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<ウサうさネコかみ>もふけも装備のおれたちは妹たちを助けるためにVR学園闘技場で成り上がります!~ティアブラ・オンライン~  作者: 日向 るきあ
Stage_78 『魔王軍』最後の一週間? 第四陣に向けて!!

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78-1 どうしてこうなった?! トンデモ基地修復とやりすぎインテリア!

『ゴーちゃん』はがんばった。

 がんばりすぎるほど、がんばった。

 すなわち、われらが基地には大穴が開いていたのだ。それも、三つ。


 ひとつは、『ゴーちゃん』のパンチ (強)によるもの。

 もうひとつは、『ゴーちゃん』が倒れる直前、ぎりぎりで繰り出した二発目パンチ (弱)によるもの。

 最後は、『ゴーちゃん』本人が倒れこんでできたもの。ぶっちゃけこの穴が一番でかい。


 幸い内部やそこにいたメンツに被害はないものの、どんどんどんっと並んだ大穴を見ると、遠い目にならざるを得ない。が、第四陣のことを考えると直さないわけにはいかない。

 第四陣では月萌の航空戦力もやってきて、壊滅バッチコイの猛攻がかけられる。そのときまでは、なんとかしないわけにいかないのだ。


 もうやけくそになったおれたちは、残された『ゴーちゃん』のボディの残骸をおれのツリーアーマーで編み上げ、基地をだっこする形で修復と変えた。

 建築担当のトビーとアッシュは大はしゃぎ。

 報告を受けたエルカさんも手を打って笑っていたという。

 もっともこれは雑な応急処置だ。窓にかぶった部分は改めてぶち抜いて作り直さないといけない。しかし、アダマンタイトを切り出すのは結構な手間だ。仕方ないのでイツカの『0-G+』で概形をぶった切ってもらい、細かいところをトビーとアッシュに作り上げてもらうことでの修復となった――と、後から聞いた。


 なぜか。そのときにはもう、おれの意識がなかったためである。

 超音波ツリーアーマーのつぎはゴーちゃんアーマー。最新型ミルクポーション三本一気飲みしても、もはや限界を超えていたのだ。



 けれど、育ち盛りの体は現金だ。

 どれほど寝たころか、ぐうとおなかが鳴って目が覚めた。


「おー目が覚めた覚めた!」

「なー言ったろ腹へったらおきてくるって!」

「お前が一番さいごだよ。起きれる?」


 目を開ければそこには、首に白と赤のリボンのイツカがひとりずつ、それとうさ耳に白リボンのおれがいた。

 とりあえず、まるでおれが食いしん坊みたいな発言をしたとおぼしき赤イツカにはうさみみパンチをくれておく。っていうか。


「なんでお前はそんな元気なの?」

「えー? だってふたつもいー勝負できたし! スケさんもハヤトもめっちゃ強くなっててさー!」

「つかぶっちゃけけっこーヤバかったよな?」

「ほんとなー!」

「それはおいといて。

 いまお昼だよ。ランチ上映会やるけど、出られそう?」

「うん、行く!」


 もちろんなんもせず飲み食いだけするつもりはない。ぽんと跳ね起きると、白リボンのおれに止められた。


「いいって。お前は充分働いたから。みんなそういうよ」

「お前たちの分は、俺たちでやっといたから! 気にせず来いよ!」


 白のイツカもいい笑顔で親指を立てて見せてくれた。

 思わず、口をついていた。


「……おまえ、イケメンだったんだね」

「なんか微妙ー!」


 てんでににゃーにゃー言い出したイツカどもをうさみみロールで回収し、おれたちは大食堂――通称『魔王城大宴会場』に移動した。


 すると、そこで待っていたのは笑顔の仲間たちと、ちょっぴりぜいたく系のランチと、どっかの魔法学園風になった大食堂だった。


「……これって、ニノ案件?」

「ニノ案件だね……」


 顔を見合わせる赤リボンのおれたちを確認すると、下手人のオレンジ狐がそっくりかえって高笑い。黒いちっちゃな子うさぎにうさパンチ(ダメージ8)をお見舞いされたのだった。


魔王軍一同「どっちもどっち」


次回、やっっっっっっとこさ『七つの魔神と湖の乙女』第一話上映会です!

どうぞ、おたのしみに!!


宣伝!

本日22時、スーパー猫の日記念に二つ名小説を上梓いたします!

よろしければそちらもどうぞ!

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