もやもや
もやもや…もやもや……
“ざまぁ”は嫌いだ。
特に恋愛小説の“ざまぁ”は意味わからん。
日常から離れてきゅんきゅんする癒しを求めに来ているのに、わざわざ人を断罪して自己満足するだけの小説は、本当に恋愛のジャンルをやめてほしい。人を貶めてマウントを取る小説は求めていない。私はただ、魅力的な登場人物の心情の揺れや言動に一喜一憂して、幸せな気分に浸りたいだけなのだ。それになのに、人を貶めて蔑んで、心の底から幸せに感じられるだろうか。
私は今日も、心の癒しを求めて小説を読み漁りに行くのである。