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<ウサうさネコかみ>もふけも装備のおれたちは妹たちを助けるためにVR学園闘技場で成り上がります!~ティアブラ・オンライン~  作者: 日向 るきあ
Stage_43 さらば五ツ星寮、こんにちわソレイユ邸!

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43-8 狙われたソナタと、神依頼(下)

ネットの調子がよろしくなく遅れております。ごめんなさいm(__)m


2020.12.23

すみません、表現があいまいな部分や整合性がおかしいところを発見してしまいましたので直させてください。

(もとのスケジュール)二週目三週目だけOK→(修正後)一週目土曜と二週目三週目OK

(詳細はあとがき部分にございます)

 ソナタはパーティーのリーダー的存在だ。その動向はパーティー全体に影響する。

 そのため、ほかのメンバーたちにも同席してもらい、おれは話を切り出した。


「月萌杯突破記念パーティーで、ソナタはワルツを踊るつもりで練習してるんだよね。

 せっかくだし、ミライとふたりだけで少しでも、最初に踊ってもらおうかって話してるんだけど……」


 一度言葉を切り、ソナタの目を見れば、きらきらと輝いている。

 はたしてソナタは『うんっ!』とうなずいた。

 これは本気で、そうするつもりでいる顔だ。

 予定通り、おれは話を進めることにした。


「高天原のダンスの先生に聞いたら『お互いはじめてのワルツだし、リハーサル以外にも一緒に練習できたほうがいい』って。

 もちろんミッドガルドでになるけど、ソナタの都合のいい日を教えてほしくて」


 ソナタはメニューを操作。かわいらしいピンクの携帯用端末ポタプレを出現させて、スケジュール画面を見せてくれた。


「えっと……いま実はね、四つご指名のクエストうけてるの。

 ひとつは今週末までの採取クエストでしょ、つぎは今週日曜に護衛をやって。

 そのつぎ。来週月曜出発、水曜終わり予定の護衛をやったら、最後は来週の金曜から日曜にかけて、配達とお手伝いのコンボのがあるの」


 つまり、今週は末までふさがっている。これは予想の範疇だ。

 が、来週までもびっちりとは。

 これは異常だ、と感じた。


 ソナタたちはリアルの体の制約から、プレー時間がどうしても少ない。そのため実力はあるけれど冒険者ランクはC。指名依頼がまったく来ないとまでは言わないが、ここまでとなると、明らかに異常だ。


 採取は時間が読めない。逆に護衛やお手伝いは日時が動かせない。休養日も欲しいところだし、割り込めるスキがない。


 四週間後半ばからソナタはリハーサルのため、国立迎賓館に入ることになる。

 それを考えると三週後はできる限り休ませてやりたいところだし……

 うなっていると、ソナタが言い出したのは驚くべきことだった。


「だからね、一週目の土曜と、二週目と三週目の週末はどうかなって!」

「えっ?

 いやソナタ、二週目の末ってまだ依頼じゃ……」

「それがね。これ!」

「はああああっ?!」


 ソナタが画面をタップして表示してくれた内容に、おれはかるく度肝を抜かれた。


『依頼内容:小さいですが、ダンスのできる小さな野外ホールを作りました。踊り心地を確かめてほしいです。宣伝サイトに乗せたいので、記念撮影もお願いします。

 依頼者:エアリーのひつじ牧場』


 少しささくれかけた気持ちが、すうっと丸くないで行くのを感じる。

 画面ごしに、いつものエアリーさんの笑顔が見えた気がした。



 明日また、このくらいの時間にねと約束して、おれはログアウト。

 視界がリアルのそれにもどれば、イツカがそわそわ待っていた。

 これは何もなかったな。そう思いつつ、確認してみる。


「なんかあった、イツカ?」

「いや、なんも」

「だと思った。

 ソナタ、もう依頼がびっちりだった。かろうじてエアリーさんのおかげで来週末が確保できてて、三週目の末は元から依頼を受けてなかったみたいで」

「……どういうこと?」

「エアリーさんがソナタに指名依頼をくれてたんだよ。発注日時を見たら、月萌杯の開催が決まってすぐで」

「まじかー! エアリーちょー神ー!!」

「そういうわけでさ、とりあえず二週目の末はおれたちも行きたいよね」

「だなー。日曜午後以降とかにしてもらえば、車んなかでおれたち入れるよな」


 さきのミーティングでは、俺たち二人のスケジュールも話題となっていた。

 おれたちには『ハートチャイルド支援基金』のイベント――『あそべる森のコンサート』がある。

 ぶじに月萌杯突破を成し遂げた今、待ってもらった三カ月の分、フルに各地のハートホスピタルを回らなければならない。

 もちろんレモンさんや、ホスピタル側の都合もあるが、ちょうど二週後の土日はコンサートツアーと重なっている。

 もちろんそれ以外の日も、会議や式典で埋まっている状態だ。

 イツカはどっか嬉しそうにのたまう。


「……これ勉強してるヒマなくね?」

「そういうこと言わない。

 ちょっとずつでも続けなくっちゃ、ここまでの勉強がもったいないよ?

 せっかくみんな力を貸してくれるんだし、少しずつがんばろう」

「う~……。」


 イツカがうなっていると、ティーポットを手にやってきたライムが、優しく笑ってくれた。


「どうしても疲れた日には、英単語を一つだけ、とかでもいいのですのよ。

 そんなちいさな積み重ねが、力になってゆくのですから」

「そっかー!

 英単語一個とかだったら、まあやれるかもな!」


 イツカのやつは現金にもピンッとしっぽを立てた。


「『どうしても』疲れた時、だからね?

 それこそブラッシングもできないくらいの」

「えええ……」


 しかし、おれがくぎを刺すと途端にへたん。

 ライムはそっとティーポットを置いて、そんなおれたちの頭を優しく撫でてくれるのだった。


次回、新章突入。昇格や卒業を目指す高天原サイドの話をメインにいきます。

どうぞ、お楽しみに!


2020.12.23

すみません、表現があいまいな部分や整合性がおかしいところを発見してしまいましたので直させてください。(詳細はあとがき部分に)

 ひとつは今週末までの採取クエストでしょ、つぎは今週土曜に護衛をやって。

 ひとつは今週金曜までの採取クエストでしょ、つぎは今週日曜に護衛をやって。


「だからね、二週目と三週目の週末はどうかなって!」

「だからね、一週目の土曜と、二週目と三週目の週末はどうかなって!」


かろうじてエアリーさんのおかげで来週末が確保できてて、三週目の末は元から依頼を受けてなかったみたいで」

かろうじて今週土曜が開いてるのと、エアリーさんのおかげで来週末が確保できてて、三週目の末は元から依頼を受けてなかったみたいで」

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― 新着の感想 ―
[良い点] きゃー!エアリーさん、ホントに素敵!! ご指名依頼に心が踊りました! 素直にはにかむソナタにも萌え萌え(〃´ω`〃) 妹キャラわんさと、ほわほわ華やか~ いい、一気に五人いい。 守ってあ…
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