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赤い死神の大侵攻作戦で王国を蹂躙します…しかし、その前に無敵の戦神が立ち塞がりました  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
第二章 ノルディン帝国の侵攻

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最終決戦12 ついに全能神は闇落ちして闇の一撃を戦神に浴びせました

ゼウスはシャラザールに何発も爆裂魔術を浴びせられていた。

その度に襤褸布のように弾き飛ばされて地面に叩きつけられる。


全能神たるゼウスが圧倒されるなど信じられないことだった。

そして、ゼウスに天界の声が聞こえてきた。


「行け行けシャラザール」

「今こそ真実の力を発揮せよ」

「ファイト!ファイト!シャラザール!」

「悪の大王ゼウスを倒せ」

大きな歌声が聞こえてきてゼウスは絶句した。


そんなバカな。今まで天界の民のためにやって来たつもりだった。

シャラザールなど自分の気分で天界で気に食わない奴らに喧嘩をふっかけているに過ぎない破落戸のはずだった。それがいつの間にかシャラザールが良い者になって、ゼウスが悪者になっている。

ゼウスの今までの努力は何だったのだ。


懸命にシャラザール悪物語を書いて天界の全ての小中学校にて教科書代わりに配置したのに、教師たちは役割を放棄したのか。

ヤクザのシャラザールを苦心して地界に叩き落としたのに、それを悪く言われては話にならなかった。ゼウスの中ではゼウスは良い者だった。

そうゼウスの自分勝手な良心によると良い事したのに民は自分を支持してくれない。不審モードがマックスになった。

(そこまでして認めてもらえないなら、儂にも考えがある)

ゼウスの心の中が黒く染まってきた。

好きにやって人気の出ているシャラザールに対する嫉妬と恨み辛み全ての悪感情が渦巻いてゼウスに集中した。


「食らえ」

シャラザールの爆裂魔術がその黒く染まったゼウスに命中した。今までならゼウスが弾き飛ばされる所が、今回は黒い渦に一瞬で弾き返された。


「ん?」

シャラザールはゼウスを注視した。ゼウスを中心に禍々しい呪われた濁りが渦巻いていた。ゼウスは闇のおどろおどろしさを感じさせる巨大な老獪とかしていた。


「悪堕ちしたのか。全能神が」

シャラザールは驚いて言った。



「キャアアア」

「何あれ」

女性を中心にゼウスを見て悲鳴が上がる。

ゼウスは真っ黒な悪い感情の渦に染まり真っ黒になっていった。


「ママ、悪いゼウスが真っ黒に染まったよ」

「悪魔になったんじゃない」

子供達が言う。

母親も驚いてそれを見ていた。

神が悪魔落ちするなんてそんなバカな。



「食らえ」

ゼウスが手を差し出した。

真っ黒い感情の塊がシャラザールを襲う。

シャラザールが弾き飛ばされる。


「えっ」

「嘘っ」

天界の見物客は驚愕した。

今まで圧倒していたシャラザールがゼウスの攻撃を受けたのだ。

それも弾き飛ば連れていた。


「見たか。男女め。これでも食らえ」

更に次の一撃を放つ。シャラザールは障壁で防ごうとしたが、闇の魔力は強く障壁ごと弾き飛ばされる。地面に巨大なクレーターが出来上った。



そして、もう一撃。


「グウォッ」

シャラザールは叫び声を上げるや地面に叩きつけられていた。



「はははは、所詮新米の神の力など知れたものじゃ」

言うやゼウスは次々に闇の魔術をシャラザールに浴びせる。

シャラザールは次々と闇の攻撃を受けて弾き飛ばされる。



「キャーーー」

「シャラザール様」

「負けるなシャラザール」

天界では悲鳴が上がる。



「ふんっ。思い上がった男女よ。これで終わりじゃ」

ゼウスは両手を上げた。

「食らえ!闇の一撃」

両手から真っ黒の負の感情の闇の感情がほとばしり一路シャラザールを直撃した。、

シャラザール危機一髪

闇落ちしたゼウスは最強

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ここまで読んで頂いてありがとうございます。
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『シャラザール帝国』

https://ncode.syosetu.com/s1987g/
クリスとシャラザールのお話です。

私の

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『好きになったイケメンは王子様でした~失恋から始まるシンデレラ物語・悪役令嬢もヒロインにも負けません』

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平民で薬屋の娘リアは幼馴染のカートの勧めで特技を生かして王立学園に行くことに。でも、そこには王子様やお貴族様がいて、出来るだけ避けようとしたのに、何故か王子らと親しく?なってドンドン深みにハマっていきます。悪役令嬢や可愛らしい女の子が何を勘違いしたのかリアに絡んでくるけれど、リアが好きなのは王子ではなくカートなのに。でもそのカートの動きも怪しくて・・・・
カートの正体がわかった時、リアは・・・・。
王立学園で繰り広げられるドタバタ恋愛・シンデレラ物語。

ネット小説大賞運営チーム様から感想いただきました。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。
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