表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/1

1

異世界に転生して3ヶ月が経った頃、私はすっかり現地での生活に慣れ、ルーティンワークをこなす毎日を送っていました。かつての日本での生活と比べると、魔法やモンスターが存在するこの世界は刺激的で面白いはずなのに、どこか物足りなさを感じていたのです。


そんなある日、冒険者ギルドを訪れた私は、一冊の古びた書物を見つけました。「冒険の書」と題されたその本は、一見ただの空っぽのノートにしか見えません。しかし、ページを開くと、そこには魔法の文字が浮かび上がってきたのです。


「冒険の書」は、持ち主の冒険を記録し、ポイント化してくれる魔法のアイテムでした。モンスター討伐、アイテム収集、スキル習得など、冒険の内容に応じてポイントが加算されていきます。まるでゲームをしているような感覚で、私は「冒険の書」に没頭していきました。


ポイントを稼ぐために、私は冒険の優先順位を考えるようになりました。例えば、強敵との戦闘は高ポイントだけど時間もかかる。一方、アイテム収集は手早くポイントを稼げる。うまく冒険をこなすことで、効率よくレベルアップできると気づいたのです。


冒険に熱中するうちに、いつの間にか私は街で有名な冒険者になっていました。「冒険の書」を手に、難関クエストにも果敢に挑戦する私の姿は、多くの人々を魅了したのです。時には仲間と協力し、時にはライバルと切磋琢磨しながら、私は冒険者としての自分に自信を持てるようになりました。


転生して1年が経った今、私は「冒険の書」と出会えたことに心から感謝しています。ルーティンワーク一直線だった日々が、ワクワクと冒険に満ちた毎日に変わったのです。そして何より、かつての自分からは想像もできなかった、勇敢な冒険者へと成長できたことが何よりの喜びでした。


「冒険の書」は、異世界での私の人生をもっと豊かにするための、魔法の鍵だったのかもしれません。今日も私は「冒険の書」を手に、胸を躍らせながら次なる冒険に旅立つのです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ