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獣人の姫  作者: MTL2
 
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第十八章終了時・登場人物紹介


スズカゼ・クレハ[涼風 暮葉](第三街領主・伯爵)


今回の一件では見事な推理力(物理)を発揮。

ブルレドワームの大群を焼却し、船を喰らう程の巨大な個体ですら一閃の元に炎刃の元に伏している。

犯人を断定する際にも凄まじい一撃を持って屈服させており、彼女の次元が性質的にではなく現実的に人間を超え始めているのは間違いないだろう。

また、数日間のメイドとピクノによる授業は彼女も充分に理解出来たことだろうが、多分、可愛い女の子とか居たら全部無駄になる。間違いなく。



メイド(メイド)


変態共を服従させる事が出来る唯一の人。

流石のスズカゼもこの人に逆らったら大変な事になると直感的に感じ取っているらしい。

ラッカル曰くあの人は天性のサディストだ、とか。でも立場上従属的なので抑えられているとかいう議論を皆の前で発表していた彼女を見るメイドの顔は間違いなくサディストのそれだった。

まぁ、それはそうとしてスズカゼに数日間マナーを教え込めた彼女は間違いなく教育者の鏡だろう。

ゼルに教育するなら奴の性癖をどうにかしてくれと頼まれたときは、流石に教育者の鏡でも断ざるを得なかったんだとか。



ピクノ・キッカー(スノウフ国・聖堂騎士団・召喚士)


スノウフ国からの親善大使としてスズカゼに同行するも、迎えに来たはずのラッカルにより利用され、行方不明扱いに。

その後、閑話まで一切の出番が無かった事からも間違いなく一番の被害者。

しかし本人曰くラッカルのやった事なら何か考えがあったのだろうし、そもそも逆らって一緒にお風呂の刑に処されたくない、とのこと。

これを聞いたスズカゼが何それ羨ましいと叫んだのは言うまでもない。

因みに彼女、ドラゴンの生態教室の後にスズカゼのお勉強教室があったのだが、見事に全問間違えた。

好きこそ物の上手なれ、だ。



ラッカル・キルラルナ(スノウフ国・聖堂騎士団副団長・召喚士)


ラキという偽名でスズカゼに接触し、変態協定を結んだ人物。

どうやら相当な獣人好きらしく、男女関係無くこよなく愛を注いでいる。

また、同時にロリコンでもあるようでピクノは相当なお気に入りなんだとか。

そんな彼女だがピクノも所属する聖堂騎士団副団長を務めるだけあってその実力は確かな物である。

未だ実力の一端しか見せていない彼女だが、その真価は如何に。



ジュニア(ドラゴン)


卵の時同様、余り出番の無い憐れなペット。

ほぼスノウフ国への賄賂扱いで連れてこられたような物だが、スズカゼは渡す気など一切ない。

さらに言えば今回の生態授業と言い、飼う気満々のようだ。

一方、このジュニアも今回はラッカルの企みに巻き込まれている。

危害こそ加えられなかったが、スズカゼを釣る餌としては最高の素材だっただろう。

また、このドラゴンはピクノにも結構懐いているようで、そろそろ変態主人に見限りを付けるのではないかとメイドが不安視している事は、未だスズカゼの知る所ではない。


ココノア・ペルシャム(傭兵部隊[超獣団]・獣人)


今回も相変わらずの馬鹿っぷりを披露した頼れないリーダー。

戦闘面ではそこそこの活躍を見せるも、完全にスズカゼに出番を喰われていた。

正直言って戦闘しか能がないので、そこを奪われると出番など微塵もない。

でもその内、いつか凄い注目を集めるんだと意気込む今日この頃。

その覚悟が、数十分後に部屋へ突入してきた変態共のせいで壊れるのは最早通例である。



ムー・メルダナンテ(傭兵部隊[超獣団]・獣人)


その閃きとリーダーの数百倍はある頭脳により今回の一件を収束へ導いた功労者。

ただし零に何を掛けても零なので、上記の計算式は適用されない。

まぁ、リーダーに比べて頭が良いのは間違いないだろう。

そんな彼女だが悩みは三白眼の大きなギョロ目。ギザギザの牙も合わせれば正しくカメレオンである。

外見的特徴の目が気になるのでいつも帽子を深く被ってるんだとか。

ただし変態共はその程度では止まらない。彼女がギョロ目を褒められ愛でられ顔を真っ赤にしたのは別の話。



シャムシャム・ミンミン(傭兵部隊[超獣団]・獣人)


変態の犠牲者。

サウズ王国を去ってから仲間の甲斐あって症状の落ち着いていた彼女だが、今回の一件で元凶に再開してしまったが為に再発。

スズカゼも彼女を随分可愛がっているようなので、最早治療は不可能だろうとムーは判断を下した。



盗賊団(盗賊団・???一族)


今回の原因にして被害者とも言える方々。

老夫婦と眼鏡の男、そして後からやってきたボスと部下一同は船の到着と共に聖堂騎士団によって連行されたらしい。

スズカゼも老夫婦は丁寧に扱うようお願いしていたが、当人達はそのスズカゼに恐れを成してそれどころでは無かったんだとか。

まぁ、それはそうとしても長く強盗を繰り返してきた彼等が無罪釈放などと言う事は決して無いだろう。

尤も、当人達は釈放されている事を恐れているようだ。

スズカゼとはまた別の、驚異に対して。



???(???一族)


何らかの一族であり、鬼のような仮面を付けている事以外が不明な一族。

どうやら盗賊団一味の黒幕的存在でもあるようだ。

何やらスノウフ国への攻撃を仄めかしている事から、次の厄災の種になりそうである。


作者「犯人はお前だ!!」

編集「違います」

作者「…………お前!!」

編集「違います」

作者「お、おま」

編集「違います」


何だろう、最近……、主人公が人間止めてて戦闘の書き甲斐がない……。

まぁ、それはそうとさらなる変態が出て来た今章。

アレですね、やっぱり変態は書いてて楽しいわ! フタ〇リだともっと楽しいけど編集君が阿修羅の如き形相でこっちを見てるよ! ごめんね!

とまぁ、冗談は置いておきましょう。八割り本気ですが。


まず皆様へ御礼申し上げます! 一周年企画へのアイデア応募、ありがとうございました。

作品の方は特別編として上げて置きますので、閲覧いただければ幸いです。

二周年……、は流石に行くかどうか解りませんが、また機会があればやってみたいです。

それでは再度の御礼を申し上げます! ありがとうございました!!


さて、それはそれとしてこっちに変わり身の術!!

現在執筆時、お気に入り登録328件! 総合pt860!!

累計ユニーク69,264人!!

相変わらず皆様に閲覧いただきまして恐悦至極……。

もうこの気持ちで木々を創り出す気分です。昔はよく栗拾いに行ったなぁ。

何はともあれ、これからもグイグイ続けて行きますので、皆様からの生暖かい視線を両翼に頑張っていきたいと思います!


それと編集君にも感謝を。

アレだね、ミステリー系ってどんな感じなのが良い? って聞いたら血まみれの男が包丁もって自己紹介してるヤツとか言い出す辺り、君も相当アレだね!

ただ、うん。ミステリーとか見ててトリックの説明されても「?」ってなるのは理解出来るぞ!


「ミステリーは謎解きよりも殺伐とした雰囲気が好き」byでもそんなにミステリーは読まない編集


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