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赤い死神の大侵攻作戦で王国を蹂躙します…しかし、その前に無敵の戦神が立ち塞がりました  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
第二章 ノルディン帝国の侵攻

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最終決戦10 戦神は全能神の最終兵器に耐えました


天界ではゼウスびいきの役人達が子供達にボコボコにされていた。

女の役人なんてもう顔もボコボコに腫れていた。

子供達は容赦がなかった。今までの恨みとばかりに、年上の少年を中心に足蹴にしたり、もう大変だった。役人達は命の危険を感じた。


そこへ「ピーピー」


笛を吹いて警備兵達が駆け込んできた。


「やばい。逃げろ」

子供達は慌てて逃げようとする。


「あっおまわりさん。子供達を捕まえて!」

役人達は天の助けと兵士達の手にすがろうとした。


「そこの役人ども。贈賄罪及び、冤罪捏造罪によって逮捕する」

「えっ」

「そんな」

兵士達の声に役人達は驚いた。


「あなた達、そんな事して後でどうなっても知らないわよ」

「そうだ。全能神のゼウス様が貴様らを罰してくださるぞ」

役人達は叫んだ。


「口だけが騒々しい奴らだな。早急に引っ立てい」

指揮官が叫んだ。

「はっ」

兵士達はヤクザもろとも役人達を連れて行った。


「さあ、皆さん、これで邪魔者はいなくなりました。

ここよりは好きな方を応援していいですぞ」

オオクニヌシがそう言うと立ち去った。


「えっ」

「オオクニヌシ様は我らの味方なんだ」

子供達や大人たちは席に戻る。


「あっシャラザールが」

「そうだ、シャラザールがやばい」

皆慌てて画面を見た。ゼウスの最終兵器雷霆で攻撃されたシャラザールが心配だった。



「シャラザール、頑張れ!」

「シャラザール!」

「シャラザール!、シャラザール!シャラザール!」

大合唱が始まった。


雷霆によって雷の攻撃を受けていたシャラザールだったが、どうなっているかは全く外からは見えなかった。

雷の光が強すぎて全く見えなかったのだ。

しかし、次の瞬間画面は光で満たされて、画面はフラッシュアウトした。


「キャアアア」

「眩しい」

子供達が悲鳴を上げる。



その光が収まった跡には立っている人影が見えた。


「シャラザール」

「シャラザールだ」

子供達が喜んで叫んだ。


「な、何と、雷霆が全く効かぬのか」

呆然とゼウスは呟いた。

最終兵器である雷霆が効かないなんてことは今までになかった。


そうそこには何もなかったかのように、雷霆を真っ二つ折って平然と立っているシャラザールがいた。

神紹介 関係はゼウス基準

ゼウス 全能神

兄 ポセイドン 

妻 ヘラ

娘兼愛人 アフロディア 元の名前はアフロディーテ美と愛の女神 シャラザールに叩き落されて現在ノルディン皇帝の妃の一人 マクシムの愛人でもある。アレクの母 ポセイドンとも関係ある関係者は数え切れない シャラザールの言う淫乱の神というのも頷ける存在。

息子 マルス 戦の神 叩き落されて現ノルディン王子 マクシム アレクの実の父

息子 ディオニューソス 豊穣とブドウ酒と酩酊の神 叩き落されて現クリスの婚約者のマーマレード皇太子エドワード シャラザールとうまくいくわけはなく、この後の話でクリスを婚約破棄するのはある程度止む終えない。しかし、怒りのクリスに鉄拳制裁されてしまう………


ギリシャの神々の関係は乱れすぎていて、そろそろ天界でも自浄作用が出始めている。



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ここまで読んで頂いてありがとうございます。
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『シャラザール帝国』

https://ncode.syosetu.com/s1987g/
クリスとシャラザールのお話です。

私の

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『好きになったイケメンは王子様でした~失恋から始まるシンデレラ物語・悪役令嬢もヒロインにも負けません』

https://ncode.syosetu.com/n2724hj/

平民で薬屋の娘リアは幼馴染のカートの勧めで特技を生かして王立学園に行くことに。でも、そこには王子様やお貴族様がいて、出来るだけ避けようとしたのに、何故か王子らと親しく?なってドンドン深みにハマっていきます。悪役令嬢や可愛らしい女の子が何を勘違いしたのかリアに絡んでくるけれど、リアが好きなのは王子ではなくカートなのに。でもそのカートの動きも怪しくて・・・・
カートの正体がわかった時、リアは・・・・。
王立学園で繰り広げられるドタバタ恋愛・シンデレラ物語。

ネット小説大賞運営チーム様から感想いただきました。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。
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