闇への扉
闇への扉は
開かれるかもしれない。
開いてしまうかもしれない。
それでも…
その扉の奥にある場所だって
必要なんだ。
心落ち着かせる
安らぎの場所として。
癒しの場所として。
光に消されてほしい訳じゃない。
そして…
闇が光を飲み込んでほしい訳じゃない。
どちらにも消えてほしくないんだ。
どちらも必要なんだ。
光への扉の奥。
笑顔のある 彩りのある 心温まる
愛の世界。光の世界。
闇への扉の奥。
悲しみを 苦しみを 痛みを
感じる世界。闇の世界。
そして…
強すぎる光。光の世界で受けた苦しみを
癒す世界。安らぎの世界。
そんな扉を行き来して
これまで生きてきたんだ。
今だって これからだって
この扉は大切なんだ。
だから…
闇への扉を開いたって
恐れる事なんて無いんだ。
これから生きていく上でも
必要な扉なのだから。