楽しいお買い物
店内はとても綺麗で、たくさんの服が並んでいました。男女それぞれのものからユニセックスの服まで種類は様々です。ここまで品ぞろえが豊富だと迷ってしまいますね…。
と、奥から店員でしょうか?水色のロングにピンクの目をした可愛らしい女性が出てきました。
「いらっしゃいませー!きゃー!美人なイケメン!」
「あ、はは…こんにちは」
げ、元気な方ですね。目をキラキラしながら歩み寄ってきます。あ、フォスが怖がって服の中に入ってしまいました。ルノーも首を180度回転させています。
「服をお求めですか?お求めですよね?!きゃー!どんな服を選ぼうかなー!」
「よ、よろしくお願いします」
「お任せください!」
勢いに飲まれてしまいましたが、服選びはとても真剣でした。私の好みも聞いてくださりながら、悩みに悩んでくださってます。
「ちなみにご予算はどれぐらいでしょうか?」
今の所持金はー約55000Gぐらいですね。思いの外持っていますね。
「20000Gくらいで収めてくれると嬉しいです」
「余裕ですよ!お任せください!」
「あはは…よろしくお願いします」
お姉さんと一緒に、私の体型に合ったものを探していきます。わざわざ店の奥から商品を出してくださったりと、まさに至れり尽くせりでした。まぁ始終興奮気味に服を紹介したり、私を拝んだりしていましたが…。
そして選んだものがこちらです!
シャツ レア度1
淡藤色の生地に、首元に草花の刺繍がされた長袖シャツ
雲糸のケープコート レア度4
雲のように柔らかい糸で作られたケープコート
パンツ レア度1
シンプルにデザインされたパンツ
黒皮のブーツ レア度2
型紙をもとに丁寧に縫われ、作られたブーツ
ケープコートは膝下まで覆うもので、魔法使いのローブみたいでとてもカッコいいです!司書っぽい服装で、雰囲気があります。着心地もよくて、即決で買うことを決めました。
「きゃー!似合いすぎる!この服はあなたのために作られたんですね!お買い上げありがとうございます!」
「こ、こちらこそありがとうございました。ですが本当に全部合わせて15000Gでよかったんですか?特にこのコートはもっと高いと思うのですが…」
「いいんです!むしろ私の方が得しましたから!本当はタダであげてもよかったぐらいです!いや、なんなら今からでも代金を返金して…」
「ま、また来ますね!お世話になりました!」
大急ぎでお店から出ます。最初は無料です、とか言っていましたからね。ようやくお金を受け取ってくださったのに、返されては意味がありません。ですがとてもセンスがよく、面白い方でしたね。機会があったらまた寄りましょう。
それにしても、新しい服を着ているとテンションが上がりますね!ルノー、フォス、どうでしょうか?似合ってますか?
「ホッーホッホ」『お腹すいた』
「シュー」 『すいた』
…はい。なんか買いましょうね。フォスは何を食べるのでしょうか?まずは串焼きでも上げてみましょう。それなら早速買いに行きましょうか!
歩いている道すがら、屋台をのぞいてみます。ここは麺専門店みたいですね。ここは飴?可愛くておいしそうです。他にも野菜にスープ、キノコにー串焼き!見つけました。魚ですが大丈夫ですか?ルノーは興奮して羽をばたつかせ、フォスは頬を軽く舐めてきます。良いみたいですね。
「こんにちは」
「いらっしゃい!何にする?」
「この川魚の串焼きを3本ください」
「はーい。ちょっと待っててね」
若いお兄さんが手際よく準備してくださいます。ですが…なぜ蟻の着ぐるみを着ているのでしょうか?上から下まで、完璧に再現されています。どうしてそこに力を入れてしまったのでしょうか。
「全部で90Gね」
「はい」
「はーい。これ商品ね。毎度ありがとうございましたー」
足6本でお見送りされます。なかなか愉快な光景ですね。とりあえず最初にログインした広場に向かいます。座れそうな場所はー噴水がありますね。あそこで座って食べましょうか。
アイテムボックスから川魚の串焼きを取り出します。まずはルノーに1本。相変わらず器用に足を使って食べていますね。フォスには串を外して身をあげます。こちらは一飲みで食べてしまいました。た、足りますか?私の分も食べます?するとその様子を見ていたルノーが、自分の残りを足で差し出しました。
「ホッホホッ」
「!シュシュー!」
ルノーは体の大きさ通りの小食ですからね。1本は多かったみたいです。ルノーの頭を撫でてお礼を言い、残りを串から外してフォスにあげます。嬉しそうに尻尾を振っていますね。
私も一口食べてみます。!身がホロホロと崩れますね。皮もパリパリでとてもおいしいです。あっという間に食べ終えてしまいました。また買いに行きましょうね!水魔法で手を洗って、ごみ箱に串を捨てます。
「さて、次はー本命の図書館に行きましょうか!」
「ホー」
「シュ!」
ルノーは頭に、フォスは首元に巻きついて準備満タンです。図書館は、街の南側にあるみたいですね。それでは行きましょうか!
以下は本編とは関係ないです。
行動描写のですますの文末は読みにくいかもしれません。
ですが作者としては、ステラがたとえ行動描写でも敬語じゃないのが違和感があるので、この作品では直さないと思います。
それでも良ければお付き合いいただけると嬉しいです。感想、リアクション、誤字報告いつもありがとうございます。




