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<ウサうさネコかみ>もふけも装備のおれたちは妹たちを助けるためにVR学園闘技場で成り上がります!~ティアブラ・オンライン~  作者: 日向 るきあ
Stage_76 解き放たれる者たちと~第三陣に向けて

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Bonus Track_76-1 裏切りの白うさちゃん、みんなにお礼を言われるのまき~アスカの場合~

 特に異常なしと放免され、ラウンジでハヤトとお茶していた僕は、ケイジとユキテルにお礼を言われた。


「ありがとうな、アスカ。画像、提出しといてくれたんだってな」

「あれのおかげで事情聴取なし! 首の皮一枚つながったって感じだわ!」


 そう、僕は『魔王軍』基地への道中からお茶して見学して敷地を出るまでの間、ずっとさりげに盗撮していた。

 いや、イツカナ承諾の上で、なので、正確には盗撮でも何でもないのだが。

 さらに提出の前に、まずそうなとこは全部キレイに葬り去ってある。

 で、病院へ拉致られる車内からサクサクメール添付でしかるべきところに提出したのだ。

 しかしユキテルの発言が気になった。


「首の皮? なにあいつ、まだうだうだ言ってんの?」


 そう、あのおっさんはケイジとユキテルを採用しときながら、ああだこうだと言っているらしい。たとえば今回の出陣に際して、『帰ってこなくてもいい』とかのたまったとか。


「しょうがないよ。無理言って雇ってもらったんだからさ。

 ……そんなあの人だからほっとけないんだ」

「はあ」


 あいつはユキテルにとっては恩人だ。それはよくよくわかってる。が、僕的にはまだ憎ったらしい奴だ。塩な返事しかできない僕のかわりに、ハヤトが謝ってくれた。


「悪い、アスカ的にはまだちょっとしこりがあるから。許してやってくれ」

「こっちこそごめんな。なんかメンドーなカンジにしちまって」


 対してケイジも、ユキテルも謝ってくれる。

 まったく、わんこ装備のやつらはいいやつばっかりだ。

 仲直りになでなでしてやろうと思ったが、三人ともそろってでかい。

 ちょっぴりむかついたので、「……ちょい頭かしてみそ?」まとめてモフっちまうことにした。



 結果。まとめて看護師さんに叱られた。



 わんわんずとわかれて病室に向かうと、おれたちの病室の扉のそばにハナナさんとルイさん、付き添いらしきマルヤムさんとオフィリアさんがいた。

 ハナナさんとルイさんは僕たちをみるなり、ぺこんと頭を下げてきた。


「アスカさん!」

「ありがとうございます!!」

「えっなにどったん、おれなんかした? もしかしてうさみみモフモフのご用命かなー?」


 軽くとぼけておく。『それはナイショね』と軽くウインク。

 ふたりも察して「そうモフモフー!」「あたしは狼耳でお願いしますっ!」ととぼけてくれた。


 そう、おれは魔王軍基地ご訪問の時の画像を提出した。

 本来ならそれには、ハナナさんとルイさんの『裏切り』も映っていたはずだった――

 軍に縛られる身の上となりかけたふたりのために、イツカナたちが動いていたと知った二人が、『大神意』をけっとばして『魔王軍入る!』と言いだしたシーンが。


 もちろんおれはさっくりとそこを削除しといた。

 その後、ご訪問時の映像が提出されたと聞いて青ざめた四人だが、なんのおとがめもないことで察して、お礼を言いに来てくれたというわけだ。

 

 マルヤムさんとオフィリアさんは「で、モフモフはあとにするとして」と軌道修正。

 彼女たちからの感謝を伝えてくれた。


「これで二人はまた、何の心配もなく夢への道に戻れます。

 私たちからもお礼を言わせてください」

「ほんとあんたっていいやつよね。今度なんかおごらせて!

 まーしがないバイト受験生だからケーキたべほーだいぐらいでごめんねだけどさ!」


 すんげえ嫌なことを言うなら、実はおれたちのが収入とかは上だったりする。

 でもこういうのは気持ちだ。当日サプライズプレゼントを渡させてもらうことにしよう。


「おー、びしょーじょちゃんたちにかこまれてケーキざんまいとかそんだけでお釣りがくるよー♪

 んっじゃあらためてー。楽しみにしてるよーん☆」


 四人が立ち去ると、ハヤトがぼそり。


「……それ、俺もいくのか」

「なーにいってらっさるヤキモチ狼さん!

 おれらはふたりでワンセットなの! それが正しい姿なの!

 ハーちゃんのいないおれなんてコーヒーの入ってないコーヒーのようなもんだっしょ?

 だーいじょぶわんわんたちもさりげに乗り込んでくるにきまってるから☆」

「いったいどっから突っ込んだらいいんだよそれ!!」


 おれたちはそのまま歩を進め、三つ隣の病室の扉をたたく。

 そこには、騎士団創始者カルテットがいた。

 ベッドの上に身を起こしているシロウと、ベッドサイドの椅子に掛けたコウ。

 その後ろには、ダイトとタマキ。


 笑ってあいさつを交わした僕たちは、さっそく用件に入ったのだった――『セント・フローラ・アーク』再現計画について。


クリー〇の入ってないコーヒー。〇に何を入れるでしょう。

『文字』と答えたあなたは僕と握手。

『パー』と入れたあなたも僕と握手っ(^^)/


次回、イツカナが二人になった影響について書く予定であります。

どうぞ、お楽しみに!


所用により、投稿が夕刻となる見通しですm(__)m

なるべく早めにいけるようファイトっす!

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