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獣人の姫  作者: MTL2
 
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第十一章終了時・登場人物紹介

スズカゼ・クレハ[涼風 暮葉](第三街領主・伯爵)


巻き込まれ系女子ならぬ巻き込まれに行く系女子。

今回の一件でも静かに事を終わらせようとするゼルに対して、彼女は全力で突っ込みに行った。

結果としてはウェーンの企みを防ぎミルキーを助けるなど上等な物だったが、本人はかなりの傷を負ったようだ。

また、ウェーンとの戦闘では魔力解放の一撃を放ったり彼と短時間ながらも互角に渡り合うなど、戦力も相当数上昇しているようだ。

その分だけ周囲への迷惑度も上がっている気がするが、本人は殆ど自覚がない。



ゼル・デビット(サウズ王国騎士団長・男爵)


ミルキーと見合いを勧められるも、本人に結婚する気はさらさらない。

その理由としては自分のような人間が存在する死の淵に相手を引き摺り込みたくないから、なんだとか。

彼は戦闘に置いて部類無き強さを誇っていたが、ウェーン曰くゼルの戦法は[殺戮殲滅]であり、周囲の被害を気にして[輝鉄の剣王シャイロン・アンローデ]を使用できずに居た。

しかし、スズカゼの危機に面した時、彼は躊躇無く[輝鉄の剣王シャイロン・アンローデ]を使用した。

その結果、王城は半壊し山には観光名所に出来そうなほどの斬撃痕が二つほど残ることになり、彼はサウズ王国と私財からそれの修理費を弁償することになったんだとか。

結局、彼はシルカード国を敵であるウェーンを利用して守る事にしたらしい。

ウェーンもそれを理解してシルカード国を狙う連中を始末したようだが、彼自身にもこの御伽噺の、童話の結末がどうなるかは解らないようだ。



ジェイド・ネイガー(獣人・闇月)


今章では控えめな物だったが、それでも戦闘面に置いてはやはり相当な活躍を見せている。

闇月としての存在は抑えているようだが、戦闘面ではそれを抑えて勝てるほど相手は甘くなかった。

彼自身も骨の二、三本は損失しているのだが、本人曰く掠り傷と変わらないんだとか。

とは言え、骨の二、三本を失っても城壁の補修作業に入れる辺り、彼も大分アレな獣人だろう。



ファナ・パールズ(王城守護部隊副隊長・第三街領主護衛・魔術師)


戦闘力は決して低くない彼女だが、今章ではウェーンに殆ど手を出せなかった。

彼に奥の手を出させるまでには至れたが、殆ど傷は負わせられなかったようだ。

場所的な意味もあったのだろう。しかし、何よりも彼女とウェーンの間にあった実力差が原因だと思われる。

四国大戦を生き残った男と死地を経験した少女。

この二人の差は、余りに大きかったようである。

余談だが彼女の性知識はちゅーして舌を入れたら子供を孕むと思っている程度の物らしい。

行為については完全無知。原因としてはそれを学ぶよりも前に戦場に立ったから、なんだとか。



ミルキー・シルカード・フェイデセンツェル(シルカード国女王)


シルカード国女王である彼女だが、嘗て国王だった父や女王だった母、王子だった兄は新国であるこの国を狙った者共に殺されている。

それから暫くは民の自警や執事とメイド達の努力の甲斐もあって彼女は無事に育っていた。

しかし、そんな矢先の今回の一件は少なからず彼女にショックを与えたようだ。

尤も、与えた物はショックだけでなく成長の意味もあったのだろうが。

嘗て兄のように慕ったウェーンの行いと初恋の相手であるゼルとの決別。

これが彼女の人生に如何なる影響を与えていくかは、未だ定かではない。



ウェーン・ハンシェル(元アゼライド国貴族・蛇鎖の貴公子)


[蛇鎖の貴公子]と呼ばれた四国大戦の生き残り。

戦闘能力はゼルに及びスズカゼやファナを圧倒する程であり、非常に高い物と思われる。

最後まで生き残った事からゼルの[輝鉄の剣王シャイロン・アンローデ]も防いだようだ。

本人の目的はアゼライド国の再建であり、その為にシルカード国を踏み台にしようとしていたらしい。

結局はスズカゼ達に阻止されたが、本人に諦める意思は無いようだ。

彼は国外の平原でギルドから傭った[八咫烏]と共にシルカード国を狙う荒くれ者を始末していたが、その後の行方を知る者は居ない。



ライミー&レフヒー(元アゼライド国戦士・獣人・暗殺者)


元アゼライド国の戦士であり、その実力は確かである。

赤と青の着衣が特徴的な双子の暗殺者で、ウェーン曰く忍ぶ気が無い暗殺者なんだとか。

また、彼等はゼルを危機まで追い詰めるに至ったのだが、スズカゼの乱入もあって敗北。死亡した。



???&???(八咫烏)


嘗てスズカゼを射貫いた[八咫烏]と同名、或いは同じ組織。

狙撃を行う者と再生を行う者の両名が所属しているが、嘗ては狙撃を行う者のみだったはずである。

[八咫烏]のフレース・ベルグーンが残された者からして、つまりはそういう事なのかも知れない。



読んでいただきありがとうございました

第十一章終了です。血生臭い話になっちゃいましたね……。

始めはきゃっきゃうふふと見せかけてからの血みどろ肉グチャ。

編集君の悲痛なる叫びが楽しかったです。ごめんなさい嘘です。

今回は戦闘シーンもそこそこ書けましたし満足です! 血みどろ肉グチャひゃっほう!

しかしアレですね、執筆中もそうだったし編集君と意見が合致したんですけど。

寒い。果てしなく寒い!! 指が凍る!! 動かない!!

いや、これホント洒落抜きでね……。私は寒がりという事もあってなんですが、編集君に至っては部屋にストーブはなく、エアコンも使用禁止されてるそうです。そりゃ凍えるわ。

編集後にお風呂に入ると手が切り裂かれるように痛くなるんだとか。ひぃっ!

皆様も冷えには気を付けてくださいね。夏は汗、冬は冷えと散々です……。


って話は太陽に沈んでろ!! 次の話題に降り注げ光!!

現在執筆時、お気に入り登録184件! 総合pt536!!

累計ユニーク34,034人!!

感謝感激感涙とはよく言った物です……。読者の皆様には土下座しながら眠るしかありません。朝には普通に寝てると思いますが。

何はともあれ、皆様への感謝の気持ちで神話並の出来事が起こせそうです。宇宙創造の次は神話に逃げました。宇宙以上って何も無いんだもの!!

ま、まぁ、これからもピリピリ続けていきますので、皆様からの生暖かい視線を恵みにして頑張っていきたいと思います。


そして毎度の事だけど編集君にも感謝を。

グロシーンとか戦闘シーンの度に乾いた笑いと冷たい視線を向けてくれる編集君。

それがご褒美になるのは美少女から受けたときだけだ。これ重要ね。

それにしても今更になるんだけど、君との付き合いも早8年近く。

後2年で10年だよ! やったね編集君、編集が出来るよ!!

まぁ、2年後にどうなっているかは解らないし、ここで予想を述べても仕方ないだろうね。

そう、2年後に獣人の姫が続いているか新作に入っているかは誰にも解らないんだ!


「……え? そもそも編集続けてる前提なの?」 by唯一の愛する暖房器具は毛布の編集

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