キャラメイク2
『まずはステータスオープンって言ってみて!』
「ステータスオープン」
私の目の前に、半透明の四角いパネルが現れました。
名前:ステラ
種族:エルフ 種族レベル:1
メイン職業:見習い司書 レベル:1
サブ職業:見習いテイマー レベル:1
HP:10 MP:20
攻撃:2
防御:2
魔攻:10
魔防:6
器用:6
俊敏:4
幸運:10
スキル:読書、記録、テイム、感覚共有
装備:初心者の服、初心者の靴
BP:10 SP :30
『ステータスは声に出さなくても見れるから、後でやってみてね!スキルはSPを消費して取得することができるよ。今取得できるスキルは…』
ステータスパネルの横に、もう一つパネルが出てきました。そこにはたくさんのスキルと、それを取得するために必要なSPが表示されています。正直戦闘する気はないので、そういったスキルは除外して…。
悩みに悩んで、妖精さんにも相談しながら選んだスキルがこちらです!
鑑定(SP 4)、採取(SP 2)、調合(SP 3)、料理(SP 3)、水魔法(SP 5)、絶対記憶(SP 10)
SPがまだ3余っていますが、無理に使い切らなくても大丈夫だそうです。1番SPを消費する絶対記憶というスキルは、読んだ書物などの内容を忘れないというスキルです。読書を愛する私には、とても有用なスキルといえるでしょう。調合も、非リアルを体験するためにとってみました!オートマティック・オンラインをやる際に、調合か錬金術は取りたいと考えていたのです。
「ちなみに、BPとは何なのでしょう?」
『BPはボーナスポイントといって、ステータスにあるHP、MP、攻撃、防御、魔攻、魔防、器用、俊敏、幸運に割り振ることができるよ!今やってみる?』
ということで妖精さんに見守られながら、ついに私のステータスが完成しました!
名前:ステラ
種族:エルフ 種族レベル:1
メイン職業:見習い司書 レベル1
サブ職業:見習いテイマー レベル1
HP:10 MP:30
攻撃:2
防御:2
魔攻:11
魔防:6
器用:11
俊敏:4
幸運:12
スキル:読書、記録、テイム、感覚共有、鑑定、採取、調合、料理、水魔法、絶対記憶
装備:初心者の服、初心者の靴
BP :0 SP :3
HPとMPに割り振る場合はBP1につき+5、それ以外のステータスには+1されるそうです。私はとりあえずMPと幸運にそれぞれ+2、器用に+5割り振ってみました。魔攻は種族レベルが上がると大幅に伸びるそうなので、BPの割り振りは少なめにしました。
『キャラメイクはこれで終了です。最後に、最初のパートナーになるテイムモンスターを呼んじゃおうか!』
「お願いします!」
『はーい。…決まったよ!』
急に目の前が明るくなり、思わず目を閉じてしまいました。そっと前を見ると、そこには25㎝ほどの小さなフクロウが白い泡のようなものに包まれていました。コキンメフクロウのような顔立ちに白と緑の体毛…羽毛?を持っています。つぶらな瞳とフォルムがとても可愛いです!そっと両手を差し出すと、ピョンっと乗ってくれました。
『この子に名前を付けてあげて!』
「はい!…ルノーはどうでしょう?とある本に登場する騎士の名前をお借りしてみたのですが」
「ホッホ!」
ルノーから『嬉しい』という感情が伝わってきます。感覚共有の効果なのでしょうか?意味からして嗅覚や触覚といった五感を共有するものだと思っていたのですが、感情も分かるのですね。ルノーの言葉は分からなくても、意思疎通はなんとかなりそうです!
『ルノーのステータスは見なくてもいいの?』
「は!そうでした!」
妖精さんの言葉通り、ルノーのステータスを確認します。
名前:ルノー
種族:ブリズフクロウ レベル:1 (テイムモンスター)
HP :24 MP :18
攻撃:5
防御:4
魔攻:9
魔防:6
器用:3
俊敏:6
幸運:2
スキル:ひっかく、風魔法、夜目、気配遮断、気配察知、学習
装備:なし
ブリズフクロウ?名前的に風が何か関係しているのでしょうか?何はともあれ、ステータス的にも頼りになる仲間ですね!
『テイムモンスターの経験値は、ステラが経験値を獲得したら均等に割り振られることになってるよ』
妖精さんのお話を整理すると、私がクエストをクリアして300の経験値を貰えたとすると、私とルノーにそれぞれ150ずつ割り振られるそうです。さらにややこしかったのですが、種族レベルは戦闘やクエストをクリアする、メイン職業は読書と職業クエストーこの場合司書限定のクエストをクリアすると経験値が貰えてレベルが上がっていきます。この司書限定のクエストをクリアした際、150貰える経験値がさらに半分になり、種族レベルに75、見習い司書に75と割り振られるそうです。私が理解するまで、妖精さんに質問攻めしてしまいました…。
『ほかに質問はないかな?』
「今のところはなさそうです」
『それじゃあ、世界に行く準備が整ったよ!この世界ーオルトフィリアの住人たちと交流したり、冒険に出かけたり、新発見をしたり!色々な楽しみ方があるから、ステラも思いっきり楽しんでね!』
「はい!本当にお世話になりました」
深々とお辞儀をすると、妖精さんはクルクルと私の周りを飛び回って笑いかけてくださいました。
『それじゃあ、行ってらっしゃい!』
また視界が白く光り、ルノーを抱えたまま目を閉じました。




