第十四章終了時・登場人物紹介
スズカゼ・クレハ[涼風 暮葉](第三街領主・伯爵)
サウズ王国へ偵察に行く任務で出発したはずが、いつの間にか竜退治に。
本人も何が何だか解らない内に始まって何が何だか解らない内に終わってしまった一件だが、得た物は大きかったようだ。
魔力を吸収して暴発、若しくは反射させる技〔天陰・地陽〕を実戦で使用できたのは良い経験値になったはずだろう。
前々から片鱗はあったが技名まで用いた事から、ほぼこの技は完成したと言っても良いかも知れない。
しかし自身の魔力量では撃てる数に限界がある、等。強力な代わりにかなりの制限が掛かった技でもある。
彼女自身の全てを解放すれば撃てない事も無いのだが、それでは[霊魂化]が進行してしまうので迂闊に使えないのが現状だ。
また、彼女は竜を対峙した際に謎の人物に遭遇している。
親近感を感じた事からもただの人間とは思えないが、何より彼女が口にしていた音が気に掛かる所だろう。
因みに本人はその後、暴走獣車のせいで死にかける事になるのだが、それはまた別のお話。
ハドリー・シャリア(獣人)
今回は第三街の様子見に向かうだけのはずが竜に喰われるという不幸な目に遭った人物。
しかも竜の内部ではナメクジもどきに襲われるという二重苦難。間違いなく今回の不幸枠である。
とは言え、彼女が居なければ竜の口内にてデイジーもただでは済まなかっただろう。
戦闘面ではなく知識面で活躍することこそが彼女の本質なのかも知れない。
デイジー・シャルダ(王国騎士団・第三街領主護衛)
己の無力さを悔い、無理な意地を見せる。
彼女自身の真正直な騎士道もあってか、スズカゼを護るどころか護られている現状に大きな不満を抱いているようだ。
そして、その[差]が鍛錬などで埋まらない事が解っているからこそ、より大きな不満が生まれているのだろう。
今回の一件ではハドリーを守り抜くという活躍を見せたが、それでも本人の不満を解決するには至っていない。
彼女が求める力の行き先は何処なのか、それは未だ定かではないだろう。
サラ・リリレント(王国騎士団・第三街領主護衛)
デイジーの相方的存在である彼女だが、今回は裏に徹したようだ。
それでも勘違いから始まった対ヨーラ達との戦いでは援護射撃の腕を見せたり、ハドリーとデイジーの傷を治療するなど、後方支援としての役割を充分に果たしている。
そんな彼女はデイジーの異変に気付いているらしいが、それに直接的に手を加えようとはしていない。
あくまで彼女の進むべき道を、という事で余り大きな手を出そうとはしないようだ。
ヨーラ・クッドンラー(ベルルーク国・中佐・拳闘士)
ベルルーク国中佐にしてサウズ王国親善大使の一員。
その戦闘力は非常に高く、親善大使団の中でも随一である。
そんなベルルーク国主戦力の一人である彼女だが、今回は勘違いでオクスと戦闘する事になり、脚を負傷した。
尤も、その傷もレンの道具とモミジの手当で治癒しており、既に戦闘面でも大した問題でない程に回復している。
この回復力も彼女の実力の一つだろう。
また、親善大使内で戦闘力は随一であっても本人がそれを率いている、などという事は無い。頭を空っぽにして戦う方が楽だ、とのこと。
ベルルーク国から派遣された彼女だが同国軍所属のネイク少佐が忙しくなければ彼が行っていたのに、と愚痴っていたんだとか。
ピクノ・キッカー(スノウフ国・聖堂騎士団・召喚士)
スノウフ国聖堂騎士団が一人である少女。
嘗てはシーシャ国という滅国でスズカゼ達と勘違いから対峙した彼女だが、今回は仲間と共に行動することが出来た。
もしこの場に居るのが彼女でなく、シーシャ国時の誰かならば一件が非常に酷似している事から勘違いに気付くことも出来ただろう。
しかし余り頭の良くない彼女からすれば気付かないのも無理はなかった、と言っておきたい。
そんな彼女でも今回は得意の精霊[イングリアズ]を使って様々なサポートで活躍した。
その実力は決して高いとは言えないが、相応の戦力として数えられる事に間違いはないだろう。
モミジ(シャガル王国・第一王女・国王側近)
シャガル王国が王、シャークの実妹にして第一王女。
今回は彼の秘書官として親善大使の任に着いている。
正直言って戦闘力はほぼ皆無な彼女だが、その知識と技術、ナイフ投擲の正確さにおいては相当な物がある。
因みに彼女の知識と技術が育まれたのはある国王が仕事もせずに外に出るわ泥ではなく血に塗れて帰って来るわを繰り返したせいなんだとか。
苦労と気苦労によって培われた彼女の技術が今回、役に立った事を見ると、彼女のそれらも強ち無駄ではなかったという事だろう。
オクス・バーム(ギルド登録パーティ・三武陣・機甲士・獣人)
ギルド統括長派の主戦力と言われたパーティーの一つ[三武陣]所属。
その戦闘力はヨーラと同等で竜の背びれにて拳と脚を混じり合わせるほど。
今回、彼女は[三武陣]のメンバーとは別に行動しており、一名で偵察に来て居た。
だが勘違いからシャガル王国第一王女に危害を加えた事を恥じ、今回の一件に協力したようだ。
その実、ヨーラの跳躍を補助したり彼女と共に竜の口を防いだりと多大な活躍を見せている。
現一行からはギルドに報告するために帰還したので外れているが、再び会う時が来るだろうとのこと。
その時、彼女と如何様な状況で会うかは定かではない。
因みに胸を露出させた鎧はギルド街の武器防具屋[鉄鬼]の一品。
無論のこと特注品である。
レン(行商人・獣人)
いつも通り、ただの足として働くはずが、いつの間にか竜騒動に巻き込まれるハメに。
当然のこと戦闘など出来ない彼女は傷の手当てや道具を用いるなど、専ら裏方に徹していた。
そんな風に少なからず役立ってくれた彼女だが、サウズ王国に向かう道中で味方に深刻なダメージを与えることになる。
主に獣車による暴走で、だが。
???(???)
スズカゼに接触してきた謎の女性。
その素性、目的は一切不明。然れどスズカゼを支えたいという意思だけは見せている。
スズカゼが女神と見間違うほどの美しさを持つ彼女が何物なのか。
それを知るのは、まだ先の話だろう。
※今章作成開始の原因
編集「何か怖い画像見つけた。深海の巨大生物みたいな」
作者「へぇ、ワクワクするじゃん」
編集「昔、海で嫌なことがあってな。それ以来、こういう系苦手なんだよ」
作者「へー……。へー?」
編集「…………」
作者「…………」
編集「……おい、おま」
作者「次章決まったわ。序でに例の伏線も使うわ」
編集「待て、おい。待て、おい。おい」
大体こんな感じでした、はい。
どうせファンタジーだから巨大生物戦をやりたかったんです。でも気付いたらこんな事になってたんです。言い訳はしません。いや、でもちょっとぐらいしたい。
まぁ、何はともあれ好き勝手書くのはアレですね。筆が進む進む。
その代わり編集君が怒る怒る。違うんや、オクスのおっぱい鎧は趣味やないんや。
あと余談なんですけど、実は今章のナメクジもどきは私怨入ってます。あの野郎共、我が聖地(自宅の風呂場)に入り込んで来やがった。なので全裸で塩持って振りかけました。縮んでました。
と、ンな下らねぇ私怨は塩振ってお祓い退散!! 新たな話題を降霊させます!!
現在執筆時、お気に入り登録253件! 総合pt694!!
累計ユニーク48,670人!!
もうホントね、これだけの読者様に読んでいただいて何と言ったら良いか……。知り合いの腐女子さん曰く[読者への感謝こそ作家が持つべき最大の理念である]だそうですけど、本当その通りですよ。
続いて[二番目はホモへの情念だ]が無ければ最高の言葉だったけどね。もうアンタは染まり過ぎた……。
何はともあれ、皆様への感謝で創造神が大地に山作り始める気分です。ただし杉は埋めるな、キレるぞ。
まぁ、これからもザブザブ続けていきますので皆様からの生暖かい視線を心の友に頑張っていきたいと思います。
そして編集君にも感謝を。今章は君の要望通りだよ! 嘘だよ!
女性キャラばかりの今章、ちょっとは癒やしになったかな? 癒やし成分より疲労成分の方が多いだろうけどな!!
まぁ、そろそろ伏線も消化していかないと最終章には間に合わないかも知れないね。今までの連載帰還は基本一年半だし。
……今までのは、な?
「俺の背筋に寒気が走った」by将来も編集し続けてるんだろうなぁと達観するようになった編集




