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最終決戦13 戦神の光の一撃が闇落ちした全能神を叩き切りました

シャラザールはあっという間に、ゼウスの闇の魔力の前に闇に包まれていた。

凄まじい力がシャラザールにかかる。

おどろおどろしいゼウスの怨念がシャラザールを包む。

凄まじい圧力ガシャラザールにかかり、闇がシャラザールを侵食しようとする。

シャラザールの周りは闇に包まれて真っ暗になった。




そして、ゼウスを中心に闇が広がり、戦場を覆う。

戦場の地も雲がかかり、暗闇の世界になる。

光が全て消えようとしていた。



「シャラザール」

「嘘、シャラザールがやられるの?」

皆悲鳴を上げた。


「そんなバカな、正義が闇に負けるのか」

「いや、天界も闇に飲まれるの?」


「何言っている。シャラザールが負けるわけ無いだろう」

「そうだ。魔王にもかったシャラザールが悪のゼウスに負けるわけなんて無い」


子供達の認識の相違に大人たちは驚いたが、何しろ全能神は宇宙最強だから全能神なのだ。

本来シャラザールよりも当然強く、魔王よりも上だ。

でも子供達の中ではもう違った。


「シャラザール!」

「シャラザール頑張れ」

「悪魔のゼウスなんかに負けるな」

子供達が次々に叫ぶ。


「シャラザール」

「シャラ!シャラ!シャラザール!」

掛け声が響き始める。


「イケイケシャラザール」

「シャラザール!シャラザール!シャラザール!」

大合唱が始まった。


「シャラザール!シャラザール!シャラザール!」

そして、それは天界の雲をも揺るがし大音響になって天界から地界に向けて放たれる。


「シャラザール!シャラザール!シャラザール!」

子供達ばかりでなく親も兵士も残った役人達も叫んでいた。


そして、その声はシャラザールに届いた。


シャラザールの目に光が灯る。

そして、草薙の剣が金色に光り始めた。

その光はどんどん大きくなってきて、周りの闇を祓い始める。

「おりゃああああ!」

シャラザールが叫び、剣を一閃させる。


闇が一気に弾き飛ばされた。


「ほう、まだやるか」

ゼウスは似たりと笑うと更に闇の魔力を放つ。


しかし、シャラザールを中心とした光がそれを弾く。


「行くぞ。邪神ゼウス。余の光の一閃を受けてみよ」

シャラザールは草薙の剣を上段に構えた。


「良いぞ!シャラザール!」

「行けぇぇぇ!」

子供や大人が叫ぶ。


「シャラザール!シャラザール!シャラザール!」

大合唱が天界の雲を揺らす。

そして天界の雲が光りそこから光が遥か離れたシャラザールの宝剣、草薙の剣まで届く。

シャラザールは一瞬更に光り輝いた。


「な、何じゃ」

思わず、ゼウスがたじろぐ。


シャラザールは急速にゼウスに近寄った。


「食らえ!光の一撃!」

光り輝く草薙の剣を上段から振り下ろした。

「ギャアアアーーーーー」

ゼウスはその瞬間凄まじい光の中に包まれる。

闇落ちしたゼウスはポセイドンとともに消滅した。

全能神はシャラザールによって地上からも消滅させられた。

皆さんここまで読んで頂き大変ありがとうございました。

またいつも誤字脱字報告等本当に有難うございます。

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ここまで読んで頂いてありがとうございます。
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『シャラザール帝国』

https://ncode.syosetu.com/s1987g/
クリスとシャラザールのお話です。

私の

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の小説はこちら

『好きになったイケメンは王子様でした~失恋から始まるシンデレラ物語・悪役令嬢もヒロインにも負けません』

https://ncode.syosetu.com/n2724hj/

平民で薬屋の娘リアは幼馴染のカートの勧めで特技を生かして王立学園に行くことに。でも、そこには王子様やお貴族様がいて、出来るだけ避けようとしたのに、何故か王子らと親しく?なってドンドン深みにハマっていきます。悪役令嬢や可愛らしい女の子が何を勘違いしたのかリアに絡んでくるけれど、リアが好きなのは王子ではなくカートなのに。でもそのカートの動きも怪しくて・・・・
カートの正体がわかった時、リアは・・・・。
王立学園で繰り広げられるドタバタ恋愛・シンデレラ物語。

ネット小説大賞運営チーム様から感想いただきました。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。
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