表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

第2回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞 への投稿作品

偽物にされた元家宝と見る夢

作者: 東の関脇

名のある鑑定人とやらが、『コレは、なんちゃらかんちゃらを模した偽物ですな』と言って以来、庭の片隅にある犬小屋で使う皿として、野ざらしにされてきた。

飼い犬が居た頃は、まだよかった。犬小屋が空き家なって、もう幾年か。

神棚に祀られていた間に付喪神となっていた皿の末路としては、あまりにも口惜しい。

だがしかし、時は無情に流れていった。

いつしか皿の付喪神は、毎朝、拝みながら皿を磨いてくれていた家主の夢を見るようになっていた。


ある日。

ゲリラ豪雨に見舞われて全力疾走して帰宅してきた 長女ゆいこ。

縁側に吹き込む雨水を防ぐべく、雨戸を急いで閉めていった。

半分閉めて、残りを閉めに縁側の反対側の端っこに行った。


ゆいこは、庭の片隅に青年が倒れているのが見えた。

ナゾだらけだったけれども、慌てて飛び出して、縁側に青年を引き上げた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ