表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Youth love story  作者: 桜桃
10/25

2



「あ、うまっ」


「良かった〜」



大きく一口食べた春くんは、

笑顔でそう言ってくれた。



「卵 とろとろ。めっちゃうまい!」


「そう言っていただき、光栄です。」


「波野さんも一緒に食べればいいのに。」


「私には片付けや明日の仕込みが残ってますから。そのお気持ちだけで十分です。」


私の家で働いてくれているのは

泰村さんと波野さんだけ。

2人が、私の寂しさを紛らわせてくれる

いわば親代わり。


だけど いつもご飯は一人で。


やっぱり寂しくて。


だけど今日は、春くんがいる。



「ん?顔になんかついてる?」


「ううん。ついてないよ。いっぱい食べてね?」


「おうっ」




こんな幸せな日が、ずっと続けばいいのに。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ