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『粗製乱造にある、本質的未来価値』

『粗製乱造にある、本質的未来価値』



芸術は、堕ちた、と言われている昨今である。粗製乱造で、古典へと回帰せよ、と言われる昨今である。しかし、どうだろう、案外、若者達を含めて、未来は明るいのではないか、と思われる。傷付いて来た我々が、報われない訳がない、と言いはなって居たい。



特に、最近の小説や音楽に触れていると、強烈に感じるものがある。所謂、美意識である。ダサくないもの、それへの追求はすさまじい。センスのある、歌詞、文体、音像、それへの執着はすさまじい。新・耽美主義、とでも呼べば適切だろうか。暴言の先にある、美の崇高性を、追い求めて居る、昨今の芸術家達に見える。



現代の、本質的未来価値は、まさに、センスのある芸術、だと言うことになるだろうか。我々の追求は、恐らく、間違ってはいまい。それは、物質の充足ではなく、芸術的美、に重点を置いている、未来価値である。死を前にしても、美を貫き通す、心の美しさのことを指しているのである。

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