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19『通りすがりの仮面女子よ♪覚えておいてね♪』的な♪

前回の続きである。

いきなりお金持ちになっちまった我らのヘルシング♪

ただ幼い頃からお金に縁がない生活を送ってきたせいか、今置かれている状況に対処できない彼は、取り敢えず右往左往した後オーバーヒートを起こし、ドラキュラ伯爵の屋敷までギルド職員の手によって運ばれて行ったのだった(笑)


そして翌日…

伯爵の書斎まで足を運んだヘルシングは、これまでの経緯を包み隠さず話すと同時に、今後の事に関して伯爵と、事前に連絡していたポトニャーに相談を持ちかけていた。


「まぁ〜事の経緯は理解した…だがなヘルシングよ、この事は両親には話ていないのだろ?」

そうなのである。

今回の件を踏まえて、伯爵だけにはここに来るまでに何があったのか話しておいた方がいいだろうと考えた彼は、自分のスキルの事も含めて正直に打ち明けたのだった。


「勿論話していませんし、話せませんから…」

「確かに迂闊に話せる事ではないな…内容が内容だけに…だがな、せめて私にだけでも話してくれてよかったのではないか?」

伯爵もヘルシングのスキルボードを確認して納得したのだが、やはり真っ先に教えてくれなかった事に不満を漏らしている。


「それはルシファー王やアスタロトからおおぴっらにしない様に釘さされてたからさ…勘弁して上げてよ」

「だから叔父さんも田舎の家族にはナイショにしてもらえませんか?」

「…フ…まぁ〜仕方あるまい…後で王には文句の一つでも言うとしよう」

フォローするポトニャーの気持ちを組んでか、溜息一つ漏らして無理矢理自分を納得させた伯爵は、その不満の矛先をルシファー達に向ける事で解消しようと決めたらしい。


「それよりもだ、これからどうするかなのだが…ヘルシング、いきなり当初の目的…つまり《先ずはお金を沢山稼ぐ》は初日で達成した訳だが…どうだ、早速店でも構えるか?」

いきなりストレートな答えを求める伯爵なのだが、その時突然書斎のドアが思いっ切りポトニャーを巻き込みながら開いた!

※ハイ!ポトニャーのしイカ出来上がり〜(笑)


「皆さ〜ん♡話は総て聞かせて頂いたわ♪」

無駄にセクシーな衣装に不自然なベネチアンマスク、真っ赤なピンヒールを履いた…

「あ、リリス様♪」

「あら人違いよ♪私はただの通りすがりの仮面ラ○○ー…じゃなくて仮面女子よ♪」

※アッぶなー!そのセリフ、色んな意味で冷や汗ものだぜ!!


「突然訪ねてこられるなんて、何か急用でもございましたか?リリス様」

「アン♪だからリリスじゃなくて…」

「をいリリス!ルシファー王から不用意にヘルシングに関わらない様にって釘を刺されてるんじゃなかったの?」

顔面を打撲痕で真っ赤にしながら鼻血を出しているポトニャーが、怒りマークを大量に浮かべながら彼女にくってかかった。

「う!え、え〜と〜何のことかしら〜リリス解んな〜い♡」

※オイオイ、正体バラしてんじゃん!


「兎に角!いきなりどうしたのよ?」

「それがね、たまたまご近所をお散歩していたら《ナヅナ》ちゃんからヘル君がお部屋さがしで困ってるって報告があったの♪だから急いでこっちに顔を出したのよ♡」

ちなみに《ナズナ》とはリリスの使い魔の女の娘である。

そんでもって彼女はリリスの使い魔の中でも一番古株で、また一番強くて美人と評判なのだ。

それよりもさっき何気に《ご近所をお散歩》とか言っていたと思うのだが…

断っておくがルシファー達の居城から伯爵の屋敷まで軽く見積もっても2Km近く離れていたりする♪


「まぁ確かにそうですけど…」

「だったらとっておきの物件があるのよ♪良かったら今から見に行かない?」


あ、不味い!

『『…嫌な予感がビンビンくる…』』

仮面女子ことリリスのその誘いに、ポトニャーと伯爵は身体中から冷汗を感じずには入られなかったのだった……




でも主人公のヘルシングはというと…

「へ〜ナズナさんて算式が得意なんですね♪凄いな~!」

「ハイ、衝動買いばかりするリリス様のお目付け役ですので(〃∇〃)」


何か知らんがヘルシングが使い魔をヘッドハンティングしている様に見えるのは気のせいだろうか?




次回

20『訳ありポツンと一軒家と…♪』的な♪


旨い話には裏があるかもよ〜ヘルシング君(笑)

気を付けなされや〜〜♪











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