レミリア・スカーレット,フランドール・スカーレット,十六夜咲夜,パチュリー・ノーレッジ,小悪魔,紅美鈴編 前編
11:00AM
湊「なぁルーミア、美鈴は今何をしているんだろう?」
ルーミア「多分寝ているんじゃない?」
湊「そうかもな」
〜〜紅魔館
美鈴を見つけた。
湊「美鈴なんで倒れているんだ?」
ルーミア「美鈴を起こしてみましょう」
湊「そうだな。起きて美鈴」
美鈴「zzz」
湊「残念だな。今起きたらキスしてあげようと思ったんだけどな」
美鈴「起きました!」
湊「これで起きるんだったら最初から起きてくれよ」
美鈴「え、なんか言ってたんですか?」
湊「一応言ってたけどなんで美鈴は今起きたの?」
美鈴「今起きないと駄目な気がして起きました。」
湊「そんなのできるんだ」
さっきまで見た感じ本当に寝ていたのにな
美鈴「湊さんはなんて言ってたんですか?」
湊「最初に起きてって行ったけど起きなかったからふざけて今起きたらキスしてあげたのにな〜って言ったらすぐ起きた」
美鈴「さすが私。ということでキスしてください」
湊「仕方がないな。それじゃあやるよ?」
美鈴「はい。いつでもいいですよ」
湊「それじゃいくよ」
「チュッ」
美鈴「ありがとうございます///これでこれからも頑張れそうです///」
湊「ああ、頑張ってな。美鈴入っていいよね」
美鈴「はい。問題ないですよ」
美鈴「それでは咲夜さんを呼んできます」
湊「呼ぶとき俺の名前を隠してくれない?」
美鈴「わかりました」
そう言って美鈴は咲夜を呼びに行った。
〜〜side咲夜
美鈴「咲夜さんお客さんが来ました」
咲夜「ありがとう。美鈴」
美鈴「大丈夫です」
咲夜「でもどうしましょう。これからお昼ごはんの用意をしなくちゃいけないんだけど。仕方ない。お客様にはすまないけれど後で来てもらえるように言ってもらえないかしら。」
美鈴「まぁまぁそんな事言わずに会いに行きましょうよ」
咲夜「でも、今から作ってお嬢様たちがご飯を食べるように説得するのにも時間がかかるし。」
美鈴「一度会ってそこから考えましょう」
咲夜「あなたがそこまで言うってことは余程大切な用事なのね」
美鈴「まぁそういうことになりますね」
咲夜「それじゃあ早く行きましょう」
美鈴「はい。」
なんの用事なのかしら。ここまで言うけれど焦った様子ではないから異変なわけでもなさそうね。そういえば今日の朝は死にそうな顔だったのになんで今こんなに明るい顔をしているのかしら。まぁ会ってみればわかると思うし、早く行きましょう
美鈴「連れてきましたよ。」
さて誰かしらね
美鈴「湊さん」
どうして湊様がここにいるの。そうか。もう三年経ったのか。
咲夜「美鈴ありがとう」
美鈴「どういたしまして」
湊「久しぶりだね、咲夜」
咲夜「お久しぶりです。お帰りなさいませ、湊様」
ああ、久しぶりの湊様だ。
湊「うん。ただいま」
湊「なんで咲夜は泣いているんだ?」
咲夜「今、私は泣いているんですか?」
もしかして、久しぶりに会ったのが嬉しすぎて泣いているのかしら。
湊「ああ」
咲夜「それは申し訳有りませんでした。少しだけお待ち下さい」
私はそう言うと急いで涙を止め
咲夜「もう大丈夫です。この度はどうったご要件でこちらに?」
湊「今日こっちに帰ってきたからね。皆と会おうかなって思ってさ」
そういう気遣いができるところが大好きです。皆ということは
咲夜「そうでしたか。では今すぐお嬢様たちやパチュリー様を呼んできたほうがいいですか?」
湊「ああ。頼めるか?」
咲夜「かしこまりました。では呼んできます」
私は時間を止めお嬢様方を呼ぶことにした。