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20『訳ありポツンと一軒家と…♪』的な♪

魔魍街の中心からちょっと離れた一軒家…

周りにはお隣さんもなく少し小高い丘の様な所に建っている。

柵から向こうが敷地なら結構広いその場所は、耕せばそこそこの広さの畑ができる位の庭も用意されていた。

裏手に回れば物置小屋や、日当たりの良い場所には温室も完備されているし、綺麗な花が咲いている花壇迄随所に存在している。

柵から家までの石畳は苔も生えず割れたりもしていない。

そよ風に波立つ芝生の様な草は背丈も揃っていてとても綺麗に整えられていた。


なのに〜二階建てのその建物からは何故か禍々しいオーラが溢れている…(汗)


「リリス様…聞いてもいいですか?」

「ん〜ここは私が独身時代に住んでた家で〜ルシファーと結婚した時のドサクサで鍵を失くしちゃったからそのまま放置してて〜だから地下にある魔法陣も開いたままだから〜取り敢えず強力な結界を張って封印してる〜って情報以外の質問なら受け付けるわよ♪」

「いえ…何でもありません…」

「あらそう?」


何処か浮世離れして掴みどころがない様に見えるが、なかなかどうして侮れない性格をしているリリスさんである…

「要は錬金術で鍵を付け替えて、開きっぱなしの魔法陣から流れ出すこのオーラを浄化したらいいんですね」

「流石こういう時は察しが良いわね♪まぁ〜この結界も完璧じゃないから、うっかり壊れて変なのが街に溢れたら大変じゃない♪だからその不安要素を排除してくれてらお礼にこの家大銀貨5枚(日本円で5万円)で譲ってア·ゲ·ル♡」

ただじゃないんだリリスさん…(汗)

しかも面倒くさい事を丸投げするなんて、なかなか鬼畜である(笑)


「リリス様…タダじゃないんですね(汗)」

「勿論♪」

やっぱりナズナが思わずツッコミを入れたが、それを笑顔で躱している…


「自分のしでかした事の尻ぬぐいをさせるのに?」

「ギク!」

おや?雲行きが怪しくなってきたぞ~


「確かこの結界もロムトレートのマ·ザー様に施してもらったんですよね…」

「………(汗)」

な~んだ!あのマッドサイエンティストが一枚絡んでるんだ(笑)

※彼女の事は本作の《異世界物語〜オーバー·ザ·クルセイダー》を読んてね♪


「ナズナちゃん…やけにヘル君の肩持つじゃない」

「呆れてるだけです…その辺はマ·ザー様とそっくりですね」

「ひ、酷いわナズナちゃん!よりによってあんな極悪人と一緒にするなんて!!」

オイオイ、何気に失礼な言い方だと思うよ…お二人さん…


そう言いながらリリスはハンカチを噛み締めながらこの場から立ち去って行ったのだった…

要はバツが悪くて逃げたのである(笑)


「あ!リリス様!!」

「ヘル君後はよろしくね〜♪ナズナちゃんはサポートよろしく〜♪♪」

後を追いかけようとするナズナだったが、一足遅かった!

既に遠くに逃げたリリスは、叫ぶ様にそう言付けると再び逃げだしたのであった…(汗)


「…行っちゃいましたね…」

「…仕方ないき、このまま行くぜよヘル君」

「へ?」

そんな姿を見送りながら黄昏れる二人…

だが直ぐに気を取り直したナズナがヘルシングに話しかけた。


のだが…

その喋り口調に驚いたヘルシングは、素っ頓狂の声をあげて目を丸くした。

「あ〜これ(笑)うち普段こんな喋りなんや♪すまんねぇ」

「いえ、なんだか親近感を持ちました」

「?そうかや?」

その返答に不思議がるナズナ。

確かに彼女はヘルシングが翻訳機をつけないと凄いナマリになるのを知らない…

まぁ〜いずれ解るだろうな〜(笑)


「じゃ〜ナズナさん行きましょうか♪」

「うん♪」

そうお互い相槌をうつと、改めて家を囲む柵を越えようとするのだった……



ちなみに終始ポメラニアンの様な耳と尻尾が愛らしく動く事に目が離せない作者なのでした(笑)♪




次回

21『ダダダダ〜ン♪運命とは!』的な♪

さぁさぁ頑張れヘルシング♪

素敵なオチを期待してるぞ〜♪♪












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