第一話 記憶が戻った主人公
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八月三日
???「今日も暑いな」
そういったのは、僕だ。僕の名前は新快 湊高校二年生だ。僕は、周りからもお前は特徴がないことが特徴だと言われるほどのどこか抜きん出たところがない。父親と母親と妹の四人家族だ。僕の家は結構裕福であり夫婦仲も良好だ。
???「そうね」
そういったのは、僕の妹の新快 瑠魅愛高校一年生だ。お兄ちゃん大好きっ子だ。僕を好きなのに大事な理由があるそうだが教えてくれない。実は僕の母親が外人でありその遺伝子が受け継がれたため、金色な髪であるが自毛である。
湊「早く帰ろうか。」
今は暑いから、早く帰ったほうがいいかと思ってそう口にした。
瑠魅愛「わかったわ。」
そうして帰ろうとしたその時、自分たちの下に何かができ僕達はそれに吸い込まれた。
湊「瑠魅愛!」
そうして僕だけが上空に投げだされた。そう、僕だけだ。瑠魅愛はどこにもいない。僕は下を見たとき何故か既視感があるところに来た。
湊「何故か見たことがある気がするな。何故d イタッ!」
僕は何故僕が見たことがある気がするのか、頭の中で考えていた。その時僕は強烈な頭痛に襲われまだ上空にいるというのに意識を失った。
「ドサッ」
瑠魅愛?「湊、大丈夫か?」
湊「あれ、ここは。そうか僕、いや俺は記憶が戻ったのか。心配してくれてありがとう瑠魅愛、いや違うな。今はもうルーミアか」
そう。俺は既視感の正体を知った。そう俺は三年前までここにいたのだが自分で記憶を封印して地球で生活していた。俺はとりあえず昔の格好に戻し、リミッターも外した。久しぶりだから使えるか心配だがそこはおいおい考えよう。
ルーミア「別に大丈夫だよ。名前に関してはそう言うことになるね」
湊「そう言ってもらえると助かる。紫、俺がいない間なんかあったか?」
紫「ええ、一応あったわ。あなた餓鬼って覚えている?」
湊「ああ、覚えているよ。あいつがなにかしたの?」
餓鬼といえば俺がこっちに来た最初のときにルーミアと戦っていたから倒したやつだよな。あのときは、身体能力だけで戦ったから倒しきれてなかったんだな。
紫「ええ。また凝りもせず私達を襲おうとしてきたのよ。」
湊「お前らは大丈夫だったのか?」
紫「ええ、あいつも少しパワーアップしてきて帰ってきたみたいだけど、捕獲して色んな人からあなたがいなくなったことに対しての寂しさを力に攻撃していていつの間にか消滅していたわ」
湊「それは自業自得だがあいつらそんなに寂しがってたのか?」
紫「ええ、とある理由で三年間だけ記憶がない状態で別世界にいるいるということはみんな分かっているのだけどやっぱり寂しいのよ」
湊「まぁ俺は皆と付き合ってたしな。もちろんお前ともな」
俺は皆から告白されて付き合ってたけどそれが余計にあいつらを寂しくさせてしまったのかもな。あったら謝っとこ。
紫「ええ///。まぁでもあなたは今から皆に会いにいくでしょう?」
湊「まぁな。皆は俺がいつかえってくるのか具体的な日付は知ってるの?」
紫「いや知らないわよ。」
湊「じゃあ俺はいきなり会えばいいのか?」
紫「そうしてもいいし、皆を呼んで会ってもいいわよ。」
湊「せっかくだから、いきなり会うか。ルーミアも一緒に行くか?」
ルーミア「もちろんよ。」
湊「了解。行くか」
紫「ちょっとまって」
湊「どうした」
紫「私も寂しかったんだからね。あれやってよ」
湊「あれってなに?もしかしてこれのこと?「チュッ」」
俺は尋ねながら紫にキスした。
紫「分かってるじゃないの///。それじゃあまたね///」
湊「ああ、またな。行くよルーミア」
ルーミア「分かった」
湊「最初どこから行く?」
ルーミア「一番近いのは博麗神社だから、そこに行きましょうよ」
湊「じゃあ行くか」
「そうね。でもその前に湊ちょっとこっち見て」
湊「ん?なんだ?」
「チュッ」
ルーミアは突然俺にキスをしてきた。
湊「えっちょ。ルーミア何するんだよ///」
ルーミア「ふふ〜ん。不意をついてキスをしただけだよ。ほら行くよ」
湊「お前な〜///」
そうしてルーミアとイチャイチャしながら、俺は博麗神社に向かった。