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獣人の姫  作者: MTL2
 
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第四章終了時・登場人物紹介

スズカゼ・クレハ[涼風 暮葉](第三街領主・伯爵)


身体に精霊という要素を持つ、霊魂化を煩っている。

その原因が何なのかは未だ不明だが、魔力を吸収し過ぎた場合、本当に精霊と化してしまうらしい。

その本質から、精霊や妖精を崇拝するフェアリ教を国教とするスノウフ国から目を付けられるのではないか、と恐れられている。

彼女自身も自分の体質を理解しきれて居らず、未だ過去を記憶喪失という経歴で隠している。



ゼル・デビット(サウズ王国騎士団長・男爵)


王立騎士団から二人の護衛を選出した人物。

魔宝石採取を手伝ったりジェイドの王城侵入を手伝ったり、と。

今回の一件でスズカゼが危機に遭うのではないかという懸念から、計画に協力するも色々と裏で動いていたようだ。

また、上級精霊の破壊獣・ナガルグルドを一撃で殺すなど、やはり相当の実力を持ち得ているらしい。

話は変わるが、彼はジェイドにとある行商人から購入したパワルの宝石を買い与えたせいで財布事情がかなり寒くなったそうだ。

彼が被害を被らないのは一体、いつになるのか。



リドラ・ハードマン(鑑定士)


今回の一件で主な理論を立て、スズカゼの霊魂化を突き止めた。

本人としても有り得ないと思っていたらしいが、クグルフ国で作られた魔宝石の疑似物を使った実験などを繰り返し、確証へと至ったらしい。

彼の本職は[鑑定士]なのだが、その職を得る上で学んだ様々な知識からも学者のような事をしている。

その知識量は彼の[鑑定士]の実力と共に王国でも重宝されている。



デイジー・シャルダ(王国騎士団・第三街領主護衛)


スズカゼの護衛、基、監視として選ばれた一人。

軽甲を装備し、ハルバートを武器に特攻戦略を得意とする。

非常に忠臣的な人物で、スズカゼを騙していた事を反省し、凄まじい謝罪を行う程だ。

本人は非常に堅物で真っ直ぐ過ぎる人物なので、同じ護衛であるサラとはそりが合わない事もある。

曲がった事が大嫌いな性格、という事だろう。

戦闘訓練でスズカゼに敗北していたが、戦闘力は彼女より高い。

尤も、戦略故に技術力はスズカゼに大きく劣るのだが。

それが彼女に負けた原因でもあるのだろう。



サラ・リリレント(王国騎士団・第三街領主護衛)


デイジーとは違い、非常に物腰が柔らかい。

狙撃魔法を主体として、狙撃者の役目を担っている。

彼女はスズカゼと戦っていないが、狙撃者と近接者が訓練をする事は不可能だろう。

財政的に余裕のある彼女はよく第一街の喫茶店ローティに通っており、お得意様となっている。

人差し指と親指の間ほどしかないマシュールというデザートが好物でよく食べているらしい。

因みにそれの値段は一つ8000ルグ。

スズカゼだと二つ食べればその月は贅沢という言葉が吹っ飛ぶことだろう。



ジェイド・ネイガー(獣人)


[闇夜の月光は紅色の大地に降り注ぐ。故に、闇月]。

そう述べられた彼は凄まじい殺気を放ったが、理由は解らず仕舞だった。

[闇月]と称されたが、その内情についても相変わらず不明である。

彼もそれについてスズカゼに話す事はないが、彼女も追求する気はないらしい。



ハドリー・シャリア(獣人)


今回の一件に参加はせず、ファナの治療に専念していた。

彼女も獣人暴動時に様々な仲間の治療をしていた為、その手の作業は得意分野らしい。



バルド・ローゼフォン(王城守護部隊長・武器召喚士)


ゼルと同じく魔宝石採取を行ったり、ジェイド突入時に戦闘に乗り出すなど。

今回の一件でも大きく動いた彼だが、最も苦労したと言う点では一番かも知れない。

また、城内に易々とジェイドを侵入させたことからも王城守護部隊の訓練メニューを強化したのだとか。

日付が変わっても数時間続く練習だ。そのハードさは言うまでもないだろう。

余談だが、全ての一件が終わった後の宴会の主催者は彼だったりする。



ファナ・パールズ(王城守護部隊副隊長・第三街領主護衛・魔術師)


今回はクグルフ国の一件で発症した魔力熱でダウン。

結果、ハドリーの看病を受ける事となった。

流石に獣人を見るなり魔術大砲を放つような事は無くなったが、まだ抵抗感はあるようだ。

とは言え、その抵抗感も徐々に薄まっているようで、最近は少しずつながらも近所付き合いを始めたようである。

因みに彼女が風邪と聞いて黒尽くめの一件に巻き込まれた獣人の少女もお見舞いに来たようだが、ファナは終始、狸寝入りをしていたようだ。



メイアウス・サウズ・ベルフィゼア(サウズ王国女王・四天災者[魔創])


今回の一件ではゼル達の予想と反してスズカゼを国内に留める事を決定した。

とは言え、もしスズカゼが地位を持ち得なければ国外追放していただろう。

その点からしても、やはり彼女の優先的位置の最上位に来るのはあくまで国という存在らしい。

また、バルドが彼女がキレる事を本気で恐れている事からも異質な力を持っているのは確かなのだが、立場上でも彼女が戦場に立つのは暫くなさそうだ。

そしてジェイドに対する発言からも、彼女は彼の[闇月]の意味を知り得ているようである。



メタル(放浪者)


城の兵士にさえ生暖かい目で見られている可哀想な人。

一応は様々な諜報活動や連絡などのメイア直轄任務は執り行っているのだが、普段の行動が行動なので信頼感はゼロである。

彼とゼル、どちらがこれから被害を被っていくのか。

それは未だ誰も知る由は無い。



デュー・ラハン(ギルド登録パーティー・冥霊・魔剣士)


ギルドでも名のあるパーティー、幽霊の一人。

常に甲冑を身につけているという奇抜な恰好だが、それ以外の情報がかなり少ない。

メタルは彼等が暗躍者や暗殺者の類いではないかと危惧していたが、本人は非常に軽快で親しみやすい人物だったようだ。

とは言え、ジェイドの[闇月]について言葉を零すなど、やはり底知れぬ不安感は残るだろう。



ダリオ・タンター(ギルド登録パーティー・冥霊・幻術士)


ギルドでも名のあるパーティー、幽霊の一人。

とは言っても未だ登場して居らず、メタルとデューの会話に出て来たぐらいだ。

デュー曰くサウズ王国に来るなりふらふらと街へ出て行ってしまったらしい。

男のような名前だが立派な女性である。



読んでいただきありがとうございました

今回はスズカゼの本質に迫った形になります。

物凄く微妙な伏線敷いたりしてドヤ顔してたら編集君に「それが伏線なら世界中の辞書の伏線という意味を書き直さなきゃならねぇな」と言われました。酷ぇ。

いやまぁ、そうなんだけども……。もう少しオブラートに包んでくれよぅ……。

それはそうと、今章では新キャラがまた増えました。えぇ、また。

今作ではかなりの数のキャラが出る予定ですので、登場人物紹介も気合いを入れて作っていかないといけませんね。

何はともあれ、今章から地道に少しずつ話を進めていきたいと思います。


さて! 話題を変えますが!!

現在執筆時、お気に入り登録89件! 総合pt274!!

累計ユニーク11,014人!!

累計ユニーク1万超えです! 超えました!!

あぁ、これも偏に読者の皆様のお陰でございます……。

真に感謝してもし尽くせないとう心情でして……、はい。

もう土下座ジャンピングで火星を貫通する勢いです。

これからものほほんと続けていきますので、皆様からの生暖かい目を気合いに続けていきたいと思います。


それと、ここまで編集を続けてくれた編集君にも感謝を。

私が戦闘シーン書いてると「飢えてるなぁ……」とか言いつつも編集してくれてありがとう。

飢えてないからね。そういうの書くのが好きなだけだから。だからもう、病院行けとか言わないでね。

それはそうと大学合格おめでとう! これからもっと編集できるね! ってメール送ったら「死ね」って二文字で帰ってきたのはちょっと悲しかったぞ!

何はともあれ、最後は相変わらず恒例の編集君からの一言で締めくくりたいと思います!

では皆様、これからのご愛読、よろしくお願いします!!


「いや、滑り止めだし。まだ勉強は続けてるからな?」byでもセンター入試は受けない編集

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