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赤い死神の大侵攻作戦で王国を蹂躙します…しかし、その前に無敵の戦神が立ち塞がりました  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
第二章 ノルディン帝国の侵攻

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最終決戦2 シャラザールは斬撃で敵の砦を破壊しました

広場には既に全軍が揃っていた。

シャラザールはその前に立つ。

全員静まり返った。



「諸君。昨日の戦いの無様なさまはなんとしたことじゃ。余の現役の時は北の蛮族にこの地を踏ましたことなど無かったぞ。貴様らはたるんどる」

一同呆然とした。戦う前に昨日の件を責められるとは。まあ、確かにノルディンに圧倒されたのは事実だったが。


「まあ、時間があればしっくり1から鍛え直してやるところだが、その時間はない。ザクセン!}

「はっ御前に」

ザクセンが前に出て跪いた。


「貴様は全軍を率いて、敵砦を攻略せよ」

「はっ」

頷いたが、ザクセンは戸惑った。敵は援軍が到着しており3個師団以上いるようだ。それに1個師団で突撃を掛けるなど死ににいくようなものではないかと。

「何だその態度は。余の命令に不満があるのか」

「いえ、滅相もございません」

「敵残虐王とその横におる淫乱の神はジャンヌと赤い死神が始末してくれよう。それ以外は雑魚じゃ。一番厄介な特殊中隊はクリスの小娘一人で昨日殲滅しておる。敵は所詮寄せ集めの3個師団じゃ。貴様の精鋭1個師団で殲滅せよ」

「はっ」

今回はザクセンは素直に頭を下げた。赤い死神が手伝ってくれるかどうかはよく判らないが、残虐王と赤い死神がいなければ、第2師団と言えどもマーマレード最強の魔導師団が負けるわけはない。他は寄せ集めだ。今までの仕返しは出来るはずだった。

.

「敵の北の蛮族はなんと、邪神を大将に迎えたようじゃ。この邪神は余が相手をする。その邪神の横に居るその兄はジャルカが退治してくれよう」

その言葉にジャルカはきっとシャラザールを見たが、シャラザールはきれいに無視した。


「昨日なような無様な様は二度と見せるな。何心配するようなことは何もない。余は100戦無敗。

余の率いた軍は今までただ一度も負けたことなど無い。魔王だろうが、蛮族だろうが全て倒して参った。余の辞書には勝利しか載っておらんのだ。蛮族共に余の軍の強さを今こそ見せつけてやるぞ。全軍攻撃開始」

シャラザールが剣を抜いた。

全員剣を抜く。

「行くぞ」

「おお!」

全軍攻撃に移った。


そして、次の瞬間シャラザールは剣を振り下ろした。

金色に光った剣から凄まじい斬撃がほとばしる。

それは敵大軍をまっ二つにして砦の建物に直撃。

建物を一瞬にて粉砕した。

最後の決戦の幕が今切って落とされた。

やっと戦いが始まりました。


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『シャラザール帝国』

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クリスとシャラザールのお話です。

私の

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『好きになったイケメンは王子様でした~失恋から始まるシンデレラ物語・悪役令嬢もヒロインにも負けません』

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平民で薬屋の娘リアは幼馴染のカートの勧めで特技を生かして王立学園に行くことに。でも、そこには王子様やお貴族様がいて、出来るだけ避けようとしたのに、何故か王子らと親しく?なってドンドン深みにハマっていきます。悪役令嬢や可愛らしい女の子が何を勘違いしたのかリアに絡んでくるけれど、リアが好きなのは王子ではなくカートなのに。でもそのカートの動きも怪しくて・・・・
カートの正体がわかった時、リアは・・・・。
王立学園で繰り広げられるドタバタ恋愛・シンデレラ物語。

ネット小説大賞運営チーム様から感想いただきました。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。
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