピピピピッ
「ん、んー、はっ、そうだ今日も秘宝を集めるんだ。」
そして僕は、パジャマから着替えて、朝ごはんを食べた。
「稜、頑張ったわね。お父さんの夢をかなえようとするなんて、えらい子だわ。」
「僕が、自分でやりたいだけさ。」
「がんばって、今日も明日も。」
今日の母さんは、とっても優しかった。