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<ウサうさネコかみ>もふけも装備のおれたちは妹たちを助けるためにVR学園闘技場で成り上がります!~ティアブラ・オンライン~  作者: 日向 るきあ
Stage_37 かの国からの、来訪者

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

400/1358

Extra Stage きぐるみをきた妖精ミライと、ふしぎなけんじゃのおはなし~まめしばミライのなやみごと~

・このはおなしは400話記念ということで書きました。

・本編ストーリーとは関係がございませんので、ここだけ読んでいただいてもたぶんわかると思います。

・キャラはきぐるみモフモフの子供妖精たちです。

・作中のイラストは、すべて金目猫さまによるものでございます。敬礼っ!

・ぶっちゃけこの2イラスト様があってできた物語です。

・パフェ食べたいです。

・モフ。


2020.11.18

なんとー!! カラー化+アレンジバージョンをいただけました!!(∩´∀`)∩やったぁぁぁ

『けんじゃさま』はカラーのほうに。三人のほうは……^^


2021.03.21

けんじゃさまがパワーアップされました……( *´艸`)

シルクハット部分の描写が錯綜していたので文章を整理いたしました(/ω\)

1.きぐるみの森の、まめしばミライ


 どこかの世界の、どこかの海。

 そこにうかんだ、とある小島に、『小さな、きぐるみの妖精の森』がありました。


『きぐるみの妖精』たちは、『マザーの泉』から生まれてきます。

 その大きさは、あなたのてのひらにのっかるくらい。

 みんなみんな、ちっちゃなかわいい、動物のきぐるみをきて、生まれてきます。


『きぐるみの妖精』は、せなかに羽根がありません。

 でもそのかわり、もってうまれた『きぐるみパワー』で、いろんなことができるのです。

 たとえば、うさちゃんのきぐるみをきた子は、おみみがよくってジャンプがとくい!

 にゃんこのきぐるみをきた子は、あしがはやくて、木のぼりもとくいです。


 もちろん、うまれたばかりの子は、まだまだなんにもできません。

 まわりのみんなにたすけてもらって、くらします。

 そのうちに、とくいなことをみつけて、みんなをたすけるようになるのです。

 そうして、みんななかよく、たすけあって、くらすのです。


 ミライは、今年うまれたばかりの、ちいさな妖精の男の子です。

 チョコレート色の『まめしば』わんこのきぐるみをきています。

 ちょっとぶきようだけれど、いつも、いっしょうけんめい。

 なにより、とってもやさしいのです。


 だれかが荷物をもっていたら、はんぶんもってあげます。

 おなかをすかせたひとには、自分のおべんとうを、わけてあげます。

 ころんで泣いてる子がいたら、やさしくおこして、けがの手当てをしてあげます。


 そんなミライのことを、みんなはだいすきでした。

 ミライもみんながだいすきで、いつもにこにこ。

 ミライのまわりは、いつも笑顔でいっぱいでした。




2.なやめるミライと、ふしぎなうわさ


 けれどこのところ、ミライはちょっと、落ちこんでいます。

 もちろんやさしいミライのこと。みんなに心配かけまいと、にこにこわらって、かくしてますが……

 ひとりになると、ためいきがでます。

 森のはずれを、ひとりうつむき、しょんぼりとぼとぼ。

 けれどそこへ、だれかが話す声がきこえてきました。


「ねえ知ってる、ハーちゃん?

 森のおくの、小さなテントにね。うさぎの『けんじゃ』がいるんだよ!

 どんななやみでも、こっそりきいてくれるんだ!」

「ほんとうか、アスカ?」

「うん。おれもこないだなやみ、きいてもらったんだ。

 おかげで今は、こーんなに元気さっ!」


 しげみをかきわけ、そーっとのぞいてみると、なかよしの妖精の子がふたりいます。

 白い『こうさぎ』のきぐるみのアスカは、うれしそうにぴょーんぴょん。

 アスカはいつも『めがね』をかけていますが、あまり元気にはねたので、はずみでちょっぴり、ずれちゃってます。

 グレーの『ちびっこおおかみ』のきぐるみのハヤトは、それをみていいます。


「なやみを、きいてくれるのか……

 アスカ、おれも、『けんじゃ』にあいたい。

 連れてってくれないか、『けんじゃ』のところに」

「もちろんいいよ! さっ、行こうハーちゃん!」


 そうしてアスカとハヤトは、ゆっくりと歩きだします。

 ミライは、そうっと後をおいかけました。



 森のおくへと歩いていけば、ちいさな広場がありました。

 そこにひとつ、ちっちゃなテントがたっています。

 アスカとハヤトは、こんにちわーとこえをかけ、テントにはいっていきました。

 ミライはそれを、大きな木のかげから、みまもっていました。


 テントのなかでは、どんな話がされているのでしょう?

 ミライのわんこみみパワーでも、それはわかりません。

 それでも、五分としないうち、アスカとハヤトはニコニコして、でてきました。

 これは、きっと、ほんものだ!

 ミライはうん、とひとつうなずきます。

 そして、アスカたちがみえなくなってから、そうっとテントに近づきました。

 勇気をだして、声をかけます……


「こんにちわ! 

 ぼくは、もりのようせいのミライといいます。

 うさぎのけんじゃさまは、いらっしゃいますか?」


 テントのなかからは、なにもきこえてきません。


「あのう、なやみをきいてほしいんです!

 もしよろしければ、なんですけれど……」


 ミライの声は、しりすぼみにちっちゃくなります。

 やさしいミライは、考えました。


『もしかして、けんじゃさまはおつかれなのかな。

 それとも、おしょくじちゅうなのかも?』


 ……そうだとしたら、申し訳ありません。


『そうだ、ぼくはもうすこし、じぶんでかんがえて、がんばればいい。

 ぼくなんかのなやみくらいで、だれかのおじゃまをするなんて。』


 そう考えたミライが、くるっと後ろをむいて、帰ろうとした、そのときです。

 ごそごそっ。

 テントのなかから、音がしました!




3.ミライと、森のけんじゃさま


 ミライがおどろいてふりかえれば、テントの入り口がスッとあきます。


「やあ、ごめん。待たせちゃったね。

 あんまり可愛い声がしたから、びっくりして、ころんじゃったんだ。

 許しておくれ、ミライくん」


 そこに立っているひとをみて、ミライはもう一度おどろきました。

 わあっ、すごい、かっこいい!


挿絵(By みてみん)


 アスカになんだか似ていたけれど、このひとは、きぐるみじゃありません。

 白いブラウス、緑の上着と黒のズボン。

 胸元には、ルビーのブローチ。

 はれやかな金髪と、すみきった青のひとみ。

 まるで、おとぎの絵本の貴族さまみたい。


 いちばんすごいのは、ぼうしです。

 ぱっと見は、うさぎ用のシルクハット。

 ズボンと生地をあわせたのでしょう、黒くて、ふしぎなつやがあります。


 けれど、このぼうし。どうみても、ただものじゃありません。

 つつがたになってる部分の両わきから、ぴょんぴょんっとふたつ、銀色のうさみみがとびだしています。

 ひさしのうえには、めがねと時計がのっかっていて……

 時計についた歯車がこちこちと回ると、ぼうしのうえからぽーっとけむりがでて、うさみみがぴこぴこっ、とうごくのです。


 ふしぎなふしぎなぼうし。そして、はじめてみる、ふかふかじゃないおみみ。

 ミライのめはもう、くぎづけです。


「さあさあ、そんなところにたっていないで。

 なかですわって、はなしをきかせておくれ。

 おいしいおちゃを、ごちそうしようね」


 うさぎのけんじゃさまはくすっと笑って、ミライをテントにいれてくれました。

 ミライが小さないすにかけると、けんじゃさまはかるく、ぼうしをあげます。

 そうしてそこから、白いティーカップをひょい、ととりだし、ミライにわたしてくれました。

 カップのなかには、いい香りのするお茶がはいっています。

 いったい、どうやったんだろう! ミライはびっくりです。


「えっ? ええっ?」

「おれ……じゃない、わたしはすごいけんじゃだからね。

 こんなことは、『あさめしまえ』だよ。

 さ、それを飲んで落ちついて。きみのなやみを、話してごらん?」


 にこにこと笑うけんじゃさまにうながされ、ミライはなやみをうちあけました。




4.ミライのなやみ、けんじゃの頼み


「かりをしようとしても、すぐにころんで、みんなをしんぱいさせちゃう。

 ぶきようで、はつめいなんて、とってもできない。

 おないどし、なかよしさんにんぐみのなかで、ぼくだけなんにもできない、だめなこなんです。

 こんなぼくのままじゃ、いけないんです。

 けれど、いったいどうしたらいいのかと……」


 すべてを聞き終わると、けんじゃさまはふうむ、とうなりました。

 そして、こんなことをいってきました。


「ミライくん、きみはとってもやさしいこだね?

 いつもいつも、こまってるひとたちを、たすけてあげている。

 そんなことは、『だめなこ』にはできないと、わたしはおもうよ。

 それではダメなの? じしんがもてない?」


 ミライはうーんと、うなります。


「うーん……

 みんなは、もっともっと、だれかをたすけてあげてます。

 ぼくももっと、おやくにたてることがしたいんです。

 そうじゃなくっちゃ、みんなのおせわになりっぱなし。

 いつまでたっても、ただのこいぬのまんまです」


 けんじゃさまはひとつ、うなずきました。


「そうか、そうか。

 それじゃあひとつ、わたしのおねがいをきいてもらえないかな?

 こんどのあきのおまつりに、おかしをつくろうとおもってるんだ。

 みんなでたべれる、四季のフルーツをあつめたパフェだ。


 おおきなグラスやスプーン、ミルクとたまごとおさとう、こむぎにチョコ。

 そして、いちごにオレンジ、キウイにぶどう。りんごにパインにブルーベリー。

 それはあつまったのだけど、さくらんぼだけがないんだよ。


 わたしが行ければいいのだけれど、どうにも、手がはなせなくって。

 はしをわたった、そのむこう。『さくらんぼのもり』に、なってるはずなんだ。

 はなのいいミライだったら、きっとみつけられる。

 おねがい、とってきてくれないかな? ほんの、ひとつだけでいいから!」


 けんじゃさまは、てきぱきとせつめいをしたかとおもうと、おねがい! とりょうてをあわせます。

 そんなふうにされちゃったら、ミライはやるきになっちゃいます。


「まかせて、けんじゃさま!

 きっとみつけて、もってきます!」


 ミライは、さっそくテントをとびだしました。

 わんこのきぐるみパワーで、はしるはしるはしる。

 あっというまに、『さくらんぼのもり』にたどりつきました。




5.ミライ、はじめてのさくらんぼがり


『さくらんぼのもり』にはいると、ミライはおはなをくんくんくん。

 あまずっぱいにおいをたよりに、さくらんぼのみをさがします。

 こっちかな? こっちかな? ようし、あった!

 川ぞいに生える、おおきなさくらの木のえだに、大きくってつやつやの、おいしそうなさくらんぼをひとつ、みつけました。

 ちいさなミライのからだでは、いっこかかえていくのがやっと。

 でも、かかえてしまえば、はこべるでしょう。


 ほんとのことを言うと、ミライは木登りもにがてです。

 それでも、うんしょ、うんしょ! がんばって、のぼりはじめます。

 うんしょ、うんしょ。ちょっとのぼって、ひとやすみ。

 うんしょ、うんしょ。もうすこしのぼり、またひとやすみ。

 おっこちそうになっても、めげません。

 がんばって、がんばって。ついにさくらんぼのなっている枝に、たどりつきました。


 やった、あともうひとがんばりだ!

 下を見ると、さらさらと川が流れています。

 ミライは、泳ぎもにがてです。

 おっこちないようにしなくっちゃ! 気をひきしめて、『ほふくぜんしん』。

 じりじり、じりじり。

 風がふいても、ひるみません。

 じりじり、じりじり。

 しんちょうに、しんちょうに進みつづけて、やっと、さくらんぼのところまで来ました。


 黄色い実をつけた柄を、しっかりと両手でつかみ。

 けんじゃさまから教わったとおり、みきの方に柄をおりかえすようにすれば……

 ぽろ、とかんたんに、取れました!


「やったあ! って、わ、わ、わっ」


 けれど、よろこんだのもつかのま。

 ミライはバランスをくずしてしまいます。

 タイミングのわるいことに、ひときわおおきな風がふいて、枝が大きくゆれました。


「わ――っ!!」


 ミライはそのまま、まっさかさ!

 おちちゃう、川におちちゃうよ!

 ミライがひめいをあげた、そのときです。


「えーいっ!」


 どんっ。だれかが空中で、体当たりをしてきました。




6.なかまたちの友情


 みれば、それは、見おぼえのある、きぐるみ妖精。

 黒いこねこのきぐるみをきた、イツカです。


 イツカのとっさの体当たりをもらったミライは、川ぞいのしげみに落ちて、ぶじでした。

 さくらんぼも、しっかりかかえて、むきずです。

 けれど、イツカは、ぼちゃーん!

 ミライのかわりに、川へと落ちてしまいました。

 ともだちのピンチです。泳ぎがにがてなんて、いってられません!

 ミライはとっさに、水の中へとびこみます!


 いっしょうけんめい水をかいて、なんとかイツカをつかまえます。

 そこへ、だれかが、うきわを投げてくれました。

 ミライはイツカをつかまえたまま、力いっぱいつかまります。


「いいよー! そのまましっかり、つかまってて!」


 うきわには、ひもがついていて、ひもの先には、カナタがいました。

 たれみみうさぎのきぐるみの、大きなおみみではばたきながら、うんしょ、うんしょとひもをひっぱってくれました。

 そのおかげで、ミライとイツカは、ぶじに川から上がることができたのです。



「ああ、たすかった! ありがとな、ミライ、カナタ!」


 イツカがへくちっ、とくしゃみをしながら、おれいをいいます。


「ううん、ぼくはなんにも、してないよ。

 それどころか、ふたりにめいわく、またかけちゃった……」


 でも、ミライはしゅん、とうつむきます。


「それに、けんじゃさまのさくらんぼも、なくしちゃった。

 ぼくってほんとに、だめなこだ……」

「そんなことないよ」


『こうさぎ』のきぐるみのカナタは、水色のおおきなうさみみで、やさしくミライをつつんでくれました。


「ミライは、イツカのいのちをたすけたんだよ。

 じぶんのいのちを、かえりみず。

 それはなにより、りっぱなことだよ」

「イツカは、ぼくをたすけようとしてくれたんだよ。

 そうじゃなくても、こまってるひとをたすけるのは、あたりまえのことだよ。

 ぼくは、けんじゃさまをたすけてあげられそうもない。

 おやくそくしたのに。さくらんぼ、とってきてあげるって……」


 ぽろぽろ、ぽろぽろと、ミライはなみだをこぼします。


「ごめん、ごめんなミライ。おれが、川になんかおちたから」


 それをみていると、イツカのほうも、泣けてきます。

 きれいなおめめにじわっとなみだがうかんだ、そのときでした。


「おーい、おーい」


 だれかのこえがきこえてきました。

 川ぞいをやってきたのは、白い『こうさぎ』のきぐるみ妖精と、グレーの『ちびっこおおかみ』のきぐるみ妖精。アスカとハヤトのふたりぐみです。

 ふりふりと手をふるアスカのうしろをみて、ミライたちはあっと声を上げました。

 なんとハヤトが、あのさくらんぼをもっています。

 それも、たいせつそうに両手にかかえて。


「むこうで水遊びしてたらさ、これが流れてきたんだよ。

 さっきすごい音していたし、これ、きみたちの?」


 アスカがニコニコ笑って言います。

 ほっとしたミライはその場にへたり込んで、みんなにありがとうをいいながら、もっともっと、泣いてしまったのでした。



7.巨大パフェの完成と、たのしいあきまつり


 そうして、ねんがんのあきまつり。

 四季のフルーツをあつめた巨大パフェは、ぶじに広場にお目見えすることとなりました。

『はつめいか』たちがつくったおっきな、きれいなグラスがでてくると……

 ソースやクリーム、ウエハースにプリン。いちごにオレンジ、キウイにぶどう。りんごにパインにブルーベリー。

 みんなできれいにもりつけて、さあ、さいごのしあげです。


 森のけんじゃさまのあやつるクレーンが、ミライをやさしくつりあげます。

 ミライの両手には、しっかりとかかえられたさくらんぼ。

 けんじゃさまは、ゆっくりしんちょうに位置を合わせて……


「そこだよミライ、置いて!」

「はいっ」


 ミライはパフェのてっぺんに、そうっと手早く、さくらんぼをおきます。

 さっとクレーンが引き上げられ、ぶじにパフェは完成です!


「おめでと――!!」


 みんなのまえで、ぶじに大役を果たしたミライを祝って。

 そして、ことしも迎えた秋まつりの日を寿ことほいで。

 みんなの歓声があがりました。

 さあ、おまつりです。

 のんで、たべて、うたっておどって。

 みんなが、秋の実りとしあわせを、いっぱい、いっぱいにあじわいます。


 もちろんミライもいっぱいの笑顔です。

 あのあと、ミライはけんじゃさまにいわれたのです。


『きみは、みんなにいつもやさしくしていた。

 だから、みんながきみを見守り、助けてくれた。

 その結果が、ここにある、世にもすばらしいさくらんぼだ。

 これからも、きみの仲間をだいじにしなさい。

 そのためにも、ひとりだけでかかえこんで、心配をかけちゃいけない。

 もっと、みんなをたよってあげること。

 きみみたいながんばりやは、すこし、甘えっ子くらいになった方が、ちょうどいい。

 そのほうが、みんなも喜ぶはずだから』 と。


 できることをがんばって、必要な時にただしく頼って。

 それは、おとなでもむずかしいことです。

 けれど、ミライはそうしようときめました。

 みんなといっしょに、笑いあって頼りあってがんばれる、いちにんまえの妖精であろう。

 そう、決意したのです。


 まずはあらためて、けんじゃ様にお礼を言おう。

 そうおもってふりかえったミライでしたが、その風変わりな姿はもう、どこにもありませんでした。





 森のけんじゃさまはいつのまにか、ふいっとどこかにいってしまっておりました。

 森の広場をたずねても、あの小さなテントはありません。


 ふしぎなひとだったね。また、どこかであえるかな?

 きぐるみをきた、ちいさな妖精たちは、そんなふうにはなしあうのでした。


挿絵(By みてみん)


 おしまい。


↑びふぉー

もぐもぐからの~ズルッ

↓あふたー

挿絵(By みてみん)



森の賢者の正体は……ええ。バレバレですね!


次回は通常パート。新章突入です。

『月萌杯』に向けラスト一週。特訓と短期留学? で、土曜開催の第一戦に備える予定です。

張り切っていきます♪

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― 新着の感想 ―
[良い点] 童話テイストでほっこりしました。 [一言] 11/18の割烹から来ました。 イラストもいいですね。
[良い点] 400話おめでとうございます! ミライたちがかわいくて、ほっこりしましたー! イラストも素敵ですね!
[良い点] 凄っっい素敵なお話にFA使ってもらえてありがたいですうぅ(≧▽≦) 賢者様の帽子がすごい!高性能! 夢のつまった機械帽子に感動です! 日向さんの考えるアイテムはやはり可愛すぎますぅ(〃´ω…
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