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13:『ホウ・レン・ソウ(方向・連想・想像)は大事かも♪』的な

『さてどうしたものか……』

色々と無自覚なヘルシングへの指導方針をポトニャーは悩んでいた…


彼の初ダンジョン攻略の後、自宅へ戻ったポトニャーは自室でそんな事を考えながら今日のダンジョン攻略を振り返っていたのだ。


『ちょっとだけ方向音痴な所が欠点かな…』

『敵の攻撃が無効化されダメージを受けない…おそらくあのダンジョンのモンスターなんか一人でも討伐する事ができる筈…』

『下手したら私やウィルよりも強いかも…』

※作者もそう設定している(笑)


そしてポトニャーが出した答えは!

《次回へと続くのだった!》……って話を終わらせるのはまだ早~い!!



と言う事でダンジョン攻略の次の日……

「ヘル君、貴方今日からマッピングの練習をします」

「へ?まっぴんぐ?」

「そう、マッピング♪ダンジョンを探索しながら階層ごとの地図を書く練習をするの♪勿論モンスターを倒しながらね」

ポトニャーは、まずヘルシングの方向音痴の矯正に乗り出した。

ついでにモンスターを倒しながら経験値を上げればいいかなと思っていた。

後自分のチート能力の使い方を自覚すれば良いかな位である。


それが良いリアクションと思ったのだ。

それについての理由はルシファー王には伝えたし納得して貰っている。

ちなみにルシファー曰く…

「死なないなら良いんじゃないかな♪」

だそうだ(笑)



「大丈夫かな…マッピングなんてしたことないし…」

後はヘルシングの背中をどう押すかだが…

どうやらモンスターも一緒に倒す事は頭に入っていないらしい(笑)

ポトニャーにとってはラッキーである♪


「さぁ~行くわよヘル君、マッピングの仕方はちゃんと教えるから安心しなさい、ほら♪」

不安混じりの表情を浮かべるヘルシングの手を引っ張りながら二人はダンジョンへ向かうのであった…


それから一ヶ月後…


何とかマッピングの腕も上がったヘルシングなのだが、ここにきてある問題が新たに発生した!


それは………

「うぉい、ポトニャー…何だこりゃ?」

「な、何って彼が退治したモンスターだけどバルバトス♪」

そう彼女の名はバルバトス。

ギルドでも数少ないSランクの冒険者であり狩人、そしてギルド内のモンスター解体部門のリーダーであり、ルシファーを支える72柱の一柱を担うという幾つのも肩書きを持つ公爵なのであった。


「じゃねぇーよ!マジでこの新人が討伐したのかって聞いてるんだよ!」

「そうだけど(汗)」

「この山全部か?!」

今ギルドの解体小屋では、ヘルシングがマッピング練習中に討伐したモンスターの亡骸が大量に積み上げられていたのだ!

それこそ数えるのが面倒になる位に……

「ごめんなさい(涙)」

怒り心頭のバルバトスを見て、ヘルシングがベソをかきながら謝るのは仕方ない。

だって自分ですらディメンション・バッグにこんなに入っているなんて思わなかったからである(笑)♪


この一ヶ月…

モンスターを倒しながら来る日も来る日もひたすらマッピングの練習をしていたヘルシング。

ポトニャーはアドバイスするだけで一切手を貸さなかった。

その結果、精神的に余裕のないヘルシングは、片っ端から倒したモンスターをバッグに詰めて放置していたのである。

お陰で方向音痴も多少改善されたのだが、今だにモンスターを見て怯えながら戦う姿は問題だ。

それとお人好しと言うか優し過ぎると言うか、非情になれない部分は今後の課題だと言えるだろう。


【例えば…】

・モンスターとのバトルの最中、相手が怪我をして泣き始めたらゴメンなさいって謝るし


・植物系モンスターが可愛いからって倒さない処か微笑みながら愛でてるし


・明らかにウソが書いてある立て看板を信じて自分から罠にかかるし


等々…

この一ヶ月言い出したら切りがない…

流石のポトニャーも自宅があるセフィロトへ帰るや否や喫茶フルートでコーヒーを飲みながらぐったりしていた。

だって毎日がエキサイティング過ぎて…(笑)


「おいポトニャー!ぼ~っとしてんじゃねぇ~よ!全部で2458体もあるんだぞ!魔核や魔石だけでも1074個もあるし鑑定だけでもどれだけ掛かると思ってるんだ!」

キチンと数えたんだバルバトス……

流石職人堅気である♪


「それなら安心して♪彼鑑定眼持ちだから」

「何だとーー!それを早く言いいな♪」

バルバトスの目が妖しく光った。


そしてすかさずヘルシングの肩を掴むと…

「おい新人!ちょ~っとばっかし顔かしな♪」

あ!目が怖い……

「え?!」

「怯えるなよ新人♪こっちで楽しい事やろうぜ♪」

何だか言い方にオヤジ臭を感じる……


勿論鑑定作業であるのだが、何故だかヘルシングは貞操の危険を感じていた(笑)

「ついでにポトニャー!連帯責任だ!解体作業手伝いな♪」

「えーーー?!」

「さぁ~新人♪」

ポトニャーの反論を無視したバルバトスは、ヘルシングの身体を肩に担ぐと、そのまま嬉々として奥の部屋に消えて行ったのだった…


まるで……いや作者の口から言えない!

どっかのショタエロ漫画の様な展開に見えるなんて♪

※言ってるじゃん!


それから二日後……

解体作業まで徹夜でレクチャーされたヘルシングがポトニャー共々バルバトスから解放されたのは、太陽が眩しい早朝の事であった…


《コケーーー♪》

…あ、何処かでコカトリスが鳴いている……




次回

14:『サァ~俺様をあがめな愚者共よ♪』的な


この言い方…

知る人ぞ知るあの外弁慶な《自称:宇宙一の天才魔導士》の登場です♪



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